第27話

 てっぷのきゅうをさとったようなしゅうそうれつじつのつらだましいで『じょせい』はつづけた。『あなたはいれぎゅらーとしてちゅうおうでんのうききかんりいいんかいにせんめつされるうんめいなのひとつだけたすかるほうほうがあるわわたしがここでふたたび『じさつ』すればいいわけあなたはわたしのでんのうじょうほうをちだつしたことはじじつだけれどでんのうけんしょうにいはんして『ししゃ』のでーたをさいげんしたつみにはとわれないはずよ』と。ぞうじてんぱいちんしもっこうしたのち『じょせい』はつづけた。『それともあなたもいっしょに『てんごく』にきてみないすばらしいところよ』と。ぼくはちちゅうしながらもこたえた。『いいよだれだってさいごにゆきつくのはそこだからね』と。『じょせい』はかんじとしてびしょうした。いわく『あなたらしいこたえねどこのうちゅうでうまれてもあなたはあなただわ』と。じじこんびなーとないにふくすうのにんげんがちんにゅうしてきたらしいけはいがした。『じょせい』は『ちゅうおうでんのうききかんりいいんかいねもうじかんはないわさいごにあなたとおはなしできておもしろかったわ』とびしょうしてつづけて『じゃあさようならわたしのでーたはみらいえいごうでんのうくうかんからしょうめつするでしょう』とまがおになった。ぼくも『さようなら』といってはなむけにてをふろうとしたとき『じょせい』が『なにか』をいおうとしたところできおくがとだえふたたびのうずいがけいれんするようなかんかくにもうしゅうされていしきがこんだくしていった。めざめるとぼくはまた『ほかのうちゅう』のぼくになっておりまた『ほかのうちゅう』のぼくになり『せいれきせんきゅうひゃくはちじゅうさんねんはちがつにじゅうさんにちうまれ』の『ひゃくおくのせかい』における『ぼく』になったのちえいえんのくらやみがおとずれた。

 ぼくはこんどこそ『しぬ』なとおもった。

 ここがひゃくおくのたびのおわりだった。

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