3-6を飛ばすなんてとんでもない。
ビビの一人称で紡がれた物語は、この3-6という主観的客観視によって盤石になるのですね。
ギルの評価はずっとビビの視点だったから、読者としてはそのバイアスに引きずられまいと注意していたつもりですが、彼の独白はこんなにも弱く、不完全さをひけらかす。
先生に恋慕したまま、歳を重ねた少年の姿が容易に目に浮かびます。
そしてビビは賭けに勝ったのですね。
作者からの返信
K様
ビビの一人称視点のみでやろうと思っていたので、ハンターパートは自分的にはルール違反だったんです。
それに分からない部分を、分からないままにしておいたほうが、スパダリでいられた……ゴニョゴニョ。
しかし盤石になったと言っていただけると救われます。書いて良かったです。
ビビが賭けに勝ったというか、ルークが賭けに負けたというか、勝ち目の無い戦いだったというか……。
編集済
ゔぅっ…………!!!ビビ!ラスト!疑ってごめんね!うっかり諦めてルークと結婚したかと思った!!
ギルバートを待ってたんだね!!!!!
後半までずっと、ノンストップで胸熱でした!!!!森に閉じこめられた孤独な薬師の少女が運命に導かれ森を出て、ついには戦の女神となって一国を救ったと思ったら、もう嬉しくて誇らしくて涙が止まりません!
たくさんの戦士たちがビビを慕って奮い立ったと思うと、その結果テオ死にギルバートが生き残ったと思うと、
そして最後に残った不安も吹き飛ばしてギルバートの心が決まったと思うと、
もう!!!おめでとう!!!
「泣き顔しか思い出せなかった」ビビの幻がついに笑顔になった時、馬を走らせたギルバートの姿。本当にかっこよかったです。兵士であり、護衛であり、一人の男である彼の生き様がそこでぱぁっと色づいたように感じられて……良かった、良かった……!!
そっと控えずぜひコメントを。とのことなので、控えず申し上げます!最高です!!!
作者からの返信
葦空 翼様
えへへ、ハンターと一緒にドッキリにお付き合い下さってありがとうございます。
コメントを拝読しながら、城を落とされて、もうダメだと最低に落ち込んでいた士気がビビの存在で「ワーッ」と奮い立ったところが、葦空 翼の目に浮かんだのだと思いました。書き手としてこれほど幸せなことはありません。
ラストはどうやってレナーテ村へハンターを帰してやろうかと思案していましたが、彼がビビに会いたすぎて、幻影見て勝手に走っていってしまいました。
ハンターさんの中で、ビビさんの存在はなくてはならないものになったのですね。
ハンターさん、次から次へと苦労の連続、
やはりそれを癒すのは、ビビさんだけかな。
作者からの返信
ポンポコ様
ハンターも結構早々にほだされていたような気もするのですが、離れてみて自分にとってビビがどんな存在なのかを再確認したところです。
戦場でお疲れの様子のハンターを、癒すことができるか!
次話、ビビ視点に戻ります。