【討伐済】絶望のデセプティア

【クラス】ボス

【名称】絶望のデセプティア

【種族】悪竜の眷属

【性別】女性

【出現場所】エリア8-3:王冠山脈の麓の街道。「ここなら屈強な奴らがわんさかいるだろ!」と思って、訪れる冒険者を狙い潜伏している。

【強さ】★★★★☆

【武器】ハルバード


【特殊能力】

・悪竜の血

 悪竜王の血を呑んだことで得た加護。デセプティアの場合は総合力が強化されている。他3人のように特定のポイントが大幅強化されているわけではなく、すべての能力値がちょっとずつ上がっている感じ。


・最強の自負

 彼女は己こそ最強と自負し、常にそう在るべく研鑽してきた。そのため普通の能力が普通に高くて普通に強敵。他3人のような個性豊かな技こそないが、能力値でゴリ押しできるくらいの総合力がある。


・異形化

 危機に陥った時やブチギレた時に出る強化形態。後天的に入れた竜の血が暴走し、人間と竜を無理やり混ぜたような歪な姿に変貌。体長が最大10m程度に巨大化するほか、身体のあちこちに竜の鱗ができて防御力が上昇し、竜の爪やブレス、尻尾による攻撃がメインの荒々しい戦闘スタイルに変化する。なんなら翼も生え、飛行能力まで獲得する。

 戦闘が終わって気持ちが落ち着くと通常の姿に戻るようだ。


【容姿】

 16歳程度の少女の姿を取る。長い金髪を下ろしていて、後頭部に大きなリボンをつけている。金色の目は自信に満ちていながらもどこか光がない。中国服に似た革鎧とミニスカート、ニーソックスとブーツを装備している。


【性格】

 荒々しい口調のオレっ娘。己を「最強」と称し、常に自信に満ちた顔をしている。他者を蔑み嘲笑し、己の強さを誇示するような言動が目立つが、実際強いから手に負えない。しかし本当は「最強である己」というアイデンティティに縋りついている節があり、そこを突かれると脆い。ガラス細工よりも脆い。ただし、あんまりにも精神攻撃をしすぎると異形化するので注意が必要。


 眷属になる前は冒険者で、圧倒的な強さを売りに圧倒的な戦績を上げていた。しかし強すぎたがゆえに悪評の標的となり、挙句に無実の罪を着せられ追われの身に。信頼していた仲間に賞金欲しさに身柄を売られようとしていた時、悪竜王に目をつけられ眷属となった。


台詞候補(通常時):

「はぁん? このオレに勝負挑むたぁ、その度胸だけは買ってやらぁ」

「そんなチャチな攻撃で倒れるほど弱かねーっての!」

「小物? だからなんだってんだ。文句言う奴は力でねじ伏せりゃいいだけだろ?」

「悪竜王陛下のお望みを叶えるのはこのオレだ! 他の誰でもねェ!」


台詞候補(暴走時):

「……もう、いい……全部、オレが倒す……」

「絶望しろ、絶望しろ、絶望しろ絶望しろ絶望しろ!!」

「否定されるのは! もう! うんざりなんだよッ!!」

「助けてなんて……! 絶対、言ってやるもんか……ッ!!」


メタ情報:

 眷属四天王の最強担当。

 シンプルに総合力が強い。どこか1点が飛びぬけているわけではないが、総合力が強すぎる感じ。異形化さえしなければ、強いがハッキリ言って面白みのないボス。

 異形化すると攻撃力・防御力ともにもっと強くなるが、図体がでかくなるのと狂乱しているため隙は多くなる。精神攻撃を多用すれば割と早い段階で異形化するだろう。


【動向と顛末】

営業マン・アノニオンとの勝負と交渉の結果、最強最悪の大犯罪者として逃亡劇ゲームを行うことに。

(以下、負け犬アベンジャー様作)

https://kakuyomu.jp/works/16817139557612090505/episodes/16817139558368181238


様々な犯罪を重ねて追われの身となり、最終的に米津玄公斎により討たれる。

(以下、南木様作)

https://kakuyomu.jp/works/16817139557864090099/episodes/16817330647993439280

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