第3話 エッセイやノンフィクションは?
私は、情報検索はネットに頼りますが、Web小説も文学も、小説は紙で読みたい人間です。
自分でWeb小説を書いていながら、何ですが……。(だってネットほど簡単に、しかも、たくさんの人に読んでもらえる伝達手段はないですし)
情報をピックアップするだけなら、喜怒哀楽を感じる必要はありません。だから、調べものはネットでします。
ですが、エッセイやノンフィクションは小説と違って『フィクション(作り話)』ではないせいか、Webで読んでも紙で読んでも、差異は少なく感じます。私のように前頭葉優先人間でも、読みづらさは感じない。
脳の中での判定では、エッセイやノンフィクションは『情報』寄りなのかもしれません。
とはいえ、夏目漱石など文豪の小説も、Webでしか読んだことないって人も、たくさんいると思います。その小説が『つまんない』から、文学を読まない人が加速度的に増えている。
だけど、『文学なんか読んでも、つまんない』のは、もしかしたら文学を『紙』で読んでいないとか。
紙で読む体験が、少ないだけかもしれませんよ?(紙で読むことが習慣化するまで、脳は優先的に前頭葉を起動させようとしないので)
それが、だんだん紙で読むことに慣れてくると、Web小説とは、また質の違った感情の乱高下を、めくるめく喜怒哀楽のジェットコースターを、体験するかもしれません。
読書は実に安上がりで、自分の好きな時に一人でできる娯楽です。
そして、その暇つぶしの手軽な娯楽が、あなたの人生を一変させることもある。
それが本の、文学の威力です。
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