付録

※00 すでにキマっている。

※01 忘れ物をした、というネガ要素。『彼女』のバッドトリップの要因の一つ。(持っていたら持っていたで親しくない人に絡んだりと大変なことになるので、一人でキメるときは電源を切って遠くに置いておこう)

※02 コミュニケーションならなんでもいい。近くにいる人とは信頼関係が無いとバッドトリップしやすい。

※03 1vLSD。合法(~2023年3月)。LSDは幻覚というよりは感情を増幅させるドーピングと考えたほうが分かりやすいかも。心のアンプなのだ。お金がかかるのでやりたくないが、大量に食うと自我の崩壊とか自我の死って呼ばれる、自分を自分で見下ろすような、幽体離脱みたいな体験ができるらしい(こわい)

※04 ここでは『僕』がガイド役。しかし下手すぎるガイド。励ますのはいいが、サイケに抗うのは厳禁。間違っても一人でキメるときに頑張ってはいけない。

(ガイド:トリップ体験の誘導役。基本的には話し相手だが、ラリってるやつは何を言っているのかよくわからないことも多いので、とりあえず頷けばOK。ガイドされる側は、いっぱいお話して、いっぱい気持ちよくなろう!)

※05 サイケを落ち着かせること。または中断させること。

※06 跳躍のある連想による救済。人生のステージが一つ上がる(笑)

※07 吸引紙。薬品を沁み込ませたもの。切手のように1シートに何枚も繋がっている。そこに書いてある文字はたぶん大豆インキなので安心。

※08 舌下経口摂取。舌の裏に入れて唾液で滲ませる感じでゆっくり吸収する。ペレット(錠剤)の場合は特に、やばいなと思ったら吐き出せるのでこの食い方をするべき。ちなみに、危ないのでガイド役がキメるべきではない。

※09 絶対厳守。バッドトリップであっても、自力で脱出するにはこれしかない。死ぬほどキツくて辛くとも、ポジティブを心掛けながら波に乗り続けろ。どんなに長くても8時間くらい耐えれば効果は抜けるぞ!

※10 バッドトリップの要因の一つ。ネガはダメ、絶対。

※11 Digital Analog Converter。楽曲データ(デジタル信号)をスピーカーで音として出力可能な形に変換する。アナログレコードとかでもない限り必須。

※12 アナログレコード。LP。

※13 レコードに刻まれた波形は、収録時間を長くしたり、高音を繊細に記録するために変換されているので、フォノイコライザで元に戻してやる必要がある。

※14 UltrasoneのEdition15 Veritas。

※15 S-Logic。耳の穴とスピーカーから出る音の穴の部分をズラすという、Ultrasoneの技術。音場が広く聴こえる。なんともオカルティックだが、ガチである。

※16 Ultrasoneのヘッドホンのこと。

※17 ヘッドホンメーカー、Ultrasone(ウルトラゾーネ)のこと。これは実在するメーカー。

※18 「落とす」にはいろいろやり方があるが、眠らせるのが一番確実。効かないことも多いが、甘いもので落とすこともできる。ポカリとか、チョコとかもいい。チロルチョコのミルクとか。

※19 疑心暗鬼になる相手がいないので、急にトラウマが湧いてくるパティーン。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ヘッドホン・スパイラル 志々見 九愛(ここあ) @qirxf4sjm

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