第14話 ジャケ買い、あるいはエジプシャンパーティーの巻

※実物の写真です。https://kakuyomu.jp/users/momeaigase/news/16818023212463584312


 う――ん、このLP持っているんだけれど(プレイヤーは持っていないという驚愕の事実は置いといて)、ジャケットの柄が違うのよね……。アレンジの違う曲も入っているし……。


 そんな風に、手元に同じ曲があるにも関わらず、再び同じLPをジャケット目当てで買ってしまう……。そんなことはないでしょうか?(最近、LPが再人気ですよね。わたしも好きなアーティストが再発売と聞きました。)


 因みに、わたしはLPのプレイヤーどころか、レーザーディスクの再生機も持っていないにも関わらず、全巻DVDセットを持っているのに、グラナダ・ホームズのレーザーディスク、ジャケットがカッコイイというだけで、購入して廊下に飾っています。


 仕方ないんです。ファンだから……。


 と、まあ、長い言い訳はさておき、話は去年のクリスマスまで巻き戻ります。(いまの現実から目を背けていないか? そんな声も、どこからか聞こえてきます……)


クリスマスコフレだった『ランコム・ルーヴル コレクシオン』アイ&フェイスパレットの話です。(以下、引用)



 ギリシャの詩人「コリンヌ」の彫刻が描かれた、アートピースのようなアイ・フェイスパレットです。メイクアップ クリエイティブディレクターのリサ・エルドリッジが監修した5色は、リシュリュー翼や美術館周辺の名所から着想を得ています。ハイライターのピンクは「パレ・ロワイヤル」、ペリドットグリーンは「ピュジェの中庭」、ライトアップされた「クールカレ」を表現したコッパー、彫刻が置かれた「マルリーの中庭」の大理石カラー。力強く輝く洗練された美と、自分だけの芸術を表現してくれます。


(引用終了)



 このペリドットグリーン、ぐりぐり塗ったら、クレオパトラになれるかもしれない……。


 残念すぎる感想をすみません。


 でもね、ペリドットグリーンは「ピュジェの中庭」! 

 しかも、他の色は、まあまあ使いやすい……っぽい? ぽいよね?!


 でもでも、もう言ってなかった? 自分に言い聞かせていなかった? もうアイパレットは、いまのがなくなるまで買わないって? あるものを使わないとって! もうメイクボックスは空きが少ないって?(メイクボックスに入るだけしか買わないと決めています。一応。)


 心の中で、天使と悪魔が葛藤することしばし……。ついにわたしは、ついにわたしは、ルーブルの芸術の前にひれ伏していたのでした。


 実物は結構ラメがキラキラしているのですが、オマケ目当てで購入した、とある美容雑誌には、今年の瞼にはキラキラを盛れ! 致死量ほどに盛れ! などと、少し恐ろしいことを書いてあったし、使い方が、いまひとつ分からないので、そのうちひとりで、おうち「エジプシャンパーティー」でも開こうかなと思ったりもしますが、もし、この緑色の上手な使い方を知っている方は、ご一報いただけると、とっても嬉しいです。




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