第7話 みるたまり3

 修一君の住むA町字Bでは、神社前の道路の舗装工事が始まっていました。


「なんとか間におうたのう」「ほんまになあ」と、地域のお年寄りと修一君のお祖父さんが話し合っていました。お祖父さんの話に賛同して、できる限りの「みるたまり対策」を施すことにしたのです。舗装工事の前に、神社で清めた土や塩、炭を播き、その区間すべてと、字Bを囲む地域に結界を施していました。


「あとは、あの臭いや」


「臭いて、あれが出た時の臭いやな」と、お年寄りの一人が言います。


「そうや。ありゃあ…、暗渠のヘドロ…、会所桝や、日陰にほったある廃材やら、ごみ溜めの臭いや。あんなとこねぐらにしとるかもしれん」

 お祖父さんの話に、集まった他のお年寄りも大きく頷きました。


「溝さらいや、下草もまめに刈ろ。ゴミも適当にせんと、焼くか回収させてまおう」と別のお年寄りが言うと、


「なんや、しばらく前までは当たり前にやっとったことやのう」と、そこにいた全員が笑いました。



 アスファルト舗装の工事が始まっています。路盤材を撒いた地道をローラー重機で締め固めていきます。地域の人たちが、修一君のお祖父さんの元、私欲や利害を越えて団結したため、舗装の境界も明確になり、スムーズに工事が進みます。丁寧な工事をしてもらえるよう、休憩場所や、手洗い、ちょっとした差し入れなど、工事業者への気遣いも行き届き、よい雰囲気で工事は終わりました。




 お昼から降り出した雨がしょうしょうと続いています。修一君は、傘をさして神社の鳥居前に差し掛かりました。


「ぬかるみも水溜まりもあらへん。ほんまに歩きやすいわ……」

 見渡すと、路面から流れ込んだ水も清掃された側溝を流れ、農業用水路に注いでゆきます。用水路の水も軽やかな音をたてて、川に向かっています。川が、修一君の住む字Bの境界です。そこには古い一車線ほどの橋がかかり、その先は隣の字の田が広がっています。バイパスは、山際からこの川沿いの隣字側を下り、海岸側の町に繋がる計画です。


 雨は、細かい霧のように風景を少しぼんやりとさせます。橋の上にぼんやりと人影が見えました。


「あ、あれは……」

 修一君は息をのみました。みるたまりの老婆がずぶ濡れで女の子の手を引いて立っています。修一君は、この間の恐怖が蘇ってきて、全身を強張らせました。集会所で見たように、肩や胸を前後にゆらしてハアハアと息をしながら、恐ろしい形相で字Bを睨んでいます。橋から、こちらに向かって歩いてこようとしては、まるで磁石のSとSが反発するように徐々に前に進めなくなるのでした。


「け、結界や。結界効いてるんや!」と修一君は心の中で声をあげました。老婆は何度か反発されては橋に引き戻され、転んだりしています。何か口がぱくぱくと動いていますが、何を言っているかわかりません。


「そうや!あの時は僕も気持ちが浮ついてたから…、気持ちが汚れてたから、みるたまりの声が聞こえたんや!」

 修一君は、みるたまりの好む心にされていたからこそ、あの声が聞こえ、そうでなかった最初の時や今は、もう聞こえなくなっているのだと気づきました。修一君にも、みるたまりの企みに気づいた人たちにも、もうみるたまりの声・そそのかしは、聞こえなくなっているのです。心や周りの環境を綺麗に保つことが、魔物を遠ざけるのです。


 みるたまりは、田畑の広がる川沿いの道を歩いて別の道から字に入ろうとしては、反発する力に跳ね返されています。しばらくすると、みるたまりの老婆は諦めたのか、川沿いの道を女の子の手を引いて、川上に向かって歩き出しました。


「どこいくんやろ」

 修一君は、深く息をし、心を落ち着かせました。

「よし、後を尾けてみよう」と呟くと、雨に煙る夕暮れの道を、気づかれないよう距離を取り、傘に隠れながら尾行を始めました。雨は徐々に勢いを増してゆき、どんよりとした雲が夜を早めています。


 みるたまりたちは、山角を切り崩した工事現場の少し手前にある廃屋に入ってゆきます。その敷地は、道より一段低くなっていて、工事によって掘り返された土の泥が少し流れ込んでいます。雨と夕闇でよく見えませんが、トタン葺きの屋根は、台風でめくれ上がったような痕跡が残って、そこからの雨で腐ったのか、そちら側の屋根が崩れています。


