都市異能警察city supernatural power police
@ebry
第1話 最悪な警察候補生
時は太古の昔、帝国と王国が入り組んだ世界。帝国王国2つの勢力によってしばし戦争が起きていた。雪山から砂漠、大平原など様々な気候があり赤には都市など近未来的なものもあった。
しかしある異能大戦によって破滅しまう。
この話は世界が破滅するまでの物語だ
ヒューヒューと都会の風が吹く
和服をまとった男オルガだ。持ち前の異能で幾度も戦争を生き残ってきた百戦錬磨の異能者だ。このたび彼は異能警察の官長に任命され面接をするため会場に向かっていた。
「盗人だー」と叫び声が聞こえ後ろから2人の男が走っていた
今日も騒がしいなと思った瞬間だった。「おじさんのかばんももらってくよ^^」と声が聞こえ、稲光が見えたと思ったらこぶしが飛んできた。はやい!彼は異能でよけた。いきなり襲ってきたのは少年だった。「よけた?あんたももしかして異能者?」と少年は言った。とまたもや高速でこぶしを放った。しかしオルガいとも簡単によけた。少年は彼にかなわないとわかると逃げて行った。追おうと思ったが面接をしないといけないので諦めて会場に向かった。
会場の控室の席に腰を掛けた。今回の募集は深刻化する異能犯罪に対応するための警官の募集だ。強力な異能に対抗できるような異能者が欲しいというためだ。募集は少数精鋭にするため4人と極めて少ない。一般募集、推薦募集、国別募集の4つで各1人である。今日は一般だ。もちろん求められる人柄はどんな敵にも屈しないそして市民受けの良い温厚な性格など模範的なものでないといけない。
始まるまで履歴書でも見てみようかと思い箱を開けた。
「1枚!?」「は?」さすがに少ないとはいえこれは信じられないと思った彼は本局に電話をした。「履歴書が1枚しかない。どういうことだ?」「ああwそれですねー。実技試験、筆記試験難しすぎてその1人以外全員足切りに引っかかったんですよ。じゃオルガさんよろしくw」ガチャン思いがけず切ってしまった。しかし実技試験、筆記試験を突破したものでもその者の人格を見向かなければならない。その覚悟を持って面接室に入った。数分後「まだか後」10分後「もう少しか」1時間後「・・・」まだか!!と叫びたくなった時「遅れてすいませーん」と聞き覚えのある声と顔が部屋に入ってきた。さっきの少年だった。そそくさと席に座りお茶を勝手に飲み始めた。ここは面接会場ということを知っているのかと問いたくなる。
「おじさんさっき会いましたよね?」「ああ」「お前の名前は何んという」「ライトです」オルガは考えていた。よりによってなぜこいつがただ試験に受かったんだと。そう思い履歴書を見た。?!王国国立大学退学なんだこいつは。「年齢は?」「16です」16ということは.....飛び級か。それをするためには相当な学力がいる。現に筆記も突破し実技も、さっきもあの拳は並みの異能者が出せるものではない。
そして違う項目にも目を通した。こいつ犯罪歴もやばい。集団で金持ちを襲ったり万引き物取りはいくらでもしている。捕まるたびに少年院を脱獄も繰り返したようだ。
「なぜ大学を辞めた?」ときくと「行くのがだるかった」答え、「なぜ犯罪をした?」と聞くと「金が欲しかったから、おなかがすいていたから」と答えた。
オルガは正直こんな奴は採用したくないと思ったしかしこいつ以外に採用するものがいなかった。
「お前を採用する」「マジすか」少年はおおいに喜んでいる。オルガは少年が部屋を出る前に聞いた。履歴書にはなぜか書いてないことを聞いた
「一ついいか?」
「お前の名前はなんだ」
「ライトです!」
都市異能警察city supernatural power police @ebry
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