キャラクター

キャラクター紹介

[キャラクター紹介フォーマット]


●所属組織●←登場人物の所属です。


【キャラの名前】 Ⓥ

年齢:年齢です。 性別:男 or 女

身長:cm表示

髪色:髪の毛の色です。 長さ:髪の長さ

虹彩:目の瞳の色です。

体型:登場人物に対する


 紹介するデータは、全てヴィクター調べ。成長中の者がいたり、数値は小数点以下切り捨てとなっている他、ヴィクターによる調査結果の為、実際の測定値とズレが生じている可能性があります。また、ヴィクターの関心が薄い男性キャラクターは、一部データが記載されていません。

 尚、キャラクターの身体データは、ヴィクターがカナルティアの街に到達した時点(28話)のものとなっております。また、説明文は最新話に準拠させる予定です。その為、度々修正や加筆があるかと思いますが、ご了承下さい。


 キャラの名前の右横にあるⓋは、ヴィクターとの肉体関係があるキャラ(最新話に準拠)を示しています。


 






●ノア6●

 崩壊前に閉ざされた施設で、210年の年月を経て、覚醒した者達。彼らが今後、世界にどんな影響を与えていくかは未知数。


【ヴィクター・ライスフィールド】

年齢:232歳(実年齢22歳) 性別:男

身長:183cm 

髪色:ダークブラウン

虹彩:ヘーゼル

体型:筋肉質


 本作の主人公。成り行きで、連合軍総司令官という肩書きを得て、ノア6の設備を用いたチートで、崩壊後の世界に立ち向かう。

 ロゼッタと行った軍事訓練のお陰で、崩壊前の特殊部隊員並の戦闘力を獲得しており、大抵の人間は相手にならない。また、元は大学で研究をしていた為、豊富な知識と技術を持っている。何気に博士号所持者であるが、身分はポスドク相当だった。

 色々あったが崩壊後の世界に順応し、女の子を作ったり、強請ゆすったり、拉致したり、購入したりして、自分のハーレムを築いたりと、崩壊後の世界を楽しんでいる。そのせいか、セックス依存症気味である。前述のせいか、はたまたコールドスリープの影響か絶倫。

 好きな女性のタイプは、金髪(天然の)と爆乳。


 7日間戦争、モルデミール潜入、スーパーデュラハン討伐を経て、晴れてAランクレンジャーへと昇格。それと同時に、ギルドマスターより本部へと召喚を受けて、旅に出る。




【ロゼッタ】Ⓥ

年齢:0歳(外見は18歳前後) 性別:女

身長:176cm 

髪色:金 長さ:ロング

虹彩:赤

体型:セクシーダイナマイツ! 女神!


 女性型バイオロイド。ノア6の生物実験棟に保管されていたバイオロイド胚を、ヴィクターが孵化させたもの。その中枢には、ノア6のマザーコンピューターのAIが同期している。

 ダイナマイトボディの持ち主で、美しいロングヘアの金髪と共に、バイオロイドの特徴でもある赤い瞳が、妖艶な雰囲気を醸し出している。身体は、作製する際にヴィクターの好みが反映されている為、胸が大きい。

 主に、ノア6からヴィクターをサポートしている他、緊急時はノア6より出動し、戦闘や諜報等の活動に従事する。

 バイオロイドの為、学習装置との相性が良く、必要な技術はすぐに身に付けてしまう。現在はヴィクターを上回る戦闘力を身に付けた為、ノア6にて教官役として機能している。

 現状、作中最強である。





●ガラルドガレージ●

 ガラルドの家。カナルティアの街における、ヴィクターの活動拠点。そして、そこに集ったヴィクターの仲間達。


【ガラルド・ラヴェイン】

年齢:53歳  性別:男

身長:178cm 

髪色:グレー(白髪)

虹彩:ダークブラウン

体型:筋肉質だが、少し腹が出てる。


 ベテランのレンジャーで、気の良いおっちゃん。単独で、死都に秘密基地ベースキャンプを構え、スクラップの回収と、死都の観測を行うという、崩壊後の世界では正気を疑われる、危険な任務を平然と行っていた。

