【味方化済】悲哀のマルシャンス

【クラス】ボス

【名称】悲哀のマルシャンス

【種族】悪竜の眷属

【性別】男性(?)

【出現場所】エリア7-1:マッドシティ。その辺の魔獣を統率し、何かを企んでいるようだ。

【強さ】★★★★☆

【武器】大弓。前線はエネミーに任せ、後方で弓や能力による支援を行うことが多い。


【特殊能力】

・悪竜の血

 悪竜王の血を飲んだことで得た加護。マルシャンスの場合は思考能力と魔法の威力が一定数ずつ上昇している。以下の魔法の効果が通常より上昇しているほか、もともと才覚があった戦略眼・戦術眼も引き上げられている。


・裏返しの感情

 悲しみは傷を癒すための感情。“悲哀”を冠するマルシャンスも癒しの魔法を使える。主に共に戦うエネミーを回復させるのに用いる。


・プロパガンダ・ブレス

 言葉に魔力を宿し、聞く者の感情を刺激することで強化・弱体化を行う。味方エネミーに向けては敵への怒りや憎悪、正義感などを煽りより凶暴にさせる。敵に使用する際は戦いをやめさせたり、自軍に引き入れたりしようと語りかけてくる。


・涙の雨

 魔力を込めて弓を射ると、その弓が無数に分裂してターゲットに降り注ぐ。今までに倒れたエネミーが多ければ多いほど物量・攻撃力ともに増大する。


【容姿】

 20代半ば程度の男性の姿をとる。緩くカールした金髪を背中で括り、顔の上半分を覆う仮面を被っている。仮面の下には決して消えない涙の痕があるようだ。衣装はタキシードにマント。


【性格】

 穏やかで落ち着いた印象。中身もそれと違わず泰然自若としており、些細なことでは動じない。常に微笑みながら敵味方双方を観察し、的確な指示を出す軍師タイプ。敵に対しても敬意を払ったり、賞賛したりと、戦闘中でも余裕を見せる。

 常にどこか寂しそうな雰囲気を醸し出しており、他の眷属たちをよく思っていないような発言も見られる。一部では「悪竜王に対する反乱を企んでいる」と噂されているが、本人はその真偽については口を閉ざし続けている。

 最大の特徴はオネエ言葉で喋ること。理由は不明。


 眷属になる前は貴族の子弟だったらしい……が、それ以上の過去は謎に包まれている。マルシャンス自身が記録を抹消したらしい。悪竜王の手先となった経緯も不明。


台詞候補:

「あなた、こんなところで何をしているの? 間違って足を踏み入れたのなら今すぐ帰りなさいな。ここは危険よ」

「合理的なのはいいことよ? アタシ、必要な時しか手を汚さない主義なの」

「あらあら、こんなに血を流させて亡骸を生んでしまって……。勇者よりも悪竜王陛下の手先の方が向いているんじゃないかしら?」

「なんでそんなに消極的なのか? ……聞いてどうするのよ。情が移っても知らないわよ?」


メタ情報:

 眷属四天王ののオネエ様担当……もとい、頭脳担当。

 戦闘スタイルはとにかくめんどくさい。物量戦を仕掛けてくるわ、強化や回復でエネミーをねちっこく強化するわ、本体はチマチマ矢を射てくるわ、エネミーを倒しすぎると今度はマルシャンス本体の攻撃が強化されるわ、とにかくめんどくさい。頭が回るのと口が上手いのも相まってこの上なくめんどくさい。

 本人は比較的戦闘には消極的で、四天王の中では唯一話が通じる。あと装甲はそこまで固くないため、エネミーの攻撃を掻い潜って本体を攻撃してしまうのがベストだろうか。


 現代日本に生まれていたら詐欺グループみたいな裏稼業の司令塔になっていそう。


【追記】

 主人公勢の出方によっては悪竜王ハイネについての情報を教えてくれるかもしれない。一定の強さと、悪竜王による精神汚染にも負けない精神力を示せば、彼から打倒悪竜王のため協力を持ち掛けてくれるだろう。主人公勢はその手を払いのけ彼を撃破することも、協力し悪竜王を打倒しに向かうことも可能だ。


【動向】

 女神アリスこと叶遥加との一騎打ちを演じ、彼女の魔法により眷属としての力を喪失。その後は遥加、ならびにクレイジー・バッドデイらと行動を共にしており、宇宙大将軍ジェバダイアや時空竜オルロージュ、神造巨人ヴァリスとの戦いにも参加した。

(以下、ビト様作)

https://kakuyomu.jp/works/16817139557946491917/episodes/16817330647664644191

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