第2話

俺はともかく一息つこうと、一階入り口の自販機に

コインを入れようとする、ちゃりーん!おや?百円玉が自販機の下に

俺はそれをその場で腹ばいになって覗き込んだ、

ちっ、なかなか取れないな…取れない…、ビッビー


その時、車のクラクションが鳴った、

ち、うるさいぞ!ビッビー!うるさい!おい、お前のせいで

百円玉が、もっと奥の方に入っちゃったじゃないか!

見ると車が、私の体が邪魔で、

外に出られない状態のようだ、、分かった分かった、


百円玉を探しているのか?なら百万円やるよ、だから

どいてくれ!うるさいぞ、私の全財産の百円玉が、無いんだ!

探せ!分かったよ…!

その男は俺と一緒になって、自販機の下を覗き込む…、

そして百円玉をその男は取った、ほら

簡単に取れるじゃないか、ほらよ、ん?お前、

お前のその顔は、手配書の男、怪盗…えーっとなんだっけ


ほら立てよ、よし、それでいい、じゃあな!

三十円やるよ、それでジュースでも買え!待て、お前の

手配額、確か5000万円、俺はさっと拳銃を取りだして構えた、

しかし、見ると弾が入っていない!


しかし、そんなことはどうでもいい!

動くな、動くと撃つぞ!はあ、そうっすか…、すべてお見通しって

わけかい、、、隣の隣のビルに走らせたダミーの車のことも、

着せ替えた、俺の服と車のコートのことも

今回の事件のことは、すべてお見通し、

分かってたってことか、それじゃ、車はここに置いておくぜ!


さらば!そういうと怪盗インビジブルは

煙球をぽんと破裂させていなくなった…まさにインビジブル!

俺はその場に取り残され、車を守り切ったヒーローとして、

次の日に大金をもらったのだった、、、終わり

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【探偵もの】怪盗インビジブル事件 minim @minim92

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