 キラーエイプの群れに追われていたヴィクターを、危機一髪のところで救出し、その後崩壊後の世界で生きていけるように教育を施してくれた。

 野盗の凶弾から、ヴィクターを庇って死亡。

 カナルティアの街で唯一の、A +ランクレンジャー。

 実は過去に、ギルド本部に所属していた経歴があり、スーパーデュラハンの討伐経験もある。




【カティア・ラヴェイン】

年齢:18歳  性別:女

身長:169cm

髪色:栗色 長さ:ミディアム

虹彩:グリーン

体型:いいケツ、着痩せ、脱がせたら意外と…


 ガラルドの弟子を名乗る女性。ウェルギリウス孤児院出身。

 狼旅団に捕らえられたところを、ヴィクターに救われる。その後、ヴィクターとパーティーを組む。

 後に、ガラルドがギルドに養子縁組の手続きをしていた為、ガラルドの養子となっていたことが判明。ガラルドの遺産であるガレージは、カティアが相続した。

 お金大好きっ娘。家事の才能はゼロで、家の中では下着でうろついたり、脚を広げて座るなど、だらし無い。

 酒に酔うと、銃を乱射するなどして大暴れする為、“乱射姫”の異名で、街の住人から恐れられている。だが、ガラルドの弟子を名乗るだけあり、動物的な勘に優れ、射撃能力や戦闘能力は崩壊後の世界ではかなり高い。




【モニカ・ルーンベルト】Ⓥ

年齢:19歳  性別:女

身長:167cm 

髪色:ライトブラウン 長さ:セミロング

虹彩:ブルー

体型:普通の女の子


 カナルティアの街の高級服飾店、ローザ服飾店の元職人。専門は革細工レザークラフトだが、それ以外にも裁縫や洋裁まで何でもこなす。ちなみに12歳から修行している。

 レンジャーズギルド、カナルティア支部の副支部長、パンテン・ルーンベルトの娘で、彼の悪事がヴィクターによって暴かれた際に、連座を食らって奴隷落ちに……。その後、オークションにて6000万Ⓜ︎という大金で、ヴィクターに競り落とされた。

 買い物の時にすれ違った男が思わず振り返る程、可愛らしい顔立ちをしている。その為、ストーカー被害に遭ったり、人質にされる事が多い。

 崩壊前のファッションに興味があり、ヴィクターに貰った雑誌や専門書で色々勉強している。




【ミシェル・エルハウス】

年齢:14歳  性別:女

身長:155cm 

髪色:金 長さ:ショート

虹彩:ブルー

体型:スレンダー、小柄


 ヴィクターがカナルティアの街を訪れた際に出会った、レンジャーの少女。当初はクエントに師事していたが、クエントの失恋と、続く失踪により破門になったところを、ヴィクター達に拾われる。

 ポジションは、クエントと同じ“スカウト”で、鍵開けが得意。他にも基本的な道具の作製は習っており、手榴弾や地雷が作れる。

 5人の兄がいる環境で育った為か、ボーイッシュな雰囲気で、よく男の子と間違われている。ヴィクターも、しばらくは彼女が女だとは気がつかなかった。

 本人は、女だと色々と舐められると考え、自分が男と認識されていることに対して、わざわざ訂正しないようにしている。だが、人に嘘をつくのは抵抗がある為、自分の性別が絡む話は、避けたり、はぐらかしている。

 また、レンジャー登録は本来なら14歳から可能だが、彼女は登録時に年齢を詐称しており、現在14歳にも関わらず、Eランクである。(本来ならF)

 人よりも成長が遅い体質で、生理が重く、いつも難儀している。家事スキルが非常に高く、料理の腕前はヴィクター一行の中でも随一であり、ガレージの食事を担当している。




【ミリア】

年齢:14歳  性別:女

身長:155cm 

髪色:ストロベリーブロンド 長さ:ロング

虹彩:ブルー

体型:トランジスタグラマー


 カナルティアの街で万引きしていた所を、ヴィクターに捕らえられた浮浪児。その後、ヴィクター達一行に拾われ、行動を共にする事になった……事になっている少女。その正体は、かつての敵性都市:モルデミールの姫君である。

 非常に珍しいストロベリーブロンドの髪の持ち主で、光に当たると髪がピンク色に見える。身長は、ミシェル同様まだ成長中であるが、胸は既に身長に対して立派に育っており、非常に悩ましい身体つきをしている。なお、胸もまだ成長中とのこと。

 バイセクシャルであり、同性のミシェルの事が大好きで、いつか(性的に)結ばれる事を夢見ている。

 かなり頭が切れ、確定していた自身の処刑を覆したり、ヴィクター達の庇護を受ける事に成功している。その後は、ノア6での自衛訓練や、レンジャー活動、グラスレイクの経済的発展、ヴィクターの投資を受けた自身のビジネスなど、さまざまな活動をしている。





