作者より

あとがきと感謝と小話

というわけで、完結いたしました。とりとめのない話をします。あとがきともいう。


時間だけで言えば2年足らず、ですが、おそらく私の人生でも最も濃厚な二年間でありました。


生物的にややアレな私ですので、小説は色々な人とつながるためのコミュニケーションツールとしても機能しており、それゆえにこの作品が終ってしまったことで、とてつもない満足感と、圧倒的な寂しさが押し寄せております。


ですが、この物語はピリオドを打つ必要性のある作品だと思っておりますので、大変に名残惜しく思っていただけるうちに、区切りをつけられたことを喜ぼうと思います。


というわけで改めて、あらゆる形でこの作品を読んでくださったすべての読者の皆様に感謝をお伝えします。


今や膨大な数で娯楽が溢れる時代のなかで、この作品を読んでいただき、様々な感想や支援を頂けるというのはまこと、幸運でありました。国外の方からも感想をいただけたりもして、何というか本当に幸せな日々でありました。


それらの感想が、作品に大きな良い影響を与えてくれました(実際、読者の期待に応えねばと丸々書き直すことになった章がry)


多くの支援がこの作品を押し上げてくれたと心から思います。本当にありがとうございました。


今後の活動ですが、やはりひとまずは皆さまのおかげで出版できることになりました、書籍版「かくして少年は迷宮を駆ける」を中心に進めていこうと……行けたらいいなあと……


自由にさせていただけるWEB版と違い、金銭と責務が大きくかかる書籍版ですから、簡単にはいかないでしょうし、もしかしたらうまくいかないかもしれませんが、その時はその時です。


WEB版のウル少年たちの冒険は区切りがつきましたが、書籍版でパワーアップさせて、見れなかった部分を補完するような事もしてみたりして、たくさんの楽しみを読者の皆様に見せられるよう、全力を尽くします。


よろしければ、どうかお付き合いください。


書籍版に思いはせる一方で、WEBによる活動も、本当に得難いものでありました。


なにせ、読者の感想、反応が直で飛んでくる。感想が付かなくとも(情け容赦なく)読者の反応が数字に表れる。


特に、多くの読者の皆様に読んでいただけるようになった後半からは、ドシロウト創作者として甘えていた部分、妥協していた部分を四方八方からぶっ叩かれて研がれるという強烈なひと時を与えてもらえました(なので今度は序盤部分で手つかずだった甘えたところが書籍化に伴って四方八方から殴られています)。


この経験をまた得られるならば……とも思うのですが……


流石に、この規模で、もっかい!はそう簡単に口には出せないのでゆっくり考えます!!はい!!ムリです死にます!!!!


もう少しライトな、気軽に読者が楽しめる作風も勉強したいなあ。書いてる最中手つかずだったいろんな話もたくさん読みたいなあ。と、いろいろとやりたいことは次々と出てきます。恐らく創作自体は続けられる限り続けていこうと思いますので、また機会がありましたらどうかよろしくお願いします。


ウルたちにも見守ってもらえたら良いなと願いつつ、ひとまずはここでおひらきに致します。


本当に皆様、濃厚なる日々をお付き合いくださりありがとうございました。



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書籍版「かくして少年は迷宮を駆ける」発売中です。


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Xのアカです。

完結したので更新のお知らせすらないカカシのようなアカウントですが、特典情報とかはお知らせできる……ハズ……頑張ります。

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