異常なほどモテる男性と、その親友、そして元恋人のお話。
現代もののお話です。
恋愛劇……と呼ぶには少し趣が違う気もしますけれど、色恋や性愛を軸とした関係性や執着の物語。
最高でした。
人から人への思いの深さや大きさ、その形や有り様に触れることそのものの面白さ。
説明がとても難しいというか、仮に説明できたところでそうしちゃうのがもったいないくらいの読み出でした。
本当にざっくり極端なことを言ってしまうなら、究極的にはシンプルな三角関係そのもの、ということにはなると思うのですけれど、それでこれだけのものを浴びせてくれるのだから物凄い。
満足しました。文義くんが好きです。読み始めと読後で印象が全然違うところ。いや印象というかこう、なんか好きになってるというか……。
とても面白かったです。おすすめ。