ごきげんよう、そうか、セキくんは今日まで、自分を庇って儚くなってしまったカグヤ姉さんへの贖罪と自責の念をずっと抱えてきたんですね。
でもそれが誤解だと分かった。
お姉さんの、最愛の弟への愛を込めた最後の祈りが詰まった結晶、奇跡のような出会いがセキくんの心を慰め、そして背中を優しく押してくれたなんて、本当に奇跡のような尊くて美しい愛情ですね。
でもルリさんの爪が宝石?
作者からの返信
3章もすごいペースで読んで頂いてるようでありがたいです!
セキの危なっかしい強さの理由の一つですね。
セキは何かと一人で抱え込む性格なので、そういう面では年齢に見合わない成熟加減ですね・・・
ルリはルリで抱えている事情があったということですね
ああ、なるほど。だからあんなに怒って。
だからこそ純結晶の重みも理解しているのかな。
今回の話、すごく良かったです。目頭が熱くなりました。
ただ気になったのは、純結晶に触れれば誰でも継承できるのかというところでしょうか。例えば、純結晶を落として誰かに拾われたら灰になってしまうのか。セキは無理だったから誰でもというわけでもないのでしょうが。
作者からの返信
3章序盤にして一番大きい話となるのですが、まとめ読みいただきありがとうございます!
ルリーテも似たような立場だった、ということになります!
エステルとセキが出会う場面だったので、色々頭を捻った出会いだったのですが、このようにコメントで拾って頂けるととても報われます!
気になった点の誰でもか。
というところですが、予想していただいているとおりですね!
明確に継承する相手を思い描けばその相手「のみ」、そうでない場合は資質に委ねられることになります!
なので、今回で言えばルリーテではなく他が受け取っていた可能性もあります!
ですが、カグヤの想いとしてセキが信頼できないような相手に宝石を触らせることがないということも分かっていたのかもしれませんね。
落とした等の場合はとても言いにくく残念ですが・・・不本意な継承となる可能性はありました。構想段階でカグヤの力を奪われて~等を考えていた時の名残で・・・いまの形に落ち着きましたが・・・。
そして不本意な死、例えば宝石目的で殺される、等の場合は詩を刻まない等もできますね!