★★★ Excellent!!! 細密画のような人物造形 春くる与(はるくるかな) あらすじの紹介があったり、人物紹介のページがあったりと理解しやすい環境を作ってくださっていますが、なにより冒頭から始まる主人公の境遇に割かれた文字数が、かなりすごいです。 丁寧に心理や外見、経験している事を綴り、掘り下げが本当に深い。 細かな筆致の細密画を見るように、御話の中で人物の骨格のようなものが作られていくのを見られます。 おそらく後に関係してくるのだろう設定も散見されて、いよいよタイトルにもある少女との出会いに向けてという期待感を高めてくれます。 そしてそこに入り込んでしまえば、後はスムーズに御話に没入できてしまう。 丁寧な文章は読みやすいため、文字数に比べてハードルも高くありません。 ボーイミーツガール、という瑞々しい御話を楽しみたい方にお勧めです。 レビューいいね! 4 2023年1月29日 12:11
★★★ Excellent!!! 本編前にしてすでに・・・ 赤ひげ ハーレムもの、ということですが、勢いでどうにかするようなよくあるパターンではありません。 焦れながらもつい次の話へ手を伸ばしてしまう絶妙な塩梅。青春時代を彷彿とさせる展開は見事です・・・! また、海外からの帰国子女という設定もあるのですが、日本に関する説明などがとても秀逸。 当たり前すぎて普段気にとめない点など、読むことで意識させられるような描写がとても素敵でした。 まだあらすじに書いてある芸能界に突入してはいませんが、本編?開始前の導入とも言える部分でこれだけ惹きこまれ先が楽しみな作品となります! レビューいいね! 5 2023年1月24日 11:57
★★★ Excellent!!! 帰国子女の少年、謎の美少女に出会う。 @YAKIJiKA 端的に言うと、デンマークから日本に来た帰国子女の彰少年が美月という美少女と出会う物語です。 美月ちゃんと他の女の子の間で揺れたり、学校での問題に立ち向かったり、恋愛に少しずつ積極的になったりとハラハラドキドキな展開が続き、また伏線の張り方も見事なので、そこも注目して頂けるとより楽しめるかと思われます!! じれったくも青春!!を味わっている感が甘酸っぱく、読んでいてニヤニヤしてしまうシーンも多いです。 あと兎に角、作者さんが凄く読者に対して親切なんです!! あらすじや登場人物紹介で、読者に「此処まではこういう話だよ!!」と置いてけぼりにせずに、ちゃんと確認してくれるので、誤解していた点や見逃したり忘れている部分を補ってくれています!! レビューいいね! 5 2023年1月21日 22:06
★★★ Excellent!!! すごく丁寧で配慮の行き届いた小説 鈴乃こころ あらすじに要約と、すごく読者に優しい小説です。 作者さんは博識で、隅々に賢さが伝わってきます。 エロにあまり囚われずに、まずは読んでみてください。 ハーレムもこの主人公なら、すんなりと納得できます。 男女関係なく、読み進めることができる小説です。 レビューいいね! 4 2023年1月12日 19:21
★★★ Excellent!!! これは私のために生まれた物語!(違う) 冥沈 導@ヨム遅 と、思うくらい、皆さん書かれているように、読者に寄り添った優しさ溢れるお話です。 章の頭にあらすじって、優しさ満点です。 数分前、「あれしよう」と思っていたのに、「何しようとしてたんだっけ?」と、すぐ忘れる(笑)老脳の私にすごく優しい! そして、文章はきれいでしっかり恋愛! そんな素晴らしいお話を、皆さんもぜひ! レビューいいね! 5 2023年1月7日 19:11
★★★ Excellent!!! ※エロ有り(ただし、美少年&美少女に限る) ◎◯ このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む(226文字) レビューいいね! 7 2023年1月2日 22:20
★★★ Excellent!!! あーそうそうと思いながら読み進めれる作品 碧 心☆あおしん☆ このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む(233文字) レビューいいね! 7 2023年1月2日 16:52
★★★ Excellent!!! ちょっと「融通」きかない「ハーレム」もの、試しに読んでみませんか? まぁじんこぉる 私はこの手の話が書けないので、研究のために読ませていただいているんですが、一番驚いたのは「作者」の「読者」に対する配慮です。読者が小説を読む時ってだいたい章まで読んで区切りをつけるのですが、この小説には、必ず章の初めに「あらすじ」があって、次回久しぶりに読むときに、思い出すことのできるような配慮がしてあります。そして、最後に必ず、イメージを形作りやすくするキャラクター紹介があって、非常に読みやすい作品になっていると思います。 物語は、外国から帰国した「彰」の日本へのとまどいと克服。そして、それをとりまく女性たちという感じなのですが、女の子の描写が、生々しくてリアリティがあっていいです。こういう「ハーレム?」ものって、男の都合にあわせて「女性の心理」って変わってくものなんですが、そういう「作品の都合の無理やり感」を感じられないのが、この小説の「すごい」所だと私は思います。 ということで、ちょっと「融通」のきかない「ハーレム」もの。たまにはどうですか?手に取って読んでみませんか? レビューいいね! 11 2022年12月14日 14:08