第6話 人をいたぶる事での快楽・・それは魔物だった

18歳っていう年は、本当に自分の中での分岐点となる1年だったと思う。


あらゆる薬物に手を出し、お金がなければその辺を歩いている人からたかる。

恐喝だね。

万引きは、その事はまあ普通の事だったからさ、現金欲しいから恐喝で収入を得てた。


そう考えると、パパ活とか援助交際とか健全と思っちゃうよ。

人にけがを負わせて収入を得ていたのだから、自分を傷つけているパパ活や援助交際している子は健全だなって思う。


10代って本当に何でもできちゃうからさ、生き方次第では無敵って勘違いしちゃうんだよね。


全然無敵じゃないし、どんどん罪重ねて体壊していくジャンキー。


この頃にはさ、20才の彼氏は警察に数回つかまってた。

でも、優しい人だったんだよ。


その彼の家で、一人の少年にリンチをしたんだけどさ、それが相手が関わっちゃいけない某国の戸籍の人だったの。


もう、この時は本当に殺されるのかな?って思った。


けども、リンチをしていた側の人の中に3人、その国籍の人がいたから救われたの。

それが無かったら、あの時に命はなかったね。


喧嘩する時には相手に国籍を聞くっていうルールが増えた。


国や宗教はがちで怖い唐木を付けたほうが良い。


その後、私も高校卒業の月を過ぎて4月に入ってから親が20才の彼の家の近くに1Kの家を借りてくれた。


本当に親ってありがたいと今では思うよ。

当時は、親不孝なもので「やっと家が出来た!」っていう感想だけ。


親も、家賃も光熱費も払ってくれてた。

まあ、払わないと強盗でもしねないと思ったのだろう。

あの頃の自分なら、強盗くらいならしてておかしくないからね。


そして、帰る家ができたのだけど、そりゃね、たまり場になるよね。

ごく当然のようにすぐたまり場になった。


皆でドラックパーティーして、出入りも自由っていう感じ。


でもさ、ここで私は働く事を覚えたのだよね。


まずは、夜の世界で働きたくてというか寝ないものだから夜の方がお金良いから一家と思ってそっちに進んだ。


でも、そこでも色々な事が起きてしまうのだよね。

本当に人生波乱ですよ。


でも、この頃は家がある幸せを得る事が出来たからね。

ちょっと幸福度は生まれたよ。


色々な先輩たちとの繋がりも、前以上に強くなっていったのはこの頃だった。

でも、自分がいたチームのリーダーってシンナーやドラッグNGなものだから隠すのに必死だった。


自分たちにとっては一番怖い存在だったからね。

知られたらどうなるか分かったものじゃない。


でもさ、今思えばわかってたんだろうなとは思うよ。


隠し通せるものではないからね。

まだまだ波乱の18才という年がつづくのだけど、続きは今度ね!

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