●レンジャーズギルド カナルティア支部●


【シスコ・デロイト】

年齢:63歳  性別:男

身長:171cm 

髪色:白髪

虹彩:ブルー

体型:痩せてる


 カナルティア支部の支部長。ギルドの評議員という、偉い地位に就いている。いつも飄々とした態度だが、抜け目なく、ヴィクターからは警戒されている。

 昔は、ギルド本部直属の執行官だったらしく、色々とギルド内部の事情に詳しい。また、その時の名残か、彼の使用しているステッキは仕込み杖となっており、把手とってを引き抜くと、ブレードが出てくる。

 酒好きで、ギルドの経費で酒を買う為に、Bar.アナグマを作ったらしい。




【フェイ・ライスフィールド】Ⓥ

年齢:21歳  性別:女

身長:172cm

髪色:ダークブロンド(焦茶色) 長さ:ロング

虹彩:ブラウン

体型:ナイスバディ、脚きれい!


 カナルティアの街の、レンジャーズギルドの受付嬢をしている女性。普段は眼鏡をかけているが、外すと大分印象が変わる。先輩達が皆、結婚や産休でギルドを去ってしまった為、まだ若いながら支部長の秘書を務めており、受付嬢達のリーダーも務める敏腕受付嬢。

 野盗に囚われたカティアの救出を、ヴィクターに依頼する。当初、ヴィクターとはすれ違い、お互いを誤解して犬猿の仲だったが、上記の事件をきっかけにヴィクターと恋仲になる。その後、ほぼ通い妻と化し、ヴィクターの事を「ヴィーくん」と呼び慕っている。

 妄想癖があるのか、たまに「ヴィーくん好き好きスイッチ」が入り、だらしない顔を晒す。そんな彼女の夢は、グラスレイクに建てられたヴィクターの邸宅で、子供を一杯産む事らしい。

 カティアやジュディ達と同じく、ウェルギリウス孤児院の出身であり、彼女達の先輩にあたる。カティアは実の妹の様に溺愛しており、甘いところがあるが、ジュディに対しては女性陣の中では唯一強く出る事ができ、ジュディは頭が上がらないようだ。

 孤児のため姓がなかったが、スーパーデュラハン戦後、ヴィクターと正式に婚姻。ライスフィールド姓を名乗る事になった。

 グラスレイクにギルドの出張所ができてからは、そこの所長に就いてギルド関連の管理を行っているほか、グラスレイクの村長夫人として村の発展に貢献している。




【アレッタ・ブランドール】

年齢:19歳  性別:女

身長:166cm 

髪色:ブラウン 長さ:セミロング

虹彩:ブラウン

体型:腰細い、多分プリケツ


 ギルドの受付嬢で、主に銀行関連を担当している。周りの個性の強い人物達に、少しオドオドしている。

 仕事は優秀で、受付嬢だけあってかなり可愛いので、男からの人気が高い。……が、夜な夜な金持ちのおじ様方の相手をしているという、黒い噂がある。

 ちなみにこの噂は、半分事実であり半分誇張である。彼女は日中忙しい父親(商会経営者、金持ち)と会っているだけであり、アレッタを狙っていた男が上記の場面に出くわし、盛大に勘違いしたというのが真相である。




【ブレア・レントン】

年齢:18歳  性別:女

身長:169cm 

髪色:金(染色) 長さ:ミディアム

虹彩:ブラウン

体型:いい腰つき、胸もそこそこある


 ギルドの受付嬢で、主に依頼の管理などをしている。ぶりっ子で、高ランクレンジャー(高収入)には媚びを売るが、低ランクレンジャー(低収入)はぞんざいに扱っている。

 実はかなり優秀で、普段はサボり癖があり仕事を溜め込むが、やる時の勢いは凄い。また、低ランクレンジャーには、有無を言わせず相応しい依頼(主に雑用)を押し付けているが、このお陰でカナルティア支部のレンジャー死亡率は低くなっている。

 ギャルっぽいが家事スキルは高く、ギルド職員寮の食事を全員分作ってくれたりする。

 意外とウブだった為、クエントと失恋中。





●ノア6私兵部隊●

 ノア6を本部に活動する、ヴィクターの私兵3人娘。戦闘から諜報、夜の相手まで、ヴィクターの命令は何でもこなしてくれる。

 また、ロゼッタを“ママ”と称して、絶対の忠誠を誓っている。

 元々は、カナルティアの街近郊で暴れていた野盗集団……狼旅団の構成員を拉致し、洗脳紛いの方法で味方にした娘達。その際に、色々と非人道的な目に遭ったりしているが、彼女達にとっては更生の機会になった。

