第3話 表の顔
執行者には1人につき1人の監視者が付く、輝利哉にとっては彩がその監視者に該当する、彼ら執行者と監視者はそれぞれ表の仕事を持っており輝利哉と彩の仕事は探偵である、「今日は1人依頼人来る予定ですよ、学生さんとのことですが』依頼人は依頼人絶対に失礼のないようにしてくださいね」
「わかってるよ、しっかし学生がわざわざ探偵を頼るとはねまた猫探しとかじゃねーだろうな」不満げにこたえる輝利哉この探偵事務所の依頼は多岐にわたる殺人事件から、人探しに浮気調査などなど、だがここ最近の依頼は飛天的に平和な依頼が多かった、血なまぐさい世界に生きている彼からしたら慣れないことが多いのだ「さぁ、でもそろそろいらっしゃる時間ですよ」そう言うと同時にコンコンとドアをたたく音が聞こえた「どうぞー」彩の声と同時にドアが開くドアの向こうから現れたのは、髪をポニーテールにした女性が入ってきた、「し、失礼します、あのこちらの事務所へ依頼した
「私の依頼はその・・兄を私の兄を探してほしいんです!!」彼女の発言に素直な疑問をぶつける、「兄?ですか?どういうことでしょうか?」輝利哉の言葉に花蓮は顔をうつ向かせながら言葉を告げる「私には兄がいるんです、でも二年前に友人たちと登山に行ったきり行方不明になってしまったんです、それが最近偶然テレビで兄を目撃して、両親に伝えたんだけど信じてもらえず、なのでここの探偵事務所を頼ってきたんです」依頼内容を詳しく聞きしばし考え込む輝利哉そして顔を上げると「わかりました、その依頼引き受けましょう」輝利哉の言葉に顔を上げる花蓮、ありがとうございます!!と言いその後彩に引率され部屋を出て行った。
「しっかし人探しですかよく引き受けましたね輝利哉さん」輝利哉が素直に依頼を引き受けたことに疑問を訪ねる彩そんな彩に「別にただこの依頼なんかきな臭い感じがしたんだよ」と真剣な表情で答えた。
JUDGE鮮血の執行者 @janku0801
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