MISSION 12 : 戦争前夜
─────その日、赤鋼帝国の首都上空に現れた謎の飛行物体は、
ひとりの同国の捕虜を投下して去っていった。
「────そうか、兄上も考えた物だな」
赤い肌に鋭い視線、大きな一本角の赤族レプリケイター……
「……お恥ずかしながら、生きて虜囚の辱めを受けた身で失礼しますが……!
ヤツらの小賢しい作戦に乗るのはおやめください、皇帝陛下!」
「ハル・ヴェスタルだったか。ハル家は勇猛果敢さが代々の良さだが、少々は今の戦の知略もつけたほうがいいぞ?」
「え……?」
「いやすまん。気持ちは分かる。あの兄の掌の上で動かされるのは結構癪だからな。
だが、兄も兄の周りも、武人ではないが戦の定石は理解しているのだ」
ふ、と笑って、皇帝ゼノバシアは手紙を懐に丁寧にしまう。ただし入っていた封筒は丸めて捨てた。
「……陛下、どういう事でしょうか……?」
「乗るしかないのだ、ヴェスタル。
兄はオレ達帝国に、どうやっても乗るしかない戦いを強いてきた。
はは!それほどか、海の向こうの人間という物どもの力は?
ようやく重い腰を上げたか。
お膳立てされたからには、受けないのも無作法!」
ゼノバシアは、周りの臣下へ向き直り、命令を出す。
「行くぞ!蒼鉄王国との決戦である!!
203平原へはオレも出る!!」
その言葉にざわつく周りの臣下たちだった。
「陛下!!またですか!?!」
「仮にも一国の皇帝なんですから、ホイホイ出て行かないでください!!!」
「兵の指揮は我々に任せて!!あなたは他の仕事もあるでしょう!?」
───ムルロア・ゼノバシアは、ただ王子だったわけではなく元々蒼鉄王国の軍の将軍職で、
それも戦略や戦術での指揮よりは前に出過ぎるタイプの勇猛果敢なレプリケイターであった。
それは、一つの帝国の皇帝となって、割と真面目に内政もできるししている今でもあまり変わらないのが、臣下たちの悩みでもあり、仕方のない性だった。
「すまないが今回は意地でも前に出るぞ。
出る理由ができた!
心配するな!!オレが死んでも息子のウォーロフがなんとかするだろう!!アイツの方が政治がうまい!
それにどうせお互いここを決めなければ、なぁなぁな疲弊した国を立て直すような自体になるのだ、皇帝の一人や二人死んだ混乱と変わらん!!」
「皇帝陛下!!あなた、そういうところが本当無茶苦茶ですぞ!?!」
毎度のように側近の皆が言い飽きたセリフを吐くのも日常だった。
「まぁだから兄の国の奴らに嫌われたのだろうよ。
まぁ聞け!どのみち奴ら、この戦いに勝てねば経済が死ぬと泣き言まで言っている!
これはこちらの
それにこちらとて前回の攻勢でこちらも戦線が伸びている。
我が帝国の農地の収穫も近いからな……
ここで打撃を与えておいて休戦交渉も考えねばならんと言ったのはどこの誰だったか忘れたか?」
そして困った事に皇帝ゼノバシアはただのバカでは無かった。その方が良かったかもしれないが。
「それとこれとは話が別ですがぁ!?!」
「どうせ、『我が国の最終兵器』も出すだろう?
アレを操れる貴重な乗り手の一人はオレだぞ!
はい決定!皇帝権限!!
じゃ、すまんがちょっと個人的な用意があるので失礼する!
あと、そこのハル・ヴェスタル中尉は丁重に扱ってやれ!裏切り者では無いし、だとしてもぞんざいに扱っては帝国の名折れだからな!」
「あー!まだお話は終わってませんが陛下!?
陛下ー!!」
─────強引にその場を後にした、赤鋼帝国皇帝ゼノバシアは、全力でダッシュを始めていた。
「あ!父上!!
