【味方化済】『カミ殺し』ディアン/『賢き金糸雀』リート
【クラス】逸脱者
【名称】ディアン
【種族】人間
【性別】男性
【出現場所】不滅のメガロポリス全域。そのエリアに「カミ」の気配を感じたらしい。
【強さ】★★★★☆
【武器】
片手剣。刃には細かい魔術刻印が彫られており、「攻撃威力上昇」「耐久力上昇」「軽量化」「命中補正」の効果を与えている。
【特殊能力】
・カミ殺し
彼の攻撃は全て神性持ち、あるいは神の加護を受ける者に対する特攻になる。
・カミへの反逆者
相手が己より強い場合、自分の全能力値が上昇する。彼我の差が大きければ大きいほど上昇値も増える。
・魔光剣
ディアンは戦闘時、常に剣に魔力を込めて扱っている。これにより刻印の効果を強化できるほか、魔力を纏わせることで切れ味を強化したり、斬撃を遠方に飛ばしたりもできる。この能力を応用すれば、剣やそれによる攻撃に付随することなら大体なんでもできる。
・悪夢を斬る刃
剣に多量の魔力を込めて放つ斬撃。
相手が何かに憑りつかれている場合、相手から憑りついている者を切り離すことができる。峰打ちで使うと対象にかけられた呪いを解くことができる。また、ディアンの実力が相手を大幅に上回っていた場合、相手にかかっている加護を引っぺがせる可能性がある。
ただし凄まじく魔力を消費するため、乱用は禁物。
【容姿】
15歳くらいの少年。やや長めの黒髪と色白の肌、意志の強そうな黄色の瞳が特徴。
平常時はTシャツの上に黒いジャケットを羽織り、黒ジーンズをはいている。それだけ見れば現代っ子寄りの出で立ちだが、戦闘時や寒い時は黒いマントを羽織る。
【性格】
基本的には気のいい少年。正義感が強く友情にあつい、漫画の主人公みたいな奴。あと、地味にツッコミが容赦ない。
支配や独裁を心から憎み、虐げられるものを救うために常に動いている。特に「悪なるカミ」を心の底から憎み、抹殺しようとしている。彼的な「悪」の定義は「同意なく他者を支配し、虐げたり搾取したりして苦しめるもの」であり、本人の悪意の有無は問わないようだ。
そんなわけで基本はいい奴なのだが、「悪なるカミ」が絡むと暴走しがち。
彼がいた世界における「カミ」は、人々に憑りつき好き勝手に動き回る一種の上位存在。リア様のような創造神や、神話に登場する神々とは全く異なる存在といえる。善悪は個体によるため一概には言えないが、悪なるカミに憑かれた人間(通称「カミ憑き」)が支配階級に立ち専制政治を敷くケースが多い。
さて、ディアンは本来いた世界では「カミ殺し」と呼ばれていた少年。かつてディアンの父がカミに乗っ取られ、他のカミ憑きらと共に支配体制を築いていたこと、ディアンの剣の師匠がそれに異を唱え反乱を起こし、最終的に惨殺されたことが原因で、カミを憎み滅ぼそうとするようになってしまった。元の世界では既に結構な数のカミを倒しており、カミ憑きたちには忌み嫌われているが、民衆の間ではダークヒーローとして扱われている。さすがに現在は善なるカミまで襲ったりはしないようになったが、それでも悪なるカミに対する憎悪は未だ強い。
台詞候補:
「お前、困ってるみてぇだな。俺でよければ力、貸すぞ」
「なぁ、手ぇ組まないか? 折角同じ目的があるんだ。共闘しなきゃ損ってもんだろ」
「人を苦しめるようなカミも、その手先も、俺が殺す」
「ここで諦めて何が『カミ殺し』だ……! 諦めてたまるか、俺はお前を止める……絶対にだ!」
メタ情報:
VS完全者イベントへの参戦を想定したユニット。味方に引き入れてもいいし、完全者を倒すうえでのライバルとして運用するのもよいだろう。
性能は神殺しに特化しているが、それ以外の相手に対してもそこそこ戦えると思う。特にジャイアントキリングに定評がありそう。
「魔光剣」の能力が便利だと思う。シンプルに威力などをブースとさせる意外にも、斬った軌道をしばらくその場に残したりもできそう。その辺は各作者様のセンスにお任せします。また、「悪夢を斬る刃」は魔力消費こそ大幅に増えるが、効果も大きいため使いどころを見極める必要がある。
なお竜特効は持っていない模様。ここ重要。
いちおうリートの刻印で竜特攻を付与できないことはない……かもしれない……と思う。
☆★☆★☆
【クラス】逸脱者
【名称】リート
【種族】カナリヤ……のふりをした「カミ」
【性別】不明。どちらかというと男の子寄り
【出現場所】不滅のメガロポリス。たいていの場合、ディアンの肩の上にいる。