 3人とも元孤児で、カティアやフェイ同様にウェルギリウス孤児院出身である。


【ジュディ】Ⓥ

年齢:18歳  性別:女

身長:180cm

髪色:赤毛(ワインレッド) 長さ:ロング

虹彩:グレー(薄い青)

体型:マッシブグラマー、アスリート、巨乳


 3人のリーダー格の娘。孤児院時代はカティアと同期で、昔は彼女に振り回されて、散々な目に遭わされていた。その影響で、閉所恐怖症である。

 ストイックな性格で、常に己を鍛えており、腹筋が割れている程。また、鍛えている為かスタイルが良く、筋肉質なだけでなく胸も立派なものを持っている。

 女だと舐められたく無いと思い、右肩と腰に彫ったトライバル系タトゥーが、逆にエロさを際立たせている(ヴィクター談)。ちなみに、臍にはピアスがついている。

 ヴィクターによる、徹底的な辱めに最後まで耐えたが、苦手な狭い所には敵わなかった。その後、色々あってヴィクター達の仲間になり、ヴィクターとも和解した。というより、今は何故かメロメロである。

 射撃はそこまで得意ではないのか、戦闘では主に接近戦を担当する。使用する銃は、散弾銃や短機関銃が多い。

 ヴィクターのお気に入りの娘であり、そのせいか武器の供与も他の二人と比べて多い。




【カイナ】Ⓥ

年齢:17歳  性別:女

身長:169cm 

髪色:ブラウン 長さ:ミディアム

虹彩:ヘーゼル

体型:健康的、普通


 カティア救出時に、ヴィクターによって投げ込まれた手榴弾の被害から、奇跡的に無傷で助かった娘。その後、恐怖漬けにされた後に疑似処刑され、ロゼッタの虜になり、ヴィクター達の仲間になる。

 ノーラとは同い年。お調子者らしく、語尾に「~っす」をつけているが、これは意図的な物らしく、焦ったり恐怖したりすると素の口調がでてくる。

 ロゼッタによる訓練では、ジュディの後方支援や、ノーラの観測員兼護衛として動けるように訓練されている。他にも、自動車の運転や、電子機器、罠などの扱い方を習っている。

 独特のネーミングセンスを持ち、ノア6で製造した乗り物などに名前をつけている。

 趣味は武器の塗装で、常人には理解し難い色の塗装や模様を自分の武器に施している。




【ノーラ】Ⓥ

年齢:16歳  性別:女

身長:160cm 

髪色:黒 長さ:セミロング

虹彩:アンバー

体型:貧乳、小柄


 カティア救出時に、ヴィクターによって投げ込まれた手榴弾で、大怪我を負った娘。右腕の負傷が酷かった為、一度切断した後、崩壊前の再生医療を駆使して腕を培養液中で再生。その後、ヴィクターの奴隷となることを条件に、右腕を治療された。

 孤児院時代から射撃が得意だった為、主に狙撃銃をメインに使用して、長距離射撃に特化した訓練をロゼッタから受けている。前述の治療の際、腕の神経にマイクロマシンをインプラントされており、その結果神経の伝達速度が向上し、引き金を引く際の速度が向上している為、狙撃タイミングを逃さない優秀なスナイパーとなっている。

 元々、根暗な性格だったらしいが、ノア6に来てからは改善傾向にある。とある事から染髪にハマり、髪の毛先を赤のグラデーションに染めたりしている。

 カイナとは同い年。





●ウェルギリウス孤児院●

 カナルティアの街北部地区にある、教会組織。ここの孤児院を出た子供達は、皆優秀だと言われている。


【ジェイコブ・A・ウェルギリウス】

年齢:65歳  性別:男

身長:181cm 

髪色:黒

虹彩:ダークブラウン

体型:細マッチョ


 ウェルギリウス孤児院の院長。皆からは「ジェイコブ神父」や「神父」と呼ばれている。神父と呼ばれているくせに、神を全く信じていなかったり、神聖な筈の礼拝堂で趣味のギターを搔き鳴らしたり、銃を乱射するなど、背教的な事を平然と行っているクレイジーな人物。