またあなたは皇帝のくせに大臣や臣下の皆に苦労を!!」
「よく来たウォーロフ!!お前のお小言の前に話がある!!」
途中、出会った実子であるムルロア・ウォーロフが何か苦言を言う前に幼い頃からやる様に抱え上げ、即座にそのまま自らの部屋に走って入る。
「ちょ……父上何を!?」
「すまんが、こればかりは臣下にも聞かせられん。今はな。
兄上から手紙が来たのは知ってるだろうが、泣き言と決戦の誘い以外に見過ごせない物があった。
お前に話す。今は黙って父の言葉を聞け!!」
と言って慌てて扉を閉めて、窓も施錠し、誰も近くにいな事を確かめて……皇帝は近くの絵画───オリジナル・ワンが何かを話す瞬間を書かれた物を外して、裏の壁に埋め込んだ金庫を急いで開ける。
「どうしましたか!?父上がそこまで慌てた姿を初めて見ましたが……」
「…………お前は我が祖父、建国の父ムルロア・ガイロシアの話をどこまで覚えている?」
え、とウォーロフは疑問の表情を浮かべ、それを見てゼノバシアは仕方なさそうな笑みを浮かべる。
「じゃあ、我が祖父が絵画を趣味としていたことは?」
「聞いております……そのオリジナル・ワンの絵もひいお爺様の作品と」
「じゃああの人がかつて、殺され尽くした我が種族の一つが住む地に行ったことのある話は?」
「……いえ?聞いておりませんが」
「手短だが、その昔話を話す。重要な事だ。
我らが、内陸に住むのは海岸近くにいる巨大な怪物どものせいなのは聞いているな?」
「無論です。今の戦力ですら、一体倒すのに一苦労と」
「───かつて遠方の海の近くには、我々より科学が進んだレプリケイターの文明があった。
その怪物すら従えるような物が。
彼らは『
かつて、祖父ガイロシアは世界を絵で記す旅の為に一人、蒼族の住む地から離れ、
偶然その地へと足を踏み入れた。
これがその証拠だ」
渡したのは、いくつかの額縁だった。
1枚目、白いレンガ造りの街並み写る大通りと、遠くに映る海。
そして、肌が蒼族以上に深い青で塗られたレプリケイターが正確に描かれていた。
異世界の美しい街並み、と言う感想と同時に、実在感をとても感じる絵がそこにあった。
「…………なんて綺麗な……絵だ……
ひいお爺様……画家となってもきっと名を残せたでしょうに……」
「いやそれはない。
あの人は、絵を売らないからな」
「しかし……俄に信じられませんね……」
「まぁ、コレだけではな。
色々な絵があるが大半がスケッチだ。
色の塗られた絵はそれを含め3枚だけだ。
複製を含めると、4枚になるがな」
額縁の絵は大半が、黒と白だけで描かれていた。
きっと絵の具が足りなかったのか、あるいは……
ふと、一つの絵に驚くウォーロフ。
それは、おそらく先ほど父のゼノバシアに言われた色のある絵の一つだろう。
問題は、そこに書かれていたモノ。
レプリケイターに似た身体、しかし手は二つ、足も二つ。
胸の膨らみもなく尻も大きくない。
目が二つ、顔と思わしき部分の口元にはモジャモジャした髪の毛に似た白い何かが生えている。
「これは……オリジナル・ワンに似ている……だが違う。まさか!?」
「報告を受けた、大陸の向こうに住む『人間』、その雄、いや男だ。
両性具有の我々と違い、男も女も自称に過ぎない物ではない。本当の男だ。
この絵のタイトルは、『茶色じい』。
この茶色じいは、海から流れ着いた奇妙な住人だったらしいが、この
「では、既にかの者たちと接触していた種族がいたと!?」
「ああ、いた。
そして─────コイツに殺され尽くした」
ゼノバシアが渡した、もう一つの絵。
「うっ……!?」
それはあまりに恐ろしい絵だった。
