新知事の「青森新時代」に期待

 「青森県知事選挙なり。変革の二票を携へ夫婦で行かむ」医師脳。…と詠みながら投票所へ向かった。

 結果は想定以上の圧勝で宮下宗一郎新知事の誕生。

 この裏には、青森県民の閉塞感が一気に爆発したのだと思う。

 特に〈自民党推薦〉に際しての不透明感が宮下氏への判官びいきとなったことは否めまい。

 さらに圧倒的だったのは、ユーチューブやツィッターなどの活用であり、かつてのオバマ大統領誕生を思い出させる。


 インターネットでは、こんな議事録なども読める。

 むつ市議会第254回定例会会議録(令和4年12月9日)(https://www.city.mutsu.lg.jp/gikai/kiroku/files/254-4.pdf)

〇市長(宮下宗一郎)―。

「神武天皇以来、2682年ですか、天皇家の歴史がこのことに核心的な価値をもたらしているというふうにも考えています。これに連なる日本の文化や伝統は、世代を超えて何よりも優先して継承されていくべきものであると信じています。それが私自身の思想信条です。政策の観点でいっても、国家安全保障という場面においては、よく憲法第9条がこの国を守っているというふうに妄想されている方々もいらっしゃるようですが、そうは思っていません。戦後この国を守ってきたのは、浅利議員も所属していた自衛隊、それから日米同盟だというふうに思って います。この点、憲法は、前文及び第9条は直ちに改正すべきだと常に感じているところであります」とあった。


 宮下宗一郎新知事の「青森新時代」に期待している。

 ただフィーバーに流されることなく、その舵取りに注目していきたい。

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