 経営者としては優秀で、人件費ゼロの孤児院の特性を活かして、子供達の教育・訓練と、生産活動を両立させている。

 昔、レンジャーとして活動していたらしく、最終的なランクはA。「宣教師」の異名を持っていたらしい。

 “アモール”出身で、昔は同郷のベアトリーチェと共に、世界を旅したらしい。

 戦闘時は、アサルトライフルや自動拳銃を使用する他、銃剣術の様な独特の近接攻撃術を駆使する、遠近共に隙のないかなりの強者。

 カナルティアの街中央地区の高級レストラン“ベアトリーチェ”の常連であり、愛車のバイクで足しげく通っている。




【ロイド】

年齢:20歳  性別:男

身長:176cm 

髪色:ブラウン

虹彩:ブルー

体型:普通


 孤児院の神父見習いで、孤児院の経営に関わっている。カティア達とは幼馴染で、常識を弁えている人物。だが、神父の行動には諦めの感情を抱いている。

 なかなかのイケメンで、近所の奥様方に人気がある。その為、孤児院の対外部門や、イベント企画などの仕事をしている。




【メリア】

年齢:18歳  性別:女

身長:155cm 

髪色:赤毛(オレンジ) 長さ:セミロング

虹彩:ブルー

体型:低身長巨乳ちゃん


 孤児院で、カティアの同期だった娘。卒院後も孤児院に残り、子供達の世話や、院の管理の仕事をしている。

 普段は、修道服を着ているが、街中に出る時は私服である。正直、仕事中は何であんな格好(修道服)をさせられているのか分からないが、可愛いからいいかと思っている。普段からポヤポヤしており、語尾を伸ばすような独特の緩い話し方をする。

 孤児院卒院後、街の大衆酒場で働いていたが、知らない男に強姦されかけて、精神を病み、孤児院に戻って来たという暗い経歴を持つ。

 上記の経緯から、男にセクハラされると性格が豹変して、攻撃的になってしまう。その際の戦闘力は、野盗の一団を一人で殲滅するほど。





●カナルティアの街●

 ヴィクターが、最初に訪れた崩壊後の居住地。崩壊後の世界では比較的治安が良く、文明度も高い。


【クエント・フレイザー】

年齢:24歳  性別:男

身長:178cm 

髪色:ブラウン

虹彩:ブラウン

体型:普通


 カナルティアの街でできた、ヴィクターの友人。Cランクのレンジャーであるが、まだ上がりたてで、仕事は必ずパーティーを組んでいる慎重派の人物。

 “スカウト”というポジションで活動しており、正面きっての戦闘は不得意だが、手先が器用で、地雷や手榴弾を自作している。彼の作った物は、街の警備隊が購入する程品質が良い。

 受付嬢のブレアの事が大好きで、遂に告白するが玉砕。自暴自棄になり、弟子であるミシェルを置いて、一人バイクで旅に出てしまった。




【ボリス・フラッグス】

年齢:42歳  性別:男

身長:198cm 

髪色:スキンヘッド

虹彩:ダークブラウン

体型:筋肉モリモリマッチョマンの大男


 日に焼けた、浅黒い肌を持つ筋骨隆々の大男。元はレンジャーとして活動していたが、現在は活動を休止して、昼は武器屋・夜はバーの「Bar.アナグマ」を営んでいる。

 スキンヘッドで、左目に縦にかけて傷痕のある厳つい顔貌をしている。元から厳つい顔なのだが、本人は厳ついのは傷痕のせいだと思っており、常にサングラスをしている。だがそのせいで、さらに厳つさに拍車をかけており、Barの客足は少な目。

 無口で、あまり自分の事を語らない為、彼の過去は謎である。




【ノーマン・マイズナー】

年齢:31歳  性別:男

身長:176cm 

髪色:ブラウン

虹彩:グレー

体型:見た目はシュッとしてるけど多分腹出てる


 見た目40代の30代。通称、『おっさん』。

 よく、街の南門詰所にいるが、実は視察と称して油を売っているだけである。だが現場に上官がいると、部下達は指示を仰ぎやすい為、現場では歓迎されているらしい。

 一応、警備隊長だがフランクな性格で、偉そうに見えない。実際、そんなに偉くはない。

 だが隊員達からの人望が厚く、警備隊全体の指揮権を掌握しており、有事の際、警備隊は彼の命令に従って行動する事になっている。

 若かりし頃、ガラルドに命を助けられ、その弟子であるヴィクターに期待して、何かと便宜を図ってくれる。だが、ヴィクターの名前を覚える気は無いらしい。最近は、お互いにおっさん呼び、弟子呼びを許容しつつある。




