第3話・初遭遇

 子どもたちが自然と眠くなる時間、宴も大人時間になり、酒を取り出して飲みだす頃。僕らは部屋に戻って魔法陣の設置を済ませ、さっさと床に就いた。

 お酒を取り出した大人たちの飲酒会は僕たちも誘われたし、セラも少し興味を持っていたけど、魔族のことを説明したら素直に部屋に戻ってくれた。


 鳥の鳴き声と朝の陽ざしに目を覚ますと、既に準備万端と言う様子のセラが立っていた。


「あ、おはよう、ジョン」

「ああ、うん、おはよう」


 今日の予定は、オーマス跡地の近くの村であるトス村に移動、村民に説明をしたり話を聞いた後に目的地に向かう。

 現地を調査して、何もなければトス村に戻り報告、その後、一旦リンド村に戻ってきてマジックバッグを回収して旅を再開させる。

 何かあった場合はそれの対処、対処に失敗した場合は何かしらでトス村に対処失敗の連絡をした後にリンド村まで転移で撤退。そういう流れだ。


 セラはもう出発できるみたいだし、さっさと出発するか。

 昨夜のうちに出発できる準備は終っている。マジックポーチを装備すれば準備完了だ。


「さて、行こうか、セラ」

「寝起きで大丈夫なの?」

「大丈夫だよ、これでもいつでも戦えるような訓練もしてはいるからね」


 一応僕もいつでも戦えるようにはしている。魔法学園の他に、騎士学校も卒業しているセラとは流石に比べられないが、それなりには動けるつもりだ。


「それじゃあ、早く出発しようか」

「あまりゆっくりするわけにもいかないけど、そこまで急ぐ必要もないから、 ほどほどの速度で移動しよう」

「えー、魔族が出たのなら急いで移動した方がいいでしょ」

「だから、昨日も言ったが、まだ確定じゃない。というより、むしろ本当に魔族がいた場合は罠の可能性が高いから、なおさら急ぎ過ぎない方がいい、慎重なくらいがちょうどいいと思うよ」

「うーん、ジョンがそう言うならそうするけど」

「ごめんね、後はセラが全力で急ぐと僕がついていけないっていう理由もあるから」

「そっか、まぁ、ジョンは後方支援がメインだからね。学園の魔術師にも結構そういう人いたし」

「いや、セラみたいに動ける人は騎士学校にもまずいないと思うんだけど」

「そうかな、そう褒められると照れるって」

「まぁ、褒めてはいるんだけど、そんなに照れることでもないと思うんだけど」


 アレックスに一言声をかけてから、僕らは村から出た。

 そこまで急ぐ必要はないと言ったけど、目的地まで結構距離がある。きっとまた走っているうちにどんどん速度が上がっていくことが想定される。止めれば止まってはくれるだろうけど、速度が上がるたびに一回一回止めるのも悪い気がする。

 少々勿体ないが、高品質の身体能力強化の薬を飲んでいこう。まぁ、想定外のルートにむかうわけだし、飲んで置いても無駄にはならないかもしれない。緊急時になったら、身体能力を高いに越したことはないだろうし。出来れば、無駄になるくらいには何も起きないでほしいものだけど。


「よし、じゃあ、走るよ!」

「まぁ、いつもより2割増しくらいには気を付けてくれると助かるよ」

「おっけー、任せて」


 王都を断った時同様に最初の方は良かったのだが、予想通り、セラの速度はどんどんと上がっていく。僕が追い付けているかを確認している節はあったから、こちらを気にしてくれてはいるようだった。だが、薬のおかげとはいえ僕が追い付けているからか、どんどんと速度を上げて行き、最終的にはもうちょっと速度をあげられたら全力で走らないと追いつけないくらいの速度になっていた。

 セラが、こちらの限界を見てその速度で加速を止めたのか、それともセラ的にその辺りがいくら走っても疲れない速度の限界だったのかは分からないが、その速度で走り続けたおかげで日が沈むより早くトス村に辿り着いた。

 結構な距離があったのだが、速度が速度な成果、あまりモンスターが飛び掛かってくるという子とはなかった。とはいえ、その所為か襲ってきた数匹がヤバかったのだが。

 まぁ、あの速度で移動している時に襲ってくるということはそれについて来られるということだし、当然と言えば当然ではあるのだが、それらを一刀両断して速度を落とすこともなく足を進めるセラは凄いとしか言いようがない。

 モンスターの素材は少し勿体ないが、持ってきた収納できるものは薬品などが入っているマジックポーチのみだ。少しならともかく死骸丸々を入れるほど用量に空きがある訳じゃない。それに、セラを追いながら切られたモンスターを拾うなんて器用なことは出来なかっただろうし、どちらにせよアレは回収できなかったものと割り切ることにした。


