第9話 タッくんは半熟より固ゆで玉子が好き
天の声は言った、
「タッくん、
天の声はオレに
オレは、
「うるさいなァ、オレはバトルに負けた車には興味がないのだ!」
と、
「ほら、コッチも!」
オレはそれも興味がない様に放り投げる。
突然、今度はいつもの峠道が声を上げた。
「タッくん!カズくん!ゴメン!トイレ!」
「ユミちゃん、夕飯の支度が出来たからお家に帰ってきなさいって、ママが言ってたわよ。」
「は~い!」
と、ユミは返事をした。
「じゃぁ、またね、タッくん、カズくん!」
ユミはカズヤの方だけを見て挨拶をして帰って行った。
オレンジのミニカーを持って・・・
トイレから戻ってきた
「タッくん、カズくん、もうお父さんの背中で遊ぶのは終わりにしようか。」
「そうだっ!今度の誕生日にイイ物を買ってあげよう!」
「“スロットカー”と言って自分でミニカーのスピードをコントロールしてサーキットを周回するオモチャだ、面白いぞぉ!」
お父さんは悪戯っぽく笑った。
お母さんは
「さあ2人とも、お風呂に入ってから御飯にしましょう!」
「ほら、ミニカーを片付けて!」
「今度は、サーキットでバトルだ!」
と、目と目で語り合った・・・
おわり
Midnight Run わたくし @watakushi-bun
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