虫のような黒い怪物、殺され尽くす
その中心に奇妙なほど綺麗に描かれた、オリジナル・ワンに似たモノ……人間の少女の横を向く絵。
「なんだ……これ……」
「恐ろしかろう。俺は、その真ん中の白髪の何かに恐ろしさを感じた。
周りの虐殺の中、流れる地の海の中、平然と静かに歩く何か……汚れもせずにそこだけ輝いたように存在するコレに!」
「…………悪魔か……?」
「ああ。タイトルがそうだ」
白髪の少女の横顔は、レプリケイターの小さき頃の少女と目の数や肌の色以外変わらない静かな顔だ。
その周りの阿鼻叫喚の地獄絵図、あらゆる苦痛の表情と虚無の死に顔に彩られた中、そこだけが静かな印象のがあまりに恐ろしかった。
「────コイツを、我々は、
そう、我が赤鋼帝国の中心にいる皆が一度、直に見たことがある!」
「え!?」
「コイツの存在が、あの忌々しい『第7次海岸地域制圧戦』────クソ親父に揉み消され、兄も黙るしかなかったあの事件のせいで、オレは皆を引き連れて国を二つにせざるを得なかった……!」
「どういうことですか!?
第7次戦といえば……父上の唯一の汚点であり、皆が口をつぐむ最悪な作戦だったと!?
我が軍の消極派の横槍のせいで充分な弾薬や物資が確保できず、あなた方の頑張りでなんとか半数を撤退させられたという、悪夢の作戦だと!?」
「…………それは、嘘なのだ。
息子よ……お前にも話せなかったのには、理由があるのだ」
ゼノバシアは、そう話すと、苦虫を噛みつぶしたような顔を見せ、一度大きく息を吐く。
「…………我々が帝国を起こした理由は、その後の対応で辛酸を舐めさせられたからなのだ。
その後に、武家や軍人の私有武器の排除や冷遇があったから、我々は帝国を築いた。
だが────今でも作戦に関して言うのなら、アレは仕方が無かったのだ。
アレだけはクソ親父といえど罪はない。
まして……兄が、ムルロア・ヘーリクスという人間が撤退の指示をアレほど早く出さねば、このオレですら死んでいた」
「一体何が……?」
「悪魔が、その絵画に描かれた兵器を持って現れた。
この絵の通りの事をした」
ゼノバシアはこの時、説明と共にその意識が遠い昔にあった出来事に、まさに時間を遡ったように戻っていくのを感じた。
────16年ほど前の話だった。
大型の海岸に住む生物を一体倒した時、現れた黒い巨大な虫の群れ。
それはまるで、洗練された軍のように動き、こちらの手の内を読み、そして虐殺していった。
こちらの武器は一切効かない硬さ。
そしてこちらの防御を簡単に突破する攻撃手段。
絶望の黒い蠢きの向こうから、現れた白い髪の悪魔。
瞬時にそれが大将だと理解したゼノバシアは、この時自らも前に出て戦っていたのもあり、銃をとってその眉間に一発叩き込んだ。
敵将を討ち取った。
だが、その喜びをかき消す事態が起こった。
「────なるほど、それなりの力をつけたようですね」
目を見開いて死ぬ白髪の悪魔を、見下ろす同じ顔。
「認めましょう。あなた達の力を。
あなた方は、我々の明確な脅威。
人類と競合する、もう一つの火星文明」
続々と増えていく、恐ろしい悪魔達の同じ顔。
「あなた達は、いずれ必ず滅ぼさなければいけない。
───今は、運の良いことにあなた達の本来の敵に助けられましたね?」
その顔の悪魔を踏み潰した、海岸に住む巨大な生物の脚。
だが、奴らはレプリケイターも、黒い虫も関係ない。
そこからは、必死に逃げた。
ゼノバシアは、忘れられない。
あの時の無力感、あの時感じた得体の知れないものへの恐怖。
そして、悪魔の言葉を。
「────兄はオレが帝国を作る前日、オレのこの真実を聞いて言った!
