第42話
『まぼろしのとうさんとかあさん』にかいこうするという『じんせいのもくてき』をかんすいしたもののひげきてきなるかたちでしゅうえんしたさいかいによりぼくの『たび』はおわった。さいあいのりょうしんをそうしつしたぼくはぞうじてんぱいもなく『そうぎじょうのせかい』におもむきむざんなるりょうしんの『そうぎ』をかんすいした。どくりつふきのりょうしんの『そうぎ』には『きょおくのせかい』のかくちからりょうしんのろくしんけんぞくがさんかしてくれてぼくははじめてじぶんとおなじけつみゃくのいちぞくとかいこうした。ゆうすいたる『そうぎ』がしゅうえんするとぼくはろくしんけんぞくとともに『きょうどうぼちのせかい』にまいしんしてまんしんそういのりょうしんのなきがらをどそうにした。ここで『ぼくのとうさんのあに』となのるだんせいがぼくに『しんそう』をものがたってくれた。いわく『あんたのりょうしんはこきょうがせんそうじょうたいだったからあんたをへいわなせかいにおいてきたんだこきょうのへいわをぎょうぼうしていたりょうしんはせかいのどこかにそんざいするといわれる『えいえんへいわのかぎ』をしょうあくせんときりょして『えいえんへいわのかぎ』へのどうていをその『ちず』にきごうしたがこきょうがふたたびせんそうじょうたいになったとでんぱされて『えいえんへいわのかぎ』をろうだんできずにむざんにもこきょうにまいもどりこんなけつまつになったんだ』と。せいひつなる『まいそう』もおわってろくしんけんぞくともけつべつしたぼくは『えいえんへいわのかぎ』をしょうあくするためにも『たび』をつづけようとけっきした。いちねんごさんじゅっさいのたんじょうびをむかえたぼくは『えいえんへいわのかぎ』のそんざいがゆうりょくなる『とびら』のまえでふと『でんのうせかいでかたこいのこいびととさいかいせんとしたじぶん』のじんせいをほうふつとしてよぞらをみあげた。
よぞらにはきょおくのきらぼしがめいめつしていた。
なかんずくいつつのほしがさんらんときらめいていた。
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