2月29日がエンドレスで続いていく。キーワードは一人の少女。 その少女の笑顔の裏の言葉はなんなのか?謎を感じながら、読み手も繰り返す日に主人公と共に惹き込まれていきます。 最後まで読むと、二人にとって特別な日であったのだと感じ、感動します。 優しい気持ちになりたい日にぜひ一読ください!
2月29日を繰り返す。3月1日はやってこない。卒業式の前日を繰り返し、主人公はそれに気付くが、他の誰も気づかないーーある少女を除いては。タイムスリップを知る少女との繰り返し、そして3月1日はやってくる。これは君の望んだ3月1日、これが君のしたかったこと。これは君にとって最善で、けれどもう一度の繰り返しがあるのなら、また違う結末を模索することだろう。この結末を見届けて欲しい。きっともう一度のやり直しを願いたくなる。ぜひご一読ください。
やばい‼ゲームだったらリセマラしたい。この展開がベストで、これが1番キレイだとわかっていながら。それでも登場人物なじゃい、私が望む結末のために、リセットボタンを押したくなります。主人公たち、優しいです。悲しいくらい優しくて、感情を揺さぶられます。出来たらみんな幸せであってほしいけど……そうじゃない現実がフィクションの世界でよりリアルです。応援します。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(204文字)