拝読いたしました。
カズキの心の奥底に眠るものは、命への畏敬であったのですね。
それが小さな命であったとしても。
たゆね先生は認めつつも否定しているように見えるのが悲しいところ。
世の中では必要悪として認知されていることに対しても受け入れられないものは受け入れられない。
そんなカズキは、どのような世界を望むのでしょうか。
作者からの返信
おはようございます。
お疲れ様です。
コメントありがとうございます。
御言葉の通り、カズキの中にあったのは命への想いでした。
けれど彼はまだまだ子供。自分の想いと周囲とのギャップが葛藤となっていました。
たゆね先生はカズキの優しい気持ちを認めてあげたい反面、片桐誠という科学者を祖父に持ち自身も科学の道に進んでいたので、動物実験を否定するカズキに対し苛立ちに似た感情を覚えたのかもしれません。
この御話は明日で一旦完結となります。
長らくお付き合い下さり、誠に有難うございました。
宜しければあと二日、御一緒させて頂ければ幸いです。
カズキの心に溜まっていたものや背負ってしまったものはとても大きくて、一人では背負いきれないものでしょう。だからこそ、泉姉の言葉はカズキの救いになりますね。
カズキの味方は沢山いる。その事を受け止めて欲しいなと思いました。
作者からの返信
こんばんは。
お疲れ様です。
返信遅くなり申し訳ありません。
コメントありがとうございます。
仰る通り、カズキの小さな心では全て背負いきることが出来ませんでした。自分の全てを否定されるような現実で、ただ「生まれてきたことを認め喜んでもらえる」というのは何よりの救いだったことでしょう。
その言葉はきっと、カズキの望むセカイにも影響すると思います。