ショック・ドクトリン

 「三陸の海を遮る防潮堤。そこに潜めるショック・ドクトリン」医師脳。


 誰も住まなくなった町にそびえる防潮堤の壁。

 何故あの時、あれほど政治家が強引に工事を進めたのか?

 今なら、ゼネコンと結託した政治家の〈ショック・ドクトリン〉が透けて見える。

「東日本大震災の国民のショックに便乗した焼け太り政策(ドクトリン)だった」と、堤未果氏は述べる。


 この三年余のコロナ禍を振り返り、ひょっとして〈ショック・ドクトリン〉はなかったかと思う。

「生後6か月~17歳のすべての小児に新型コロナワクチン接種を推奨します」という日本小児科学会のメッセージと、「期限切れで大量のワクチンが廃棄された」というニュースとが妙にリンクする。

 マイナ保険証の不具合が表面化しているにも関わらず立ち止まろうとしない政府に、コンピュータ関連業界との関連はないのだろうか。


 元ナチ党員の言語学者は語った。

「『発端に抵抗せよ』と『終末を考慮せよ』という有名な格言を私は何度も考えてきました。でも、発端に抵抗するためには、終末が見越せなければならないのです」と。

 多くの人は「いざとなったら行動するから…」と言うが「それでは遅すぎる」のだ。

 歴史に学ぼう。

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