くどさはなく、ほんのり甘い

主人公の慶子さんも鈴木君も、感情の起伏をあまり表に出すことなく、飄々と、淡々としています。
その分、周りにいる山路さんや福地君が(読者の代わりに)じれじれヤキモキしてくれて、バランスが取れているなと思いました。
ほんわかとした文体も、物語の雰囲気に合っていて良い感じ。
これは、キュンです。