 修一君は、ところどころガラスが割れた玄関からそっと中を覗いてみることにしました。家の中は真っ暗です。何がいるような気配はしますが何も見えません。

 他に覗くところがないか見渡そうとした時、突然、庭木の影から角張った大きな黒い影が現れました。


「わあ!」と驚き、修一君が振り向くと、黒い影から、強い光が浴びせ掛けられました。

 修一君は、眩しさに、思わず片腕で目を覆い、傘を相手に突き出しました。

「修一かっ」

「え?」

 光が動き、影が自分の姿を映します。


「お、お父さん!」


 お父さんは、この廃屋に目を付けて、時々見廻っていたそうです。不自然な歩き方をする傘の人影を見つけ、懐中電灯で照らしたのでした。


「みるたまりが入っていってん!僕、神社の先の橋であいつら見つけて尾行してきてん!」


 お父さんは、苦笑いをして、


「例の妖怪やな。間違いないか」と、言いました。

「うん」と修一君が強く頷くと、お父さんは、「よし」と言いました。修一君は、その意味を測りかねました。それを聞き返そうとした時、


「きぃぃぃ」と、哀しげで心細い途切れがちの甲高い声が、廃屋に響きました。


 お父さんが音のした方に懐中電灯を向けました。光の中に、雨戸の外れた縁が浮かびました。

 二人はそろそろと縁に近づくきます。お父さんが、パァッと部屋を照らすと、なんとそこには、床下のじゅくじゅくした地面でみるたまりの老婆が、女の子の左の二の腕に噛みついていたのです。

「うわっ」と、二人は声を上げてしまいました。

 さっきの妖しくも悲しげな声は、みるたまりの女の子の悲鳴だったのです。

 老婆は、女の子を背中から押さえつけ、痛みに暴れるたびに、ガツンガツンと殴りつけ、大人しくなったら、また腕に噛みつき、肉をむしり取りました。

 老婆は、こちらに気付くとギョロギョロの目玉と歯をむき出して威嚇してきます。真っ赤な口からは、すすを油に溶かしたようなものが滴っています。女の子の腕の傷口からも同じどす黒いものと、埃の塊がずぶずぶとこぼれ落ちてきます。こぼれ落ちるに従って腕は萎びて皮と骨ばかりになっていきます。


「な、仲間ちゃうんか!」

 修一君は、みるたまりの女の子が可哀想になりました。女の子は老婆の手が緩んだ隙に身をよじって、痛みに歪んだ顔で自分の体から落ちた埃の塊を右手で口に入れています。

 それに気づいた老婆は女の子を突き飛ばすと、埃の塊をガツガツと食べました。

「あ…、あの子、餌袋…」と、修一君は呟きました。そうです。みるたまりの老婆は、女の子をいつも連れて、人を襲わせたり、埃の塊を食べさせては塊を蓄え、自分が飢えた時にはその女の子を食べているのです。

 女の子は、老婆が貪る様子を腐りかけた根太に力なくもたれて眺めています。雨漏りが、ぽとりぽとりと女の子の額に落ちますが、女の子は無表情なままでした。


「おい…、引き上げるで」とお父さんが、修一君の手を引っ張ります。


 雨は勢いを増し、激しく廃屋に叩きつけていました。




 家に戻る道をお父さんと修一君は歩いています。懐中電灯の光がゆらゆらと揺れています。雨は少し小降りになっています。


「なあ、お父さん、さっき『よし』って言うたやろ」と、修一君は、さっき気になったことを聞いてみました。雨合羽の中のお父さんは、ちょっと笑顔を見せました。


「お祖父ちゃんら、町中綺麗にしとったやろ」「うん」


「あれ、わざと汚いとこ、残したぁんねや」「あっ、あの空き家」


 お祖父さんたちは、相談の上計画的に、町を綺麗にして居場所をなくしたみるたまりたちが、あの廃屋にいくようにしていたのです。


「明日、雨あがったら、あそこの周りに結界巡らして、やっつけてまう」と、お父さんは穏やかに、そしてきっぱりと言いました。修一君も黙って大きく頷きました。


 おうちにつきました。玄関をからからと開けながら、修一君は、お父さんに話しかけました。


「あのなお父さん…」



翌日の昼下がり、雨が上がった神社から、収穫用のコンテナをぎっしり積んだ数台の軽トラックが出発しました。集会所の出来事のあと、神社ではお清めの塩・炭・砂・酒が大量に準備されました。お祖父さんが運転し、荷台に修一君とお父さんが乗っています。


「よしここや」とお祖父さんが、荷台に声をかけ、軽トラックを停めました。お父さんが、トラック後部のあおりを下すと一つのコンテナの中身を道路の曲がり角に撒き散らしました。竹箒を使って道に広げます。コンテナに詰められていた清めた塩・炭を含んだ清め砂が曲がり角に敷き詰められます。他の軽トラックからも次々とコンテナが降ろされ、清め砂が撒かれていきます。


