第43話 『カクヨム』の我が拙文をも読みたまふ広き心の友ありがたし

「『カクヨム』の我が拙文をも読みたまふ広き心の友ありがたし」―。


 8月26日に始めたばかりの『カクヨム』を、このまま続けてよいものやら…ちょっと気になる。


 知人のメッセージ「オリンピック案件とカクヨム活動は一線を画すということで、本当によろしいの?」を読み、妙な正義感がくすぶりだした。


     ◇


 ランキング上位には、センセーショナルでエキセントリックなタイトルが並び、ペンネームも凄い。

 若い読者にむけて若い作者が書く、という行動の結果ではないかと愚考する。


 そんななか、ほのぼのとして落ち着いた作品が目に留まった。

 作者は「それほど若くない」というより、むしろ「団塊世代」かもしれない。


     ◇


 お互いの作品にコメントしあう、という行動は得てして感情的になりがちだ。


 流行りの言葉でいうなら「地雷を踏んで、炎上」しかねない。

 …が、そこはさすがに「亀の甲より年の劫」で、我らが世代は互いに褒めあう。


 イイ気分になったら「さあ書こう!」と筆も進む。


     ◇


 冒頭の「正義感」の件はどうなったか? と、いう問いの応えはこうだ。


 ―的外れだが「罪を憎んで人は憎まず」と孔子様もおっしゃることだし、ここは大人の対応で『カクヨム』が存続する限り書き続けよう。


 褒めあいながら…。


(20220911)

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