【ベアトリーチェ・P・コンティーニ】

年齢:63歳  性別:女

身長:168cm 

髪色:薄い金(白髪) 長さ:セミロング

虹彩:パープル

体型:歳の割に綺麗、昔は美人だったはず


 カナルティアの街の高級レストラン“ベアトリーチェ”のオーナー。昔はレンジャーとして活動していたらしく、最終的なランクはAで、「鮮血」の異名を持っていたらしい。

 ジェイコブ神父と同郷で、アモール出身。昔は二人でチームを組んで、レンジャーとして活動しながら、世界中を周っていたらしい。

 戦闘の際は、特注の刀剣と散弾銃を使用する。散弾銃の斉射で場をかき乱し、敵の混乱の中、鋭い刃で斬り込む戦闘スタイル。




【パンテン・ルーンベルト】

 カナルティアギルド副支部長。モニカの父親。

 狼旅団とグルになり、ギルドを裏切った為に極刑となり、自身は絞首刑、娘のモニカは連座で奴隷落ちとなる。





●エルハウス家●

 ガフランク農園連合を治めている一族。ミシェルの実家であり、7人の兄弟姉妹とその家族が一つ屋根の下で暮らしている(末っ子のミシェルは出奔中)。

 全員が金髪碧眼の美男美女揃いという、奇跡の一族。


【マリア・エルハウス】

年齢:26歳  性別:女

身長:168cm 

髪色:金 長さ:ロング

虹彩:ブルー

体型:スレンダーなモデル体型


 エルハウス家の長女。マシューの双子の姉で、二児の母。ミシェルの家事や料理の師匠。エルハウス家の料理は全て彼女が作っている為、兄弟達は彼女に頭が上がらない。

 レンジャーだった夫との間に二人の子をもうけるが、先立たれてしまった為、現在未亡人である。

 美人なのにレンジャーをしているジュディが気になり、話をしてみたいが、緊張して声をかけられない。

 収穫祭の際に、ヴィクターによる熱烈な求愛を受けて、なびきはじめている。

 ミシェルの事が大好き。シスコン。




【マシュー・エルハウス】

年齢:26歳  性別:男

身長:176cm 

髪色:金

虹彩:ブルー

体型:健康的な細マッチョ


 エルハウス家の長男。マリアの双子の弟で、エルハウス家現当主。

 ガフランク農園連合の会長であり、ガフランクの農業政策や自警団の運営など、若いながらもその手腕を発揮している。かなりの切れ者。

 自身の職責の重さを理解しており、未だに浮いた話がない。ジュディの事が気になってる。

 ミシェルの事が大好き。シスコン。




【ミロイ・エルハウス】

年齢:23歳  性別:男

身長:178cm 

髪色:金

虹彩:ブルー

体型:健康的な細マッチョ


 エルハウス家の次男。土いじりが好きで、いつも農園で農作業している事が多い。その為、日に焼けた黒い肌に、金髪碧眼というワイルドなイケメンになっている。ぱっと見チャラ男。

 エルハウス農園の、管理責任者的な立場をしている。女よりも、農園の方が大切という考えから、未だに浮いた話がない。だが、一目見たジュディの事が気になってる。

 ミシェルの事が大好き。シスコン。




【ムーウェン・エルハウス】

年齢:21歳  性別:男

身長:176cm 

髪色:金

虹彩:ブルー

体型:健康的


 エルハウス家の三男。エルハウス農園の畜産関係の責任者。マイペースな性格で、仕事を部下に任せては、自分はよく羊と昼寝している。ジュディの事が気になってる。

 ミシェルの事が大好き。シスコン。




【メビウス・エルハウス】

年齢:19歳  性別:男

身長:177cm 

髪色:金

虹彩:ブルー

体型:健康的な細マッチョ


 エルハウス家の四男。ガフランク自警団に所属している。普段は農園のパトロールや、害獣駆除などを行っているが、非常時には緊急展開を担う遊撃隊の隊長を務める。だがまだ若く、不測の事態に直面すると、長兄のマシューに指示を仰がないと動けないなど頼りない。

 ジュディに一目惚れし、ジュディの事が気になってる。

 ミシェルの事が大好き。シスコン。




【モーリス・エルハウス】

年齢:17歳  性別:男

身長:178cm 

髪色:金

虹彩:ブルー

体型:健康的な細マッチョ


 エルハウス家の五男。ガフランク自警団に所属している。ライフルの扱いに自信を持っており、少々驕おごっているきらいがある。

 ガフランク防衛戦時と収穫祭にて、自分よりも狙撃の上手いノーラにプライドを破壊され、それからは自分のこれまでの態度を改め、ヴィクターとノーラを除いて謙虚な態度を取るようになった。

