映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
シリーズ第一作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
二作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
で、こちら三作目でございます。2022年公開。
とうとう三作目まできたぞ! ハラハラさせやがって!
あと二作だ。がんばれ!
で、ここでまさかのグリンデルバルド役ジョニー・デップ降板っていう大事件。
あまりのことに私の心も降板した。
う、うそだろ……?
あんな、あんなグリンデルバルド見せておいて……他の誰がグリンデルバルドを演れるっていうの……ジュード・ロウと愛憎劇繰り広げるんだぞ……舐めてんのか……!
とか思ってた。思ってたんです。思ってたんだけどさ。
ごめんて。
いや、だって。誰がそこにマッツ・ミケルセンもってくると思うよ。キャスティング担当がただもんじゃない。
マッツ・ミケルセンて。
それ反則だろ。ぐうの音も出ないよ。
ジョニー・デップのグリンデルバルドすごい楽しみにしてたよ。
絶対最後まで演って欲しかった。
今もまだそう思ってる。
でもさ、マッツ・ミケルセンだよ。
ロシュフォール隊長だぞ。ハンニバル・レクターだぞ。
「北欧の至宝」だぞ。いやいや至宝て。
正直に言うと、マッツのグリンデルバルド………み、み…たいです……。
見たいです!!!!!!(血反吐)
おかげさまで初見ではスクリーン上で誰が何をやろうともマッツ・ミケルセンにしか目がいかない。(※ファンの感想です)
ジョニー・デップのグリンデルバルドとはまた違う角度で、マッツ・ミケルセンだからこそ演れるマッツ・ミケルセン味のこれはこれで超美味しいグリンデルバルド。
お上品で高慢でマグルを見下しカリスマ性がありその言葉に説得力がある愛情を拗らせてるゲラート・グリンデルバルド。
シリーズでグリンデルバルド各種取り揃えています状態。最早二粒で二度美味しい。
ごちそうさまです!!!!!!!!!
なんかちょっと人肉食いそうなヤバみを感じるマッツのグリンデルバルドにドキドキが止まらない。
麒麟の坊やをざっくりいったとき「あ、食べるんですか?」ってうっかり思ったのは恐らく私だけではないだろう。さらなるうっかりでその背後にキッチンを見てしまった私は少しも悪くないはずだ。
……で、えーと、気が付いたらグリンデルバルドに興奮しすぎてたわ。
えっと、グリンデルバルド以外の見どころは、マンティコアダンスでしょうかね。
ああ、うん。スキャマンダー兄弟のセクシーな腰つきがたいへんなまめかしいと思います。(適当)
ハリー・ポッター、ファンタスティック・ビースト、シリーズ通して私の中の好きポイントとして、誰もが聖人君子ではないってところがあります。
みんなどこか自分本位で、身勝手で、間違ったり誰かを傷付けたりするんですよ。
でも、それってすごく普通のことだと思うんですよね。
若いうちは若いなりに色々悩ましかったり、視野が狭いなりの無鉄砲をかますこともある。
歳を取れば歳をとった分、譲れないものが多くなるし、理解を拒むこともあるし、臆病になるし頑なになっていく部分もある。
立場とか色んなものに縛られるし、色眼鏡だってあるし、100%全力のいい奴、ってむしろこわい。
そういう、アイツああいうところがほんとにもう! ってなる、そういう登場人物だからこそ多くの人に愛されるんじゃないだろうか。
一言では表現しきれない、単純な属性付与ではない人の奥深さってやつがあるわけです。
そういうところが今作ではすごい顕著だな、って思ってて、私的にはなんか色々たまらない感じです。
まあ、これ、ほぼ私がアルバス・ダンブルドアの色々言われる諸々が大好物だよって話なんですけどね。
特に最後のシーンのあの距離感、ものすごくアルバス・ダンブルドアだな、って思う。
あのシーンに全てが集約されている気がする。私泣きそう。
ああそうだよ。私が一番拗らせてるわ。
マッツ・ミケルセンとジュード・ロウがお互いを愛憎入り混じる目で見据えながら魔法の杖をぶん回すという、ただそれだけで目が潰れそうなぐらいの眼福ビームをお見舞いしてくる今作。
私としては政治の話とかも結構嫌いじゃありません。
あとハンニバル(ドラマ)も嫌いじゃありません。
次も楽しみでならない。
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