第3話 ハッピーエンドしか勝たん!!(※個人的主観です)

【サグラダファミリア系小説書きのプロット、そして救世主図録】


 師走に入った今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?


 ネット小説を書くときは、だいだい一話を2000字~3000字に収めるべし!!(と、聞いたのです。どこかで……)だがしかし、モネは計画性のない女。 食費を本に突っ込み、紅茶に突っ込んで、朝ごはんはMARIAGE FRERES/マリアージュ フレールのTOKYO IN LOVEでしのぐ(色はビックリしますが、おいしいので、是非お勧めです。)そんな女! 


 最初に立てたプロットなんて宇宙のかなた……ホームズシリーズなんて、キティ姉さんの結婚式を想像し、ティッシュで目から出る水を押さえ書き続け、気がつけばとんでもない文字数……。


「あああ――最終回、気が付けば6000字突破、どこで切ったものか……もういいかなぁ……いっか――、Goー!」などと、頭の悪いことをして、やめたはずのスイーツ食べ放題を、小説終了記念の撮影(この間、ジェレミー・グラナダ・ホームズのシリーズを一応ハッピーエンドでいったん終えました。)と称して、買い込んでは一日かけてひとりアフタヌーンティーをしていました。


 一応終了してもそこは『サグラダファミリア系小説書き』なので、ちょっと待って、ホームズシリーズは、基本的にグラナダを制覇していた方を前提に進めていたので、景色や服装の描写はすっ飛ばしているけれども……うん? グラナダご新規さま獲得のためには、もっと詳しく描写した方がよかった?


 そう考えだしたのは、ギピュールレースも捨てがたいわね……などと、キティ姉さんのウエディングドレスを考えるために『ファッションプレート全集』19世紀後期を眺めていたとき。……そう、もう、その時点で最終回を書いていました。遅い! 遅すぎる!!


 そう……プロットです。問題はプロット……。


 絵のデッサンを描くときは、クロッキーという、その前段階もあります。そして、油絵は何度も何度も上から重ね塗りもできます。そして、わたしは油絵でもないのに小説を書くとき、一応筋立ては考えているのですが、毎回脱線しては、「ん――、どこで間違った……」とかとか、書き直しを平気でやっております💦


 で、ふとした機会に頂いた質問で、「平安系、ヨーロッパ系、ヴィクトリア時代、切り替えはどうしているか?」というご質問を頂いたのですが、毎週連載、その上計画性がないので、もちろんそう簡単に、順番にアイディアは出て来てはくれません……。(そりゃそうです。)


 そこで、毎回切羽詰まったわたしは、無理やり時代を戻すべく、だいたい『ファッションプレート全集』や、その時代の絵画の図録を見たり、絵画鑑賞に行ったりしております。美術鑑賞は趣味です。


 あと絵画の図録とは面白いもので、その絵画にまつわる説明はもちろん、時代背景や、ちょっとしたヒントの宝の山で「ええぇ……ほんとに?!」とんでもない事実が隠れていたり、まったく違う時代ながら「あああ――来週こそ休載!」そんなときにヒントをくれます。(ホームズの話も、元ネタは17世紀のころの話も混じっていたり……)


 そんな訳で、まったく平安と関係がなかったり、マリア・テレジアと関係なかったりするお話を混ぜ込んで、正史からすれば、「ちょっと待て!」みたいなお話も歴史ものは多いのですが(一応、資料は山積みにしてはおりますが……)


『ハッピーエンドしか勝たん!!』


 そんな、そこだけは譲れない姿勢で書いておりますので、どうぞそのあたりは安心していただければと思います。(たまに、一話がどえらい文字数ですみません。)


 あと、小説を書いていらっしゃる方は、音楽をかけながら……そんな方も多いかと思います。ちなみにわたしは、作業中はやはりカッチーニのアヴェマリアなど、クラッシック系が多いのですが、気分転換には、YouTubeの映画予告を見たりしております。


 なかなか、忙しくて映画を見に行くまでの時間は……そんな方には、是非、映画の予告を見て、妄想にふける……そんな楽しみもお勧めいたします。(だいたい予告に外れなし!! 時間も短時間で済みますし、面白ければ劇場へ……)


 今回もお付き合いありがとうございました。

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