※あらすじと物語序盤以外の感想は避けている為、ネタバレ表示は無しで。
この作品は全体を通して感動的で心温まるストーリーとなっています。
死亡した主人公であるフランシールが、神とある条件を引き換えに自分の魂を侍女に憑依させ娘を支援するため奮闘する姿はとても共感できます。
また、登場人物たちの心情描写は非常に丁寧に書かれており、その世界観に没入することができるでしょう。
特に、フランシールの娘を蔑ろにする愛人達の描写は、読者に憤りや怒りを与えることで、ストーリーの緊張感を高めています。
作者は優れた文章技術があるで、飽きることなく最後まで一気に読むことができます。この小説を読んだことは、自分にとって貴重な経験となりました。
と言うより…自分が最初のレビューとなり恐縮です。
※とても完成度の高い作品で本当に驚いています。面白い!…以外に言える事は自分にはありません!