食べる——ここでプロテインをベタ褒めしておけば将来スポンサーとかになってくれかも? とか思いつつ2

 自炊でも外食でもコンビニ弁当でも、食事内容は何でも構いません。何でもいいから、食事をする上での必要ポイントをわかりやすくまとめてしまうのです。

(ただあくまで単純化なので、その人の好みによっては必要な栄養素が足りないという場合も出てきますが、さすがにその辺は各自微調整を)


 肉体作りで重要なのはなんといってもタンパク質。食品の栄養欄でこれを見る癖を付けましょう。買う時は何をおいてもタンパク質。これを習慣にしてしまうのです。

 あなたが活字中毒者なら造作もないことです。そうでないなら……まあがんばって。


 あと要注意すべきは【塩分・糖分・脂分】です。


 現代人なら、よほどのことがない限り塩分は足りているはずです。真夏の炎天下に出ない限りは。猛暑日に外出する時は、塩の小瓶を持ち歩くくらいでいいんですけどね。


 糖分も、よほどの運動量でない限り足りているはずです。この辺はさすがに個々人で事情が違うでしょうから、各自調整を。


 塩分も糖分も、まあそこまで神経質になることはありません。ちょっとくらい摂り過ぎても大したことにはなりませんから(継続的に摂り過ぎだとさすがにヤバい)。


 問題は脂分(脂質)です。これが実に厄介。


 だって脂ってうまいですからね。

 第6の味覚といえば日本では【うま味】ですが、肥満大国アメリカでは【脂の味】です。人間は本能的に脂分を旨いと思っちまう生き物なんです。


 肉から滴る脂の香りに抗える人間などいるのだろうか。いや、いない(反語)。

 セーブしなけりゃ摂り過ぎちゃうのも無理はない。


 だから食いもんを買う時に脂肪分(脂質)だけには注意するのです。

 これが極端に高い食い物は意識して遠ざけましょう。


 最初のうちはいちいち成分表を見るのが面倒だなーとか思いますが、じきに慣れます。

 いったん習慣化しちまえば、あとは流れ作業のように脂質の高い食品をパージする人間がそこに居るでしょう。


 ただ脂質いくら以上を機械的に排除しろって言い切れないところが栄養の難しいところでして。


 なにしろ人間の体型は千差万別。

 身長190センチのガチムチ野郎と身長150センチの事務職女性とでは、必要栄養素がまるで違います。身長の高低、体重の軽重、男女の差……さらに女性なら妊娠中かそうでないかで、必要数値は全く違ってきます。


 なのでここでは断言できません。

 ここでズバッと言い切れたら爽快なんですが、個々人の差を無視して言い切れちゃうやつは詐欺師です。なのでここでは言葉を濁します。


 必要な栄養は人それぞれ。自分が言えることは、ただ摂りすぎちゃダメな栄養素を指摘するくらい。

 それが脂肪分・脂質です。


 塩分・糖分は運動してりゃある程度は気軽に消費できますけど、脂肪分というのは実に手強い。

 なのでどれくらいなら摂っていい、とかも断言できません。人それぞれです。


 ただまあ一般的に加工食品には脂質が多く含まれている傾向があります。なのでファストフードやコンビニ食で済ますことが多い人は、ちょっと意識して脂質を避けた方がいいとは言っておきます。

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