第35話 つれづれに一日一話を書き継ぎてブログに残さむ日記の代はりに
「つれづれに一日一話を書き継ぎてブログに残さむ日記の代はりに」―。
三日坊主と思いきや一か月も続いている。
…が、問題は『明鏡』に載らなかった30話の始末だ。
「ボツ供養」にと縦書きサイトのブログを探したが、結局は横書きでも無料ということで『カクヨム』に落ち着いた。
シリーズ名『詠み書きステト』に一話ずつ連載中である。
◇
高齢期には「自分の考えをアウトプットする」ことが重要だとされる。
この点に注目して開発されたのが、日常会話式認知機能評価(CANDy)法。
―従来の認知症スクリーニング法はテスト形式だから「自分の能力を試されている」と不快に感じる被検者が抵抗感を示す場面もあった。
が、CANDy法では正解か不正解かを問わないため、認知症検査というよりコミュニケーションツールとしての側面も感じられる。
◇
冒頭の一首に、ネット短歌の師匠から「表現欲(執筆欲?)旺盛で何よりに存じます」とコメントが添えられてきた。
「一日一首」を三年余も続けられるのは、梧桐学先生の〈ものぐさ短歌〉教室のおかげだ。
もうしばらく、80代の理工系元教授には頑張っていただきたい。
私も「一日一首!」そして「一日一話!」の掛け声でアウトプットに励もう。
(20220903)
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