グラタンの季節


お腹が空いた。

冷蔵庫を開けると、グラタンの中央で何かが蠢いている。

初めてみた…小さいオッさん。

食事中の彼を邪魔しない様に、そっとグラタン皿を電子レンジに入れる。

レンジ強で5分。

小さいオッさんはバターの様に溶けていた。グラタンを一口含む。

結構癖が有るけど味は悪くないわ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

恥ずかしいので観ないで下さい。 恐山にゃる @osorezannyaru

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