七章の登場人物とあらすじ
○オウリ
サイカ族出身の若手商人
○カナシャ
シージャ族。クチサキ(巫女)の力を持つ
●サイカ
アヤル商会の人々
○アラキ 頼れるおじさん
○キサナ ノリの軽い格好つけ男
○ユラ アラキの養い子 もう大人の女性
イタン村 オウリの家族
○イップ 父 茶畑経営
○トゥーイ 母
○タイガ 長兄 オウリに対してキツい
○リガン 次兄 無口で職人気質
○カエ タイガの妻
○チマ タイガとカエの娘
○レア リガンの妻
●シージャ
パジ カフラン商会の人々
○カフラン 優男で曲者な商会主
○ナモイ カフランの抑え役
タオ
○イハヤ 族長の息子
●カツァリ
○ルギ 腕のいい弓使い 次期族長
○トゥガ 現族長の息子
○シュナ 現族長の娘 先日殺されかけた
◆ ◆ ◆
カツァリの族長選が一段落して、オウリは故郷経由で帰路につこうとした。
しかしサイカに入ったところで渓谷上流にくすぶる煙を発見。峠の向こうのアニ族からの襲撃だったのだ。
復讐に向かう故郷の人々と合流し、共に戦うオウリ。アヤル商人達の非公式な加勢もあり、速やかに撃退する。
故郷イタン村では長兄に子が産まれていた。次兄の妻にも挨拶し、少しずつオウリが変わっていくのを感じる家族達。
その後アヤルの町に立ち寄ってからパジへ下りる予定のオウリのもとに、何故かカツァリで別れたばかりのシュナとトゥガが訪ねてくる。サイカの女達の暮らし方が、シュナの求める改革の参考にならないかというのだ。
シュナの案内はキサナに任せ、トゥガは近隣の情勢について情報を集める。そこにパジ経由、イハヤまで現れる。やはり不安定なこの地域を案じて来たらしい。
だがカナシャがオウリを待ちわびていると聞かされ、オウリは急いで帰ることに。夕暮れに帰り着いたパジで迎えてくれたカナシャ。久しぶりの再会に愛おしさがつのり、オウリはつい口づけてしまう。それを受け入れてくれたカナシャ。
しかしカナシャを探しているとおぼしき何者かが、とうとうパジの町にも現れたのだった。
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