第11話 ノベルピアで収益化は出来るのか

収益化を謳うノベルピアだが、実際に収益化に必要な要素を考えてみる。


1PVあたりの最大価格がデカい。(2円)


これは、競争が激しいWEB小説において効率を考えると非常に有益である。


体感としてカクヨムの10倍くらい。


潜在読者の母数はカクヨムの方が多いが、どうしてもマネタイズの事を考えると中堅作者はノベルピアに行くのは仕方ないと思われる。


読まれる為に必要な要素を考えてみる。


持続読者を考慮すると、やはり流行を取り入れつつ、マイナー向けの作品を作成する必要がある。


となると100話あたりで最低減は100PVは欲しい。するとブックマークは20倍は必要である。……難しい気がしてきた。


棲み分けの原則から、他とは一線を画す魅力的な作品が必要だ。


加えて、ランキングから推測するにカクヨム以上に男性率が多い為、ポイント評価も厳しくなるだろう。


だが、カクヨムと比較しても話数単価が非常に魅力的であるために、中堅層作家はノベルピアに移行する棲み分けが発生すると考えられる。


この仮説から予想すると、


数年後、マクロ的視点ではノベルピアの方が作品の質は上昇するだろう。


完全に善性に満ちた読者群はノベルピアでの閲覧の機会が増える為、書籍化作品の購買維持率も高くなるだろう。


ノベルピアの民度は、上昇するスパイラルになる。あるいは、破綻するかもしれないが俺の勘が『いける』と呟いている。


ノベルピアでマネタイズしたい作者は、まず第一に信用が必要である。なろう、カクヨム以上に、完結率は非常に大きな指針になるだろう。


完結させた作品を投稿する流れになるだろうから、ノベルピア投稿主の地力は高くなる。


マネタイズ出来る作者は更に増えるだろう。

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ノベルピアは”なろう系”にどのような影響を与えるのか ウミウシは良いぞ @elysia

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