『悪魔が実在したのなら、いずれはその言葉通り我々を滅ぼしに来るだろう』
兄は間違いでは無かった!
道は違えたが、オレは兄の思慮深さと洞察を今でも尊敬している……そして、今回の事態が来た」
ゼノバシアは、実子のウォーロフに今まで見せたことがないと自覚するほど震えて、語気を荒げてしまっていた事に気づいていた。
気づいていて、息子の不安そうな視線を受けても止められなかった。
少し、せめて親として皇帝として、息を整えるゼノバシア。
「……兄の手紙は、こちらへの挑発だけではない。
2枚目がある。コレはオレにだけ向けたものだ。
コレによればあの人間たちは、ハル・ヴェスタルの報告通りオリジナル・ワンと共に来て、その本人の口から我らの起源と本来の敵の話、
そして、自らもあの悪魔────名をグートルーンというらしい物に作られたこの星の本来の持ち主であるらしいとまで書いてある」
ウォーロフに手紙を渡して、ゼノバシアはその内容を説明する。
「では……悪魔こそが創造主……??」
「ああ。だが、望んで作ったわけではない。
この星は我らが生まれるその前は死の星であり、我らが……我らの先祖が生まれたのは、星の命を取り戻す科学の奇跡の副産物らしい」
「では、彼らは悪魔の仲間……?」
「それも違う。
かの人間たちは、かつての悪魔と手を切り、本来住んでいたあの空の向こう……宇宙にある別の星の仲間と手を組み、戦うための術を、我らの決戦の地に落ちてくるらしいそれを手に入れるために、兄と協力しているのだ!」
「それは……つまり蒼鉄王国は、彼らに協力する事で、その力の、超科学の一端を手に入れようと!?」
「そうだ!
それがどれほどの力かは、既に我々が苦労したあの海岸の怪物どもをものの数分で殺したことで証明されている!!
蒼鉄王国は、その意味で一歩我々より有利になった!
なにせ、その力を持つ人間と事実上の一時友好関係を築いたのだ!!
この意味がわかるか!?」
流石のウォーロフも、それが一大事なことは理解できた。
「……こ、この戦いに負けた我々は……戦線の後退だけではなく……
蒼鉄は勝利と土地、そして人間の科学のおこぼれを貰う。
例え、それが相手にとって、くれてやっても良い技術だとしても、」
「兄の国の時間は20年は進む。
いや、200年もあり得る!!」
「それでは……例えその戦いで、相手が有利な停戦交渉をした上で、軍拡の期間を与えては!」
「2年後は再びここは蒼鉄王国の旗が立つ」
「いや、父上、それはまだ最良の話です!
あなたやあなたの臣下は、きっと戦い続けるでしょう!?
あなたが利口になっても、利口になれないものはいます!
例え、元はあなたがたの治めた国の民が望まなくても……最悪はそんなただもう争いが嫌なだけの民を、誰か敗北した武人は『裏切り者』と言ってそこから略奪するようになる!!
…………始まるのは、永遠の敗北を認められない誇りを失った力あるものの、果てしない憎悪による嫌がらせではないですか!?」
───このウォーロフの言葉は、言わばパルチザンやレジスタンスと言った言葉で表される、占領に反対する者達の人間世界の言葉である。
そして、その行き着く先の大義のない野党同然のテロリスト達の事を言い当てていた。
「お前が聡明な子に育ったことは誇りだ。
お前なら、オレが戦場で死んだところで、この国をまとめ上げられるな」
「バカなことを!
私が皇帝になるとすれば、父上がその手とその口で、引退し隠居すると誓う時です!!