 お祖父さんの軽トラックが、廃屋に繋がる進入路に停まりました。工事の土砂が流れ込んだ跡が残っています。お父さんは、コンテナの中身を進入路に撒き、均しました。

「これで、封じた!」



 廃屋の闇に潜んでいたみるたまりの老婆は、びくりとし、起き上がりました。体にまといついた澱んだ気が流れなくなったのです。家の表に人の気配がします。何人かの人影が動いています。


「家全部、砂で囲え!」と、声が聞こえます。スコップや竹箒で廃屋の壁や床下をぐるりと取り囲むように清め砂が撒かれます。


 みるたまりは、人の気配があらゆる方向から感じられ、どんどん空間が閉ざされていくことに慄き、きょろきょろと落ち着きなく首を振っています。だらだらと、黒い汗をかき、ばくばくと体を動かしています。女の子は、ただ、無表情に虚空を見つめてじっとしていました。


「それ」


 廃屋の外柱に釘を打つ音がします。数人の男性が釘に注連縄を巻き付け、家のぐるりに渡していきます。ほどなく廃屋は、清め砂と注連縄により結界で封じられました。


「ずぅぅぅん」と、鈍い音と振動があたりに広がります。みるたまりが気づいたのです。


「下がれ!気ぃついたぞ」とお祖父さんが指図すると、男性たちは、一斉に家から離れます。


「ミシッ、ミシミシ」と徐々に家が小刻みに揺れ始めました。


「家鳴りや!」

 誰かが叫びます。「ぎしぎし」と重い揺れと音がします。材木が落ちたり、家具などが倒れます。揺れは、しばらく続きました。壁と柱、天井から埃が降ってきます。しかし、頑丈に打ち付けられ、縛り付けられた注連縄と、大量の清め砂は結界を崩しませんでした。


 徐々に家鳴りが収まります。修一君と繋いでいた手を離したお父さんが、

「結界破りは諦めたみたいやな」と、言いました。


 そばにいたお祖父さんが空を見上げながら言います。

「ここまではうまいこといったのう。さあ、けりつけてまうで。ほれ、頼むで」


 男性たちが雨戸を外していきます。続いて障子が取り払われ、廃屋には、風と日差しが差し込みます。中を覗き込むと、腐った畳や床板の破れ目の影にもぞもぞと動くものがありました。


「おる!おるぞ!」

 みるたまりたちの姿は、くっきり見える人とぼんやり見える人がいるようでした。

お祖父さんは、ぼんやり見えている人を後衛に下げました。前衛の人は、清めた酒を口に含み、自身に吹き付けるとバケツに入れた清め砂を柄杓ですくい、みるたまりに向かって打ちつけます。


 清め砂を打ち付けられる度、みるたまりたちは苦しそうな顔をして払いのけます。砂粒が体に浸み込み、少しずつ水分を奪っていきます。みるたまりの体には、じわじわと軽石の表面のようにぶつぶつとした「す」が入っていきます。


 老婆は、女の子の腕を掴むと自分の盾にしました。女の子は苦しそうに声を上げますが、老婆は更に女の子の背中や首筋に噛み付き、埃の塊を食って自分が助かろうとするのです。埃の塊を飲み込むと、老婆の体の「す」は中から液体が浸み出すように元に戻りました。


 非道な老婆に皆は顔をしかめました。げたげたと老婆が笑い、体を震わせます。その震えは体から地面に吸い込まれていきました。すると、地中から湿った嫌な臭いの空気が沸き上がってきます。地中から様々な虫も這い出します。


「う、うわ!」と、皆は鼻をつまんで足をバタバタさせます。


「っ!」とお祖父さんは、空を見上げて顔を曇らせました。黒い雲が沸き上がって日差しを隠してゆきます。


「あ、あかん!雨を呼んどる!攻め続けんか!」

 お祖父さんの声に、前衛は我に返って、打ち付けを再開しました。女の子を振り回して盾にする老婆の背後から打ち付けます。後衛が連携して、バケツに砂を足します。


 打ち付けられた砂が老婆の体に浸み込み、老婆は苦痛に身をよじりながらも、女の子の背中を食いちぎります。また「す」の入った体が元に戻りました。

 喉がごくりごくりと波うち、埃の塊を飲み込んでゆきます。波うちは、喉から胸・腹・腰・両腕・両足に広がり、地面にも伝わります。池に波紋が広がるように細かな同心円の波が皆の足元を抜けてゆきました。


「うわわわ…」

 全員が、総毛立ちます。皮膚にぞわぞわとした感覚が広がりました。


「せ、静電気や!」と、誰かが叫んだ直後でした。


ぱっ、と空気が光ります。続いて、


「どおおおん」と轟音が響き、全員が弾かれたように体が弓なりになって倒れました。香ばしい匂いでいっぱいに広がります。みるたまりの老婆が引き起こした強い静電気のような力で、すぐそばの庭先に雷が落ちたのです。