「無事に何事もなく到着したね」

「マーダーベアーに襲われて何事もなくと言えるのは流石だと思うよ」


 モンスターの中ではギリギリ中位といった辺りで、物によっては上位の下の方と同じくらいには強いモンスターだ。もちろん昨日倒した魔獣と比べれば数段落ちる相手だが、騎士なりたてみたいな人だと普通に重傷を負いかねない相手だ。


「でも、ジョンだってあれくらいなら何とかできるでしょ」

「……まぁ、出来るけど」


 セラのように通り過ぎ際に一撃とはいかないだろうが、無傷で倒すくらいなら薬品も特に使わずに倒せる自信はある。それはそうとしても、何事もなくという表現はしないだろうけど。


「それで、すぐに出発するの?」

「まぁ、せっかく高品質のもの飲んだわけだし、出来れば効果が残っているうち目的地に着きたいけど、すぐに出発したらこの村に来た意味がないだろ」

「そっか、じゃあ、ボクはこの辺りで待ってるから、要件を……」


 と、村の外で居座るつもりでいるらしいのセラの腕を引いて村の中へ入る。


「ええー、ボクがいる必要ないでしょ、どうせジョンが話すんだろうし」

「そうだけど、勇者の存在があると交渉が楽になるから来てくれると早く済む」

「なるほどー、ならしょうがないなー、付いて行ってあげる」

「ああ、助かる」


 素直に付いて来てくれるようになったセラを連れて、村長の元へ向かい話してみると、予想通り簡単に話は進んだ。

 魔族の噂はこの村でもありはしたが、本当に魔族がいるならどうしようもないと言う点と、そもそもオーマスまで半日は掛かる距離にあるということで村民たちは普段通りに過ごしていたらしい。

 噂が流れ始めたのは一月ほど前らしいが、出所は良く分かっていないらしい。そもそも、オーマスに行く者自体村にはいないので、恐らく行商をする者か、あるいは仕入れをするような商人ではないかとのことだが、どちらにせよ怪しくはある。

 やはり、罠は警戒した方がいいだろう。


「それでは、僕たちはオーマスまで向かいますので」

「ええ、なにもないことを祈っております」


 不安そうな村長を背に村を出ると、僕達はまた走り出した。

 今回は最初から結構な速度が出ているが、これは僕の提案だ。薬の効果時間的に万全に効果があるのはあと数時間といったところだったので、早めにオーマスについておきたかったのだ。


 日が暮れる前にオーマスが見える場所までたどり着き、僕達は一度足を止めた。


「あれがオーマス?」

「多分、そうだと思う」

「結構ぼろぼろだね」

「うん、師匠がひどいありさまと言ったのも分かる気がする」


 街を囲う壁は半ば崩壊しており、門を通らなくとも入れるくらいの場所がいくつもあった。街の中も酷いもので、多くの建物は完全に崩壊しており建材の山となっている。建物の体を成しているものもあるが、多くは何処かしら、特に屋根などが大きく破損しており、とてもじゃないが住めるような場所はほとんどない。


「どうする?」

「どうするって言っても、行くしかないでしょ」

「だよねっ!」

「なんで嬉しそうにしているかは分からないけど、気は抜かないでね、昨日の怪我程度じゃすまないかもしれないから」

「分かってるって」


 僕らは魔族を警戒し、こそこそと壁の隙間から街に侵入した。

 ざっと見たところでは特に魔法陣のような罠はなさそうだが、隠匿されたものまでは良く観察しないと分からない。

 セラは割とスッと進んでいくが、こちらとしてはヒヤヒヤして仕方ない。


「セラ、罠があるかも知れないから、もう少し気を付けてくれると助かるんだけど……」

「大丈夫、これでも結構気を付けてるから……少なくとも魔法的な罠はなさそうだし、物理的な物ならもし作動しても何とかなると思ってるから」

「魔法的な物はないって、なんで言い切れるのさ」

「まぁ、色々ね」

「……そう」


 セラがそう言うのなら多分そうなんだろう。別に嘘をついているわけでもなさそうだし、信用してもいいとは思う。

 でも物理的な罠はむしろ警戒しなくていいのは確かだ。ないと言い切れるわけじゃないが、そういうものの設置が難しそうな場所を選んで探索しているからであって、作動しても問題ないからではないけど。


「まぁ、相手側に察知されてもいいなら仕掛けた魔法を探るのは簡単だからね」

「ああ、なるほど」


 単純に魔力照射で調べているのか。

 結構な広範囲だし割と魔力の無駄使いだとは思うけど、確かに確実ではあるか。見つけたとして、相手にも察知されるので普通は他の手段で探るものだけど、まぁ、どうなるかはともかく魔族がいるならば察知されても、それはそれで問題ないと考えられるので、悪くはない手かもしれない。