 ノーラに対してライバル心を燃やしており、自分もレンジャーになろうとかと考えている。

 ジュディに一目惚れし、ジュディの事が気になってる。

 ミシェルの事が大好き。シスコン。



【マリアの子供達】

 マリアの子供で、男の子(4歳)と女の子(5歳)。当然、金髪碧眼。

 ジュディのたわわが気になり、触ってみたいと思っている。叔母であるミシェルの事が大好き。





●狼旅団●

 正式名、モルデミール軍機械化遠征旅団。敵性都市モルデミールの工作部隊で、カナルティア侵攻作戦に先立ち、様々な裏工作や作戦に関与していた。


【マーカス・フランベル】

 狼旅団の旅団長。階級は大佐。

 カナルティア侵攻作戦に先立ち、通商破壊と陽動目的でガフランク農園連合に侵攻。自らが駆るAM……AM-3 サイクロプスでヴィクターと対峙するが、機体にミサイルを撃ち込まれ、機体と共に爆散した。

 ちなみに、親衛隊の隊長に推薦されていたが、これを固辞して、自らの教え子であるギャレット・ロウ少佐を推薦した。モルデミール軍のAMパイロットの中では、かなりのベテランで、序列は3位だった。




【リロイ】

 マーカスの部下。ガフランク農園連合侵攻の際、車両部隊を率いていたが、ガフランク自警団の待ち伏せに遭い死亡。




【ガスタン】

 マーカスの部下。軍幹部の子弟で、手柄欲しさに無理やり狼旅団についてきたらしい。ガフランク自警団に捕らえられ、拷問の末に即処刑され、耕運機で文字通り土に帰った。

 選定の儀の際に、運悪くAMではなくテトラローダーを引き当てた為、出世街道から外れてしまった可哀想な人物。

 テトラローダーをジャルドーと名付け、魔改造していたが、ヴィクターに没収される。後に、このテトラローダーはチャッピーと名付けられ、ミシェルの専用機となる。





●モルデミール軍●

 セルディア北東部周辺を支配する、敵性都市モルデミールの軍隊。カナルティアの街への侵攻を企てる。


【デリック・エルステッド】

 モルデミールの最高指導者。ヴィクターと同じ肩書き「総司令官」を名乗り、軍を支配している。

 部下の意見や話はよく聞く方だが、自らの意見に従わない者を気紛れに処刑するなど、何処か狂人めいた雰囲気がある。それぞれ違う妻に産ませた、息子と娘がいる。

 モルデミールのクーデター発生時に、自らAMを駆ってヴィクターと対峙するも、敗北し死亡。




【ジャミル・エルステッド】

 モルデミールの最高指導者、デリックの長男。性格破綻者であり、部下への乱暴行為は日常茶飯事である。

 虐殺を楽しんでおり、自ら駆るAMの火炎放射器で村を焼いたり、しまいには諫めに入った部下すらも焼く狂人。

 モルデミールのクーデター発生時に、ヴィクターに乗機を奪われた挙句、自慢の火炎放射器で火だるまにされた後に、AMに踏みつけられて圧死した。




【ミリティシア・エルステッド】

 モルデミールの最高指導者、デリックの長女。ジャミルは腹違いの兄にあたる。

 生まれてから、ずっと屋敷で幽閉同然の生活を送っている深窓の姫君。その関係で、彼女に関する情報は非常に少ない。

 モルデミールのクーデター発生時に、錯乱した将兵に殺害された。




【アルバート・クランプ】

 カナルティア侵攻軍の指揮官。階級は准将。

 指揮官ではあるが、作戦の権限は全てプルート・スカドールに掌握されていた為、彼は部隊の運用を任されるだけであった。

 7日間戦争の最後でプルートと意見が対立し、直属の部隊を率いて、警備隊に降伏した。

 後に、カナルティアの街とギルドの後援により確立した、新生モルデミールの初代総帥となる。




【グウェル・アイゼンメッサー】

 モルデミール軍技術部の幹部。階級は技術大佐。部下達からは、博士と呼ばれている。

 崩壊前の兵器を、リバースエンジニアリングして復活させ、モルデミール軍の軍事力増強に長年関わってきた。だが、彼自身にはそのような意図はあまり無く、どちらかといえば、崩壊前の技術を解析することが生き甲斐となっている。