【強さ】★☆☆☆☆(潜在能力は★★★★★)
【武器】特になし。本鳥曰く「ただのか弱いカナリヤだよ! いじめないで!」
【特殊能力】
・カミの助言
ディアン(や、彼と共闘する主人公陣営)に助言を与える。助言の内容は具体的なものから格言じみたものまで様々。機嫌が悪いと雑な助言しかくれないこともある。だが彼の助言は常に的確なので、そこは信頼していい。
・危機察知
カナリア故か、ものすごく危機に敏感。不意打ちや騙し討ちに強いほか、周囲で起こっている事故や事件、罠の存在にも敏感。もちろん敵の気配も鋭く察知する。
・スーパー体幹
戦闘中もディアンの肩の上にいるが、それでも振り落とされない能力。本鳥は「体幹を鍛えてるからねえ」と供述しているが、たぶん体幹云々の問題ではない。
・刻印術
リートは刻印術の心得があり、アイテムに様々な効果を付与できる。ディアンの剣に刻印を施したのもリート。強力な刻印を使えば「カミ殺し」や「カミへの反逆者」の能力を他者に付与できる。
なお、刻印を施すのにもそれなりの時間がかかるのがポイント。何せくちばしで器用に彫ってるから……。
・潜在能力EX
仮にも上位存在たるカミなので、本来はだいたいなんでもできる。全知の力や即時全快レベルの回復術、味方の大幅強化などにとどまらず、その気になれば時間停止などのチートみたいな真似もできるかもしれない。
が、後述の理由にて余程のことがない限り使わない。
本当に余程のことがない限り使わない(大事なことなので2回)。
【外見】
なんの変哲もないレモン色のカナリヤ。普段は巧みに隠しているが、見る人が見れば彼の神性に気づくだろう。
定位置はディアンの肩の上。
【性格】
深い叡智を持つ賢者。カミが人を支配しようとする流れには反対しており、多少歪でも人間が悩みながら作っていく世界を愛しく思っている。カミを憎むディアンに目をかけており、何かとアドバイスしたり彼が暴走しかけたら止めたりしている。
だが、それを打ち消して余りあるほどにあざとい。自分の姿の愛らしさをよく理解しるうえ、お茶目さんな言動が目立つ。あざとい。
その正体は、ディアンに力を貸す「善なるカミ」。カミの中ではそれなりに重鎮。
だが、今回はカミとしての力のほとんどを封印して、ただのカナリヤとして参戦している。本鳥曰く「ぼくが無理矢理ハッピーエンドに導くだけの物語なんて、退屈だろう?」だそう。
今回は余程のことがない限り本気を出さないと心に誓っているため、ただのアドバイザー兼マスコットである。
台詞候補:
「やあ、ぼくはリート。よろしくね!」
「こら、ディアン。神だからってすぐに喧嘩を吹っ掛けるんじゃない。悪い癖だよ」
「ひどいっ! こんなに愛くるしいカナリヤをいじめるなんてぇ……うるうる」
「ときに悪は善の装いをし、善は悪の仮面を被る。そうでなくても善は悪に転じ、悪は善に変ず。でも何より厄介なのは、善も悪もそう簡単にはなくならないことさ」
メタ情報:
ディアンの相棒の鳥神様。ディアンのサポート役として参戦しているため、基本はディアンとセットで運用することを推奨する。(例外は応相談)
戦闘にはあまり関わらないサポート役としての運用が想定されている。他のキャラさんと交渉したり、主人公勢にアドバイスをしたり、ディアンの暴走を止めたりしてくれる役割。
戦闘に参加するより、ストーリーに花を添えることを重視したユニット。
自分の力がどれほど大きいか自覚しているため、本当の本当に世界が滅びそうな危機に陥らなければ本気を出すことはない。……そんな事態に陥らないことを祈るのみ。逆に言うと、本当にどうしようもない危機に陥ったら重い腰を上げてくれるぞ!
そんなわけでリート君の「潜在能力EX」使用権は【今回の自主企画の全期間で1回限り】にさせて頂きます。ご利用は計画的に!
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【動向と顛末】
カルマータの要請により廃都時空戦役に参戦。彼女により日向夕陽と引き合わされ、日向夕陽の希望により刻印を刻む。
(以下、ソルト様作)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885714804/episodes/16817330650570484512
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