「それはいいけど、あまり魔力を使い過ぎないでね」

「大丈夫、自前だから」


 セラはそう言ってコンコンとプレートアーマーを叩くが、それもそれで使い過ぎるのは問題だと思うんだけど。どうせこの辺りの魔力なんて戦闘が始まってしまえばすぐに使い切って、僕らは互いに手持ちの物から引っ張って来るしかなくなるだろうし。

 自力で魔力を精製できる魔族との戦闘ともなれば、魔力をいくら使うことになるか想像が出来ない。


「うーん、罠はなさそうだけど……いるのかな、魔族」

「どうだろうね、一応隅々まで調べてはいくつもりだけど……」


 できれば何も起きないでいてほしいという願望からくるいないでほしいという思いと、まだ撤退が容易なうちに魔族との戦闘を経験して起きたおいというところからくるいてほしいという思いは半々というところだ。


「あっ……」

「ん、どうしたの、セラ」


 急にセラが足を止めたので、僕も合わせてその場に立ち止まる。もしかしたら、魔法陣化何かを見つけたのかもしれない。


「……罠でも見つけた?」


 セラが横に首を振った。


「いや、それは違うけど……」

「違うけど……なに?」

「いやー、たぶん魔族を見つけた……かも?」

「……それは、魔力照射で?」

「うん」

「……そっか」


 ということは、当然相手にもこちらの存在も位置も知られていることになる。


「それで、どこにいるの?」

「あそこ、あの屋根が半分壊れている教会の中」

「なるほどね……」


 丈夫な建物だったのか壁や扉は無事なので、中までは見えないが場所は分かった。


「それで、どうする?」

「そうだね、もしかしたら話ができる相手の可能性もあるから、いきなり襲いかかるということは避けたいんだけど、危険性が分からないから……もしもの時は頼んでいい?」

「うん、任せて」

「ありがとう……それじゃあ、行こうか」


 一応、出会いがしらの攻撃に備えながら扉を開けて教会跡に入ると、そこには一人の男性が立っていた。

 だが、彼が魔族であることはすぐに分かった。その頭には、角が二本生えていたのだ。これだけなら獣人の可能性もあるのだが、セラが魔力を察知しているので、間違いなく魔族だ。


「ようやく来たか……」

「そう言うということは、僕たちのことを待っていた……つまり、噂は、あなたが流した、あるいはあえて目撃されるような行動をとった……そう言う認識でいいのかな」

「そうだな……噂は私が流したものだ、人間に化けて商人にここで魔族を目撃したから近づかない方がいいとな」

「なるほど……それで、僕たちになにか?」


 警戒はしつつも、戦闘態勢はとらずにそう問いかける。僕たちを勇者と分かっていて、あえて人間統治の土地で待っていたのだ、まだ敵とは限らない。

 全体的に魔族は敵だが、一部の種族は敵対していないし、全てが敵というわけではない。協力者の可能性も否定はできない。


「勇者は、君の後ろにいるお嬢さんでまちがいないかな」

「うん、ボクであっているよ」

「そうか……ふむ……」


 彼はセラを観察するように見た後、少し考え込むようなそぶりをする。

 そして、少ししたあと、セラの方を向きなおした。


「それで、なにか……ようかな?」

「そうだな、人間界にグラヴ様討伐の役割を与えられた印持ちが現れたと聞いてな……」


 その言葉を聞いて、僕たちは瞬時に戦闘態勢の一歩手前ほどに構えをとった。

 魔王の名前を様付けで呼ぶ相手だ、確実に敵とまでは断言できないとはいえ、ほぼ間違いなく味方ではない。


「じゃあ、ボクとジョンを倒しに来たってことかな?」


 セラはそう言ってついに剣を鞘から抜くが、相手の魔族は構えをとることもなくこちらの方を見るだけだ。


「まあ、そうだな……倒せる程度なら倒す……あくまでメインは偵察だがな……」


 そう言い切る前に、セラが斬りかかる。僕たちの正体を確かめた後、魔族でありながら、ここまで言ったんだ。冗談ではあるまい。

 セラが動き出すと同時に、僕もマジックポーチから薬品などをいくつか取り出した。


「おっと、なかなかに早いが、力はそれほどでも……」

「そうかな?」


 初撃は短刀のようなもので止められてしまうが、セラはそのまま剣を振り抜いて力で男を後退させた。

 かなりの力がかかったのか、踏ん張った男の足は地面を削り二本の線が出来ていた。それほどの力を受けて何事もないように立っているのだから、只者ではない。いや、魔族である以上、人間からしたらそれは当然ではあるのだけれども。