 孫娘であるエルメアを可愛がっている。

 モルデミールの公式記録では、他の元親衛隊員同様、クーデター後に行方不明となっている。恐らく、既に死亡したものと見られる。




【ギャレット・ロウ】

 モルデミール軍、親衛隊隊長。階級は少佐。

 モルデミールでの、AMの戦闘技術を競う大会である御前試合で、5回連続優勝しているエースパイロット。モルデミール軍で、彼に敵う者はいないと言われている。

 他の親衛隊員の機体が第二世代機であるAM-5で統一されている中、唯一旧世代機であるAM-3を使用している。機体の特性を熟知しており、戦闘時は分厚い装甲を活かして攻撃を受け流しつつ、接近戦を仕掛けてくる。

 クーデター後に、モルデミール郊外の荒野で大破した乗機が見つかった事から、モルデミールの記録では死亡した事になっている。




【ジーナ・エスパリア】

年齢:21歳  性別:女

身長:173cm 

髪色:ブラウン 長さ:ロング

虹彩:ブラウン

体型:スポーティ


 親衛隊第三小隊の小隊長。階級は中尉。

 モルデミールの軍人の家系で育ったエリートで、いわゆる箱入り。モルデミールを信奉しており、第三小隊の編成を完了させ、本来の任務に就こうと暴走していた。

 箱入りの為か、世俗に疎く、何処か抜けている。

 子供の頃に、選定の儀を受けさせられており、幼い頃から腕時計と専用AMを所持していた。

 モルデミールの公式記録では、他の元親衛隊員同様、クーデター後に行方不明となっている。恐らく、既に死亡したものと見られる。




【ティナ・エスパリア】

年齢:15歳 性別:女

身長:160cm 

髪色:ライトブラウン 長さ:セミロング

虹彩:ブラウン

体型:普通


 親衛隊第三小隊の隊員。階級は准尉。

 ジーナの実の妹で、親衛隊最年少の隊員。普段から姉にべったりであるが、他人に対しては生意気かつ辛辣な言動が多い。

 日の当たる所を歩く姉を守る為と、彼女自身の娯楽の為に、彼女は様々な裏工作に明け暮れていた。

 モルデミールの公式記録では、他の元親衛隊員同様、クーデター後に行方不明となっている。恐らく、既に死亡したものと見られる。




【エルメア・アイゼンメッサー】

年齢:24歳 性別:女

身長:169cm

髪色:黒 長さ:セミロング

虹彩:ブルー

体型:どたぷん


 親衛隊第三小隊の隊員。グウェルの孫娘で、両親は幼い頃に亡くなっている為、おじいちゃん子である。

 祖父と同じく技術屋であり、周りからは天才と謳われている。元々は技術士官であったが、女性のみで構成される親衛隊第三小隊の創設に伴い、引き抜かれた。

 かなりの巨乳の持ち主で、顔立ちも優しそうな美人であるが、奥手な性格なのと、祖父が軍の高官である事から男が寄り付かず、崩壊後の世界においては行き遅れの状態にある。

 モルデミールの公式記録では、他の元親衛隊員同様、クーデター後に行方不明となっている。恐らく、既に死亡したものと見られる。





●グラスレイクヴィレッジ●

 ヴィクターが狼旅団から助け出した、行き場を失った者達の村。村人達は皆、『マスク教』なる宗教を信奉しており、平和な生活を送っている。また、ヴィクターが秘密裏にモルデミールから連れて来た亡命者達も、この村に移住しており、現在急スピードで技術が発展している最中。


【司教】

 ヴィクターが狼旅団から救い出した青年。以前は、どこかの村の村長の息子だったらしく、事務能力が高い。村長であるヴィクターより全権を委任されており、普段は彼が村の管理を担当している。

 ヴィクターに心酔しており、『マスク教』なる新興宗教を立ち上げ、グラスレイク発展の傍ら、日々信者を増やすべく暗躍している。




【ロザリー&ジャンヌ】

 ヴィクターに雇われた、メイドさん二人組。ヴィクター邸の管理人として、住み込みで働いている。

 かつてはカナルティアの街の富豪、エコーレ家で働いていた。しかし、モニカ誘拐事件の際にエコーレ家が取り潰されてしまい、職を失ってしまった彼女達を見たヴィクターが申し訳なく思い、彼女達を雇い入れた。

 フェイの事を『奥様』と呼び慕っており、ミシェルの事は『先生』と呼んでいる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

設定・用語集 ウムラウト @umlaut

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