第7話 働く事を覚えた

18才、高校中退。一人暮らし。

必然的に家には仲間が大集合。

皆は、好き放題に私の家に集まって、ゲームして、楽器引いて、ドラッグきめて。

そんな毎日。


だけど、この頃唯一の変化は仕事をするようになったってこと。

人殴って脅してお金作るっていうのだけでは生活が出来ない事がわかった。


それでも、家の家賃や光熱費は親が払ってたから暮らしてはいけた。

家に電話も付けちゃってさ、本当立派になったつもりでいたんだよね。


そして、働くって言っても普通の仕事に着けるわけもなくて、

選んだ道はとりあえずラウンジ。


外見は自分でいうのもなんだけど良かったものだから、

ラウンジとかでも面接で大人しくしてれば問題なく合格できちゃう。


でも、仕事は嫌だったな~。

お酒作って、男に甘えて、何か貰って・・

水商売をなめてたっていえば舐めてた。


若いから何とかなるだろ!って思ってた。

現実は厳しかったけどね。


水商売のプロにはかなわない。

でも、太い客を掴めば何とかなるのでは?って思って、

少ないお客さんでお金使えそうな人とだけ仲良くしてた。


まあ、そんな状況でお店も3回くらい変わったんだけどね。

水商売で最後に努めた店で、あっちの筋の人が太客でついちゃって、

店の送迎があるんだけど、その車の後を付けてきてたわけ。


それで、店の送迎の車降りた途端声かけられて、

家についてこられて、関係を持つ事になった。


でも、どこかで切らないとリアル極道の妻になっちゃうもんだから

そんな勇気もないから居留守を使う事にした。


玄関のドア壊されたけど、何とかそれで縁は切れたから良かったよ。

さすがに極道の妻になる勇気はない・・


家のドアを思いっきり曲げられちゃって、その時家にいたのだけどたまたま一人だったの。


正直怖かったね。


あれだけ色々めちゃくちゃな事やっている自分でも怖かった。


まあ、それも人生経験だね!


そんなこともあって水商売もできなくなっちゃって、次に選んだのが風俗だったの。

そのお話はまた次回ね!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

少女~セックス&バイオレンス 白咲愛栖 @iceshirasaki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