「なるほど、強化も入って単純な力はかなり上まで上がるようだ」


 そう言って、男がこちらを向くその瞬間、セラの左手から魔法が放たれた。


「フレアボム」


 火の二乗。その炸裂魔法は壁を破壊し、男を建物からはじき出した……いや、あれは自ら飛び退いたと言うべきか……


「苛烈だな、だが、その魔法では大して私を傷つけることはできないだろう」


 セラが、男を追いかけて外へ出た。

 それでいい、こんな建物の中では魔族相手にダメージを与えるだけの魔法は使いづらい。

 急いでセラを追いかけて外に出ると、魔法陣を刻んである木球を投げた。


「セラっ!」

「分かった!」

「むっ……」


 セラが一歩引くと、男は水魔法で壁を作った。

 それはそうするよな、だって木球には分かりやすく刻んであるからね。火と土の混合魔法。溶岩魔法の魔法陣が。そして、僕の合図でセラが後ろに飛び退けば、その魔法は溶岩魔法だと思って、水魔法で盾のようなものを作る者が多いだろう。

 だが、残念、これは光魔法の魔術具だ。本命の魔法陣は木の中に刻んである。


 木球が強い光を放つ。それも男の方へ向かって。


 本命の魔法は光を放つ魔法とそれを収束して一点に放つ魔法、そして、強い魔力反応の方へ向ける機能だ。

 この場で一番強い魔力反応を示しているのは、当然、水魔法を行使している魔族の男だ。

 あまり観察出来なかったが、彼が使っている魔法は恐らく魔族式のものだ、発動プロセスが現代式だろうが古代式だろうが、光は枯れの方へ向かったはずだ。


 光線が水壁に当たり、乱反射した強い光が男の目を潰しているだろうこのタイミングで、セラが剣に魔力を込めていく。

 魔力察知の魔法は継続では無く発動初期に単発起動するのみ、セラに光が行くことはない。


 男が光から逃れるために水壁を解除し、飛び出て来たのに合わせて、魔力の込められた剣が振るわれた。


「なにっ!」


 流石は偵察の任務を受けた魔族と言うべきか、隙を突いた攻撃だったはずが、反応は出来たようで短剣でセラの一撃を受けていた。

 だが、受け斬ることは出来なかったようで、砕けた短剣と共に後ろに飛ばされて、壊れかけの建物を完全に崩壊させるに至った。


「よしっ、大成功だね」

「ああ、上手く行ったね」


 これは、この一年で練習したいくつかあるコンビネーション技の内の一つで、初撃に丁度いいものだ。

 できれば、これで無力化まで持っていけるのがベストなのだが、流石にそこまでうまくはいかなかった。

 しかし、あの様子を見ている限り、それなりにダメージは与えられているだろうし、有利に戦いを進められるはずだ。


 ……―――そう思っていた。


「……っ‼ ジョンッ!」


 セラが僕の前まで飛んできて剣を構え、その直後に巨大な炎の波がこちらを襲ってきた。


「なっ……」

「はあああああああああ!」


 僕が驚いているうちに、セラは剣を何度か振るい、炎の波は消されたが……あの規模の魔法をすぐに放てるということは……男は致命傷どころか重症すら負っていない可能性が高い。


「ジョンから効果的な魔法消去を聞いていてよかったよ……、全消去したら魔力がどうなってたか分からなかった……」


 セラは安心した顔でそう言っていたが、戦闘態勢はそのままに、剣の切っ先を崩壊した建物の方へ向けていた。


「ふむ、この程度の魔法は振り払えるか……」


 その声の主を見て、僕は驚いだ。


 な……そんな、軽傷だと……


 そう、魔族の男は全体的に傷は負っていたが、行動に支障が出るような怪我はしていなかった。


「魔族っていうのは……随分と体が丈夫なんだね」

「なに、そこの勇者と同じで肉体強化を使っただけだ、君は使わないのか?」

「お生憎様だけど、僕たち人間は魔力を自力じゃ作れないからね、攻撃方法が魔法メイン僕は肉体強化に回すほど魔力に余裕がないからね」


 まぁ、その分は薬である程度は補わせてもらっているけどね。わざわざ言う必要はないだろう。もっとも、二人に比べると高品質の薬を使っても劣っているし、肉体強化と違って耐久面はそこまで劇的には上がってないから、あんな攻撃受けたら死にかねないんだけど。


「さて、二人してそれなりにはやるようだ。人間だと侮っていたが、なかなかどうして……新平程度なら普通に負けるかもしれないほどだ」

「それは、つまり、君なら勝てるってことかな?」

「ああ、油断すれば重症くらいの怪我は負わされそうだがな」

「なるほどね」

「だが、しっかりとその力をこの目にした以上それもない、諦めて私に討伐されると良い」

「そっか……でも、お断わりだよっ! ボクとジョンは君たちの魔王を倒さないといけないからね」


 そう言って、セラは剣を握りしめ、今一度魔族に飛びかかった。


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