第17話 あとがき。
後書きです。
またまた書いてしまいました。
始まりとしては「20年越しの初恋。」を書いてすぐに貴子のこれからを考えて間違いなく龍輝がやらかすなと思った所から来ています。前回のあとがきで「あー…なんかチラッと見えたけどやめよう。」と書いたのがこの「冬の悲しい思い出は春の訪れとともに終わる。」です。
「20年越しの初恋。」で再会した昴と貴子ですが、昴は「戻った光。」で美空とようやく始まる事が出来ました。
なので貴子は昴との関係を取り戻しても、タバコを辞められず、そして美空と昴の仲に性格的にも割り込めるタイプではないので続編を書いても現状維持やゆるやかな停滞のような話になると思いました。
作中に少し出てきた鷲尾の話にあった、貴子の笑顔が1番だからと龍輝が言った件は書かずにスルーした鷲雄視点の話にあって、そこで龍輝は勝ち目のない戦いでも挑みたい。貴子の笑顔の為に頑張ると言って鷲雄に認められて亀川家の敷居を跨ぎました。
まあ田中の実家の言う事も間違いではないし、やはり息子が実家を離れて遠方で家まで持ったのに報われないのは気分悪い事でしょう。
私も私の息子が同じ立場なら「やめとけ」と言います。
まあ、それでも龍輝は良くてピュア、悪くてワガママなガサツ君なので「20年越しの初恋。」で貴子の夢に嫉妬をして喧嘩をしてしまい、薫との運命の出会いを手伝ってしまいます。
正直龍輝サイドは救いが無いので書きませんが、書くとしたら職場で新入社員として入ってきた若い子にガサツと思われずに「男らしい」と好かれて、つい貴子の事を愚痴ったら「奥さんより私が龍さんを愛してます!」となって…って…あーあ…。ネタが浮かんで来ちゃったよ。
そうするとドロドロの話だから書ききる自信がないってば…。
まあ皆様ご想像の通り、貴子はヤキモチを妬きません。龍輝はそれに凹みます。
そして一線を越えてバレても鷲雄からは怒られるどころか謝られます。
…んー…やめとこう。
こんな感じで書き上げた後の妄想で次が思いつくと書いてしまいます。
今回はタグを恋愛から現代ドラマにしました。
この話で1番恋愛になり易いのは貴子と薫ですが、流石にそれは人間関係のゴタゴタがあるので書きません。書けません。
貴子はハッピーでも薫はハードモード突入ですし、五つ下の娘とか荒れそうだし。
でもきっと本当に好きな人に尽くす貴子は甲斐甲斐しいでしょうし、恋愛に興味のない薫も歳の差を超越して行く事でしょう。
か…書かないよ!書けないよ!昴と薫の対決とか嫌すぎなんです。
後書きのあれこれ。
今更ながら私は完結させてから公開しますがすぐに続編を書きたくなってしまう。
なので今回並行して書いていたのは以前から気持ちが乗ったら書こうと思っていたおまけガーデンの「千歳とちとせ」を書きました。
セカンドガーデンを書く時は14歳だった千歳もついに26歳になってしまい、サードの後書きで書いたようにそろそろご高齢の方々が亡くなってしまう歳になったので書きにくくなってきました。
器用貧乏の方も、実は現在連載中の話の後に待っている外伝と完結編の後で新しい外伝として短編の未来編を書いています。未来編はある程度の完結まで構想はありますがそれを書くと本当に終わってしまって仮にミチトを気に入ってくれている人達には不評なのかもなと思ったりしています。
とは言え、完全新作はあまり書いていないので、どの作品とももう少しお付き合い頂けたら幸いです。
それでは。
2022/08/06
さんまぐ。
冬の悲しい思い出は春の訪れとともに終わる。 さんまぐ @sanma_to_magro
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