小説『蒼き太陽の詩/日崎アユム』
カクヨムで公開中です。完結済。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880272951
で、角川文庫で書籍化もされています。
現時点で三巻まで出てます。その三巻で一部の終わりまでのようですね。キリはいいかもしれないね。
でも以下続刊です。続刊だ。続刊なのです。続刊だと信じてる。
このエッセイ、基本的には完結してるものを扱おうと思っているので、今回はWEBで公開している方について、と思ってください。
たとえ三巻表紙のサヴァシュがテライケメン……! って思っても、声を大にしてそれについて叫びたい気持ちでも我慢するので、我慢してるんでWEB版の方だときちんと認識してください。よろしくね。
とはいえ、書籍化したからにはとりあえず多くの人に本買ってもらって最後まで刊行して貰いたいとこです。
っていうかまじですごく売れて欲しい。本で揃えたいんだ。
アルスラーン戦記とデルフィニア戦記の間に並べたいのです。
ちなみに皇国の守護者、銀河英雄伝説、アルスラーン戦記っていう並びです。
うん。いいね。すごくいいと思う。
あとゲーム・オブ・スローンズとか力の指輪ばりの予算をかけたごっつい実写ドラマにして欲しい。
そんなわけなのでこれを見た人は何も考えずにとりあえずなる早で書店へ赴き1巻から3巻までまとめて購入してください。
まーまーまー、いいからいいからとりあえず買っちゃえばいいから。ね?
結局ここまで本の話をしたが落ち着け。私がな。
さて、じゃあそろそろ内容について真面目には語らないけど、言いたいこと言いますね。
あ、ちなみに以下、作者様による紹介文です。
「砂漠の中の豊かなオアシス国家に、双子の王子様がいた。
片方は伝説の初代国王と同じ蒼い髪をしているが、勉強も武芸も苦手で、子守をしていた女兵士にべったりくっついている。
もう片方は文武両道、頭脳明晰にして明朗闊達、貴族の仲間たちの人望も厚く、将来を有望視されていた。
ところがこの国、実は一度戦争に負けて隣の帝国の支配下にある。
帝国は王国の存続を認める代わりに双子にひとつの条件を課した。
「おのれの支持者をより多く集めて片割れを追い詰めて殺せ。生き残った方を王として認めてやる」
双子はぶつかり合う。おのれの正義と信念をかけて。
のちにアルヤ王国最盛期の王となる『蒼き太陽』ソウェイル王子を中心に、運命に導かれた歴史の証人たちが織り成す群像劇。」
ううううん、フ・オ・ン。
いいね。不穏しか感じないね。
追い詰めて殺せ、なんて酷いこと言うじゃないの。
不穏だわー。不穏だねー。
作者様が「何でも許せる方向け」ってタグつけてるぐらいなんで、ほのぼのはしてないね。
まあね、人間集まればそうそうお綺麗なことばかりじゃありませんよ、って感じです。
雰囲気としては皇国の守護者、銀河英雄伝説、アルスラーン戦記、デルフィニア戦記と並べた時にアルスラーンとデルフィニアの間に並べたい感じです。
そればっかり言ってるが、それで大体通じてください。
今私の手元にないのですが、流血女神伝の空気感とか近いかな、と思う。
わりとゴツめのおはなしです。
そして何でも許せる方向けです。
何でもって何? って方は、他にもいっぱい面白い作品あると思うんで、そういうの読んだらいいと思います。平和な世がここではないどこかにある。
砂漠のオアシス国家、中東のアラビアンな感じです。
国の設定もこうね、空気を感じることのできる。ほらそこに、アルヤ王国が、みたいな感じでもうどっぷり浸かれるほどよい描写がなされております。
性別の捉え方、国や人種による気質の違い。そういうことが随所に描かれているわけなのだよ。
そしてそれらを背景に活躍する多くの登場人物。
魅力的に決まってるじゃないの。
ちなみに私はサヴァシュがお気に入りです。
最強だよ。大陸最強。カッケエ。
誰も彼もが、どこか「どうかしてる」んですが、そこがまた魅力でもあると思います。
そもそもあの世界設定なんで、現代の日本人からしたら螺子の一本や二本ぶっ飛んでるぐらいが普通でしょう。
うん。
でもね。いや、わかるけどね。わかるけど、気持ちもわかるがわかりたくない。なんでそうなった!
ちょっと落ち着け! 冷静になれよ! 冷静なつもりかもしれんが、それは冷静とは言わねえ!!!!!!!!!!!!!!!
ってわりと思ったよ。
珍しく真面目にネタバレに配慮しています。
とにかく私は夢中で読みました。
いっぱい読まれて欲しいから、ここでおすすめします。
本買ってください。
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