第28話 渡部昇一氏の〈知的余生〉に倣はむと雨の日は書斎で過ごす掃除のあとに

「渡部昇一氏の〈知的余生〉に倣はむと雨の日は書斎で過ごす掃除のあとに」―。


 若いころ『知的生活の方法』を読んで共感し、渡部氏を見習って我が家にも書斎を用意した。


 そこに昨年の夏エアコンを設置したおかげで、大雨で蒸し暑かった今年の夏も快適に過ごせた。


 さてこれからは、どんな知的余生を送ろうか…。


     ◇


 今までどおり、短歌「一日一首」と駄文「一日一話」を続けるほかに、何かを勉強し始めたいと思う。


 渡部氏が言う「内発的興味」である。


 論語にも「これを知る者はこれを好む者にしかず、これを好む者はこれを楽しむ者にしかず」という言葉がある。


     ◇


 国立国際医療センターに勤務していた頃、海外医療協力がらみで、フランス語と韓国語とスペイン語のクラスに興味を持った。


 …が、どれ一つモノにならなかった。

「仕事がらみで楽しめなかったから…」ということにしておこう。


     ◇


 今でも英語なら辞書を引けば何とかなるだろうから、読みかけだった(彼の有名なコラムニスト)ボブ・グリーン著『CHEESEBURGERS』に取り掛かろう。


〈プレイボーイ・クラブのおばあちゃん〉とか〈ビートルズのベッドシーツに関わる奇妙な出来事〉なんて、タイトルからして面白そうだ。


 ―知的余生を!


(20220827)

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