第54話 八甲田の山並よりのぼる日輪に書斎の窓からおもはず手あはす

「八甲田の山並よりのぼる日輪に書斎の窓からおもはず手あはす」―。


 拙宅の周りが更地になり、日の出を拝んでいる。


 秋分が間近いというのに、朝陽が昇るにつれて気温が上がり、最高気温はナント30℃!


 天の磐戸では何が起きているのやら…。


     ◇


 AIをAmano Iwayatoのイニシャルだと思った訳ではないが「岩手県議会は会議録作成に人工知能を活用」という記事に食いつく。


 AIが文字化した会議録は、県庁職員がチェックするそうだ。


 当然だと思う一方で、いつかチェックが形骸化するのでは? との心配もある。


 もう一つ懸念として、政治家が原稿の漢字を読み間違えた場合…

〈云々〉を「でんでん」とか、

〈背後〉を「せいご」とか、

〈踏襲〉を「ふしゅう」とか、挙げればきりがない。


 そんな時、AIはどんな議事録を作るのだろう。


 意地悪だが、ちょっとした楽しみでもある。


     ◇


 通説では、宇宙の年齢は138億歳。


 そして太陽の余命は50億年だ、と聞く。


 その最期に向けて膨張し続ける太陽は、いずれ地球をも飲み込んでしまうらしい。


 戦争で殺しあったり環境汚染で破壊したりせずとも、人類を含めて地球は丸ごと消滅する運命なのだ。


 数十億年後と推定されているらしいが…。


(20220922)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る