あとがき

あとがき

無事に完結しました。最後まで、お読みいただきありがとうございます。


この話を書きたいと思ったのは、月と星が交わる場所~不純異性行為~を書いている最中でした。そちらは、ゆっくり更新します。


この話を書き上げられる事が出来たら、私の中の何かが変わるかもしれない!


そう思って、必死に書いてみました!


短編にはなりますが、最後まで書き上げる事が出来ました。


隣の芝生の青さを覗きたくなるけれど、所詮隣は隣でしかないのです。


自分の今いる隣は、誰なのか?そう思いながら、書き上げました。


最初と最後は決まっていたので間を埋めてくのが大変でした。


ダークファンタジーに仕上げました。


隣の芝生の青さに目を奪われずに生きていきたいという気持ちを忘れないようにしたかったので、書き上げた物語です。


誰かの目に触れる事が、出来たらいいなーと思っています。


私は、私自身のその時々の感情を織り混ぜながら小説を作っています。


だから、再度読み返す時私自身結構苦痛です。誤字や脱字を直しても、物語の内容や言葉は変えなくていいのかな?今は、そう思っています。


この先何年かして、あー、こう言えばよかったかもね?とか思う日がやってくる時に書き直そうかと思います。


ここにある小説達は、私の感情そのままをぶつけて書いた物語なので!今の私には、手直し出来そうにありません。


そして、今回書いた物語中の一匙は…。


磯辺葵は、私自身を題材にしてるのはわかってもらえたと思いますが…。


田辺葵は、友人や昔働いていた方に教えていただいた話をベースに書きました。子供がいるのに働かない旦那さんのお話や性的虐待や虐待を受けていた友人のお話などを頭で捻りながら書き上げました。


虐待されていた友人が、「家より施設がいいの」と言って家を抜け出し、親に連れ戻された話を聞いた小学生の私の心はちぎれるほど痛かったのを今でも覚えています。


幸せとは、人と比べるものではない…。わかっているけれど、切望を繰り返すと絶望が重なっていく。だから、苦しくて悲しくてどうしようもなくなって私ではない誰かの人生の方がいいのではないか?そう思った気持ちとそうではないと思った気持ち!両方を感じながら書き上げました。その気持ちをきちんと形に出来たのではないかな?と私は思っています。


一年後で終わらそうかな?とも思ったのですが、彼と彼の話が書きたくなってしまって書いてしまいました。


それと、磯部千秋と田辺誠が、どの時点で入れ替わっているのかは、あえて詳しくは書きませんでした。


愛する人を幸せにする為には人生を180度変えるしか方法がなかった田辺誠と言う人間を磯部千秋は救ってくれました。磯部千秋が選んだ道が正解か不正解か、彼女達がやってきた事は、正解か不正解かそれは、読んだ皆様方に判断していただきたいと思います。


私は、この物語を書けて本当によかったです。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございます。


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重なりあうBLUEー全部あなたにあげるからー 三愛紫月 @shizuki-r

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