墓前で即位の報告など……!」
「……だがな、オレは今回死ぬかもしれんな。
相手は、人間の助け抜きでも、オレ達と渡り合う兄の育てた大国だ。
でなければ、あんな作戦をわざわざするとは言うまい」
と、一枚目の手紙にあった作戦図を見せる。
「奴らは、この平原の右翼部分に集中的に兵を配備した上で、戦地全体に一大攻勢をかける」
「これは……しかし、この配置では左翼側に予備兵力を投入すれば、」
「オレ達は首都まで駆け抜けられる。
だがな────この一見薄い左翼にいるのは、我らの科学の数百年先を行く人間たちだ!」
ドン、と左翼側の作戦図を叩くゼノバシア。
「オレ達は、右翼側の攻勢を耐え抜き、左翼側を『200年後からの挑戦』に打ち勝つ事でしか、未来がない。
この203平原を何としてでも死守し、落ちてくる奴らのより早く『宇宙からの技術』とやらを手に入れる!」
「しかし、そんな物を手に入れても、
「だがオレ達には人間相手に、条件付きでコレを返すと提案できるだけの頭があることを示せるわけだ。
これで、奴ら人間と蒼鉄を巻き込んで、最低でも両国に人間の科学技術を輸入し学ぶ機会を平等に手に入れるようにはできる。
そうすれば、最も落ち着いた形の停戦にも運べるはずだ。
兄とまだ戦うにしろ、国境を挟んでそろそろ仲良くなるにしろ、ここが重要な
「…………驚いた。
お父様は、それらを成し得た最良の皇帝として、その名を歴史に刻むおつもりですか?」
「いや、それはお前に譲る。
オレはせいぜい、戦場で勇猛に最初に突撃し、最後まで武器を手に取った武人として名を残す方がいい。
第一、名君が臣下を振り回しては、息子に毎回叱られるか!?」
はっはっはっは、と豪快に笑うゼノバシア。
……しかし、その体にウォーロフは抱きついた。
「……?」
「……生きて帰ると、約束してください」
ウォーロフは、泣いていた。
涙を流した目で、ゼノバシアの顔を、目を真っ直ぐ見る。
「お父様。生きて帰ると約束してください。
私は嫌です。国は遺産なんかで受け取りたくはありません。
…………生きて帰ってきて……お父様……!」
「…………ふ。
お前は生まれて片手で数えるほどしか
いつも難しい我儘しか言わない子だ……
オレの子だ……どうしようもなく」
そ、と深く抱きしめるゼノバシア。
今この瞬間は、ただひとりの親として。
「……オレには策も、この帝国には秘密兵器もある。
凱旋してみせよう。
必ずな」
「……はい……!」
「……ああ、後お前も男児なのだから、我が愛しのエレインのことはくれぐれも頼むぞ?」
「お任せください。
ただ、お母様が健在で良いのですか?
あなたが戦地から帰る度に、必ず公の場で皇帝をぶん殴る女なんですよ?」
「だから皇帝の妻とした」
ははは、といつもの掛け合いに笑う親子二人。
「……私だけではなく、お母様のためにも必ず帰ってくるようにくれぐれも重ねてお願い申し上げます。
あなたの墓を蹴り割る拍子で足を怪我したらどうするおつもりですか?」
「させるか。
オレのために女を泣かせるような事など」
改めて、ゼノバシアは兄のヘーリクスからの手紙を見る。
「だが兄よ……あなたの懸念も分かる。
この戦い、ともすれば敵が突然増える可能性もある……」
***
────はい、いつもの傭兵系美少女、大鳥ホノカちゃんです。
いやー、未知の文明、見た事ない生き物とか、隠された歴史とか色々あったね……
でも、そんな心躍る冒険じみたことも終わりなんだ。
え?なんでって?
もー言ったじゃんさっきー?
私は、『傭兵系美少女』の!
大鳥ホノカちゃんって!
「────集まったか。
────
全員で集まって、見たこともない大規模な
「稼ぎどきだな。
追加報酬付きの任務だ!!」
***
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