 皆、体のあちこちが痺れ、強い光に目が眩みました。直後、バケツをひっくり返したような雨が降り出しました。


「つぅぅぅ!。あっ!」

 何人かが気づいて指を指しました。突然降った雨が、工事で掘り返された場所から廃屋に向かって流れ込み始めたのです。それは一匹の蛇のようでしたが、みるみるうちに何匹もに分かれ、波となって、こちらに向かってきました。雨水は泥の流れになって廃屋に迫ってきます。


「しもた!」

 清めた砂で盛り上げた結界が、泥水で崩されてゆきます。この雷雨は、結界を崩すためにみるたまりが降らせたのです。砂の結界が泥水に侵食されてゆきます。皆の視線が一瞬みるたまりからそれました。


 その様子を見たみるたまりの老婆は、にっちゃりとした笑いを浮かべて、女の子の腕を掴んで飛び出しました。縁を踏みしめると泥の中へ飛び込もうとします。


「だっっ!!」


 女の子の腕に修一君が飛びつきました。泥に体半分飛び込んだ老婆と、女の子を引っ張りあう形になりました。


「うおおおおお!」

 修一君は、大声を出すと、腰を沈め、強い力で引っ張ります。


「きやあああああ」と、女の子が叫びます。清め砂で「す」が入った皮膚、老婆に食われてずたずたの体から、すすが油に溶けたようなものも流れ出しています。おぞましい体をものともせず、飛びついたのです。


 修一君は、泥の中に自分が沈みそうになるのも構わず、女の子に手をまわし、抱きしめました。


「いったらあかん!!!」


 その瞬間、これまで無表情だった女の子が、修一君を向き、ぎょろぎょろした目から一筋の綺麗な涙を流しました。


「ずぼっ!!!」


 修一君が、女の子を一気に泥から引き抜き、そのまま後ろに飛び、倒れました。老婆も引き抜かれ、女の子を掴んだ手が外れ、宙に浮きました。


「今や!」

 何人かが、持っていた清めた酒を瓶ごと投げつけます。瓶同士がぶつかってガボガボと割れ、酒が広がります。


「ぎぃぃぃい」とみるたまりの老婆が異様な声をあげます。お祖父さんが酒瓶の口に手拭いを詰めたものに火をつけ、投げつけました。


「ぼぅんん」

 気化したアルコールが引火し、爆発が起こりました。青い大きな炎が上がります。

老婆は、ぐねぐねを身をよじりながら炎に包まれています。


「ぎぇぇぇぇええええ」と、耳を覆いたくなるような甲高い声をあげます。全員が雨に濡れながら立ち尽くして、燃え尽きる様を見守りました。修一君もみるたまりの女の子を抱きかかえたまま、見守りました。


 老婆は、黒い土の塊のようになり、ぶすぶすと黒い煙が昇ります。雲が切れ、再び太陽が辺りに差し込みました。


「わっ!わわ!」

 修一君の腕の中の女の子は、白い蒸気のようなものを上げながら、ゆらゆらと体を揺らし始めました。薄汚れところどころ「す」が入った女の子は、全身が象牙のような白色になっていきます。それは長く日光にあたったものが灰白色になるようで、あるいは、漂白されていくようでもありました。


 お祖父さんお父さんが駆け寄ってきます。全員が見守る中、修一君の指先から女の子の体が、じょじょに分解されていきます。炭酸飲料の泡が水面に昇るように、細かな粒子になって、空に広がり、立ち昇ってゆきます。粒子は、きらきらと太陽の光を反射します。


 女の子のざんばら髪とぎょろぎょろした目玉は、いつの間にか、透き通った細く綺麗な黒髪と切れ長の一重瞼の少女らしいつぶらな瞳になっています。肌も白く肌理も整い、頬にはほんのりと赤みもさしています。


 女の子は、光の中に消えていこうとしています。小さな口が動いています。


「……ずっと……ほったらかしに……されててん……、うち。おおきに……」


 空の淡い水色の中に溶け込むように、女の子は消えました。



 修一君は、泥だらけの地面に体を起こすと胡坐を組みました。

「ふぅ」と、ため息をつきます。


「無茶しよって」とお祖父さんが、しゃがみながら修一君の肩をぽんと叩きます。


「ようやったのう」とお父さんが、修一君の髪をぐしゃぐしゃとします。


 修一君は、二人を見上げて言いました。


「三年生の時、したったらよかった。ずっと思うててん」



 いつの間にか、夕方になっていました。少し赤みのさした空を見上げる皆に、美しく透き通った日照雨が降り始めました。


(おわり)





 












 生垣に隠れて様子を見ていた修一君は、壊れた雨戸から入ってみよう





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短編集 みはらなおき @829denka

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