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このハワイ爆撃の結果、太平洋戦線以上に、欧州戦線に与える影響が大きいのではないかと思います。
・第一世代ジェット戦闘機の航続力では、(空中給油を連合軍が開発しない限り)どう足掻いても、英本土からドイツ本土までの往復が不可能
・P-51は橘花改に不利(≒Me262にも不利)
・B-17やB-24より明らかに格上のB-29が、ジェット補助推進と護衛のシューティングスターまで付けたのに壊滅した
これを総合すると「欧州大陸に上陸して飛行場を確保しない限り、ドイツ本土に対する戦略爆撃は、自殺行も同然」という結論が出てくるのではないでしょうか。
そうなれば、対独戦略爆撃を継続するかどうか、無理をしてでもオーヴァーロード作戦を前倒しするか、など、欧州戦線の推移も大きく動いてくるような気もします。
もちろん、何かの原因で(ヒトラーの無理解など)ドイツのジェット戦闘機開発が大きく遅延していれば、話はまた違ってくるのでしょうが。
(肝煎りの作戦が失敗して支持率低下に怯えるせいか、ルーズベルト大統領が、本来は対日戦より重要なはずの、こちらの問題を軽視しているのは、果たして日本にとって吉と出るか凶と出るか・・・
マンハッタン計画も、本来は対ドイツ用の計画なのに、太平洋戦線での使用が先に頭に浮かぶあたり、敗戦続きで史実より健康状態が悪化しているのでしょうか)
作者からの返信
ありがとうございます。
とても目の付け所がいいと思います。
ドイツ側で日本と同レベルの戦闘機や誘導弾が使用可能となれば、空爆の被害は間違いなく拡大します。アメリカに限らずイギリスもドイツとの戦いを見直さざるを得なくなるでしょうね。
でも連合軍も簡単には戦いを止めるわけにはいきません。ドイツが1939年以前のズデーデン併合、チェコ分割前に国境を戻すとか言ってくれればいいのですけどね。
戦略爆撃の先鋭ルメイ准将は早々に退場か。
ロスアラモス攻撃は開発中の富嶽になるのかな
作者からの返信
ありがとうございます。
いろいろ伏線のような言葉が出てきているのに、これで無関係な方向になってしまうとなんなんだ、と言われそうです。
やっぱり、その言葉が関係する方向にストーリが進んでいくのでしょうね。
アメリカによるハワイ島爆撃作戦が失敗に終わり、今までの敗北の記憶に怯えたルーズベルト大統領が作戦を中止してくれて良かったですよ。
B29の規模も60機と少なかったですしね。
これが、200機を用意されていたら
大変でしたね。
あるいは、次は120機、その次は200機なんて倍々に増やされていったら危なかった。
アメリカはそれくらいしてきそうですもんね。
ここではハワイ島まで3700kmもの遠距離
な事が功を奏しましたね。
ハワイで傷ついたらお終い。
生きて帰るのは難しいですもんね。
高性能な鍾馗も相手がB29では厳しいですね。
陸軍も迎撃戦闘機では震電を採用してほしいものです。
性能差のある戦闘機では生き残れない
過酷な戦場ですからねぇ。
B29の生き残りは地獄のような戦場を思い出して悪夢に魘されるかもしれませんね。
ほとんどの重爆が墜落したとなると
士気は最低に落ちたでしょう。
ルメイ准将が死んで良かったです。
彼が生き残っていたら士気を上げて、
対応策を練り、『今度は200機で爆撃すれば
必ず成功します。』って大統領に直言したかもしれませんね。
『300機で爆撃だ!』とか言い出すかも。
1人の人間の存在が戦争の行く末を変えて
しまうかもしれません。
敵としては恐ろしい男ですよ。
サイドワインダーの被害を抑えられて
良かったです。
心配だったんですよ。
作者からの返信
ありがとうございます。
今回は、なんとかハワイ島爆撃を食い止めることができました。B-29爆撃は、大統領の命令もあって、少しばかりあせって攻撃することになりました。
おっしゃるように、もっと多数をそろえるように準備していれば、結果はアメリカに有利だったかもしれませんね。
アメリカが次の攻撃を準備している間に、日本もいろいろな動きをしているようです。次の作戦はどのようになりますでしょうか。お待ちください。
ルメイは早々と退場したか。
まあ、こいつは戦後日本が勲章を叙勲した事実があるけれどどうも納得はできんかったからね。
多分墜死したんでしょうね。で、やっぱり多数の爆撃機を防ぐのはやっぱり無理がありましたね。まあ、高度10000に上がるのがやっとに比べたらジェットエンジンによりB29と言えども互角以上に戦えてますね。
で、サイドワインダーの当時の欠点がそのままという感じですね。まあ、レーダー誘導式のスパローの実用化は60年代だったはずですしね。まあ、地対空ミサイルではレーダー誘導式のセミアクティブホーミングが登場するかもしれませんね。
で、理化学研究所ということは日本でも例の兵器の開発が進んでいるという事なのかな。まあ、ウラン自体は人形峠に鉱床があるからそれを採掘して精錬して原子炉の燃料にですし、で、残りかすの劣化ウランもまた砲弾の材料にだからね。
で、メリケンでも同じく研究がすすんでるようですね。
もしかすると日本でU-2のような高高度単能戦略偵察機となる機材ができるかもしれんですね。すでに日本では与圧キャビンができないから苦肉の策として与圧面と与圧服によるパイロットの生命維持をやっていたりしますしね。
まあ、極高高度も届く地対空ミサイルが実用化されたら戦略偵察もなんだけどね。まあ、ドイツから弾道弾の研究データも技術交流で手に入ってるでしょうしもしかすると日本本土からアメリカ大陸に打ち込む弾道弾もあるかもしれませんね。
あと、これからジェット戦闘機がメインとなると耐Gスーツや与圧服、機材の方では射出座席なんかも実用化されつつなんでしょうね。
まあ、局地戦闘機「震電」や戦闘爆撃機「火龍」には火薬を使って風防を吹っ飛ばして座席も打ち出す緊急脱出装置が搭載されているのでしょうね。まあ、いずれはロケットモーターに置き換わるでしょうが。
ハワイ空襲作戦も流石に無差別爆撃はやれなかったようですね。
作者からの返信
ありがとうございます。
海軍の局地戦闘機はどうなっているのか、陸軍はジェット戦闘機を開発していないのかなど、いくつかのご質問をコメントでもいただいておりまして、それらの、新兵器が登場する章になりました。
ロスアラモスと理化学研究所は思わせぶりですよね。何かが裏で進んでいるのでしょう。説明なくこの単語だけで、注目していただいてうれしいです。
Gスーツや射出座席はいい視点ですね。戦いの様子を記述するのも精いっぱいで、そういった装備までなかなか手が回っておりませんでした。
伏線のような言葉がいくつか登場しましたが、さて次の戦いはどのようになりますでしょうか。
編集済
そういえば某兵器には思い至ってないのかな…
作者からの返信
ありがとうございます。
某兵器、最後の会話に関係している兵器ですんかね。
これからは、そんな兵器の登場する展開になるのでしょうか。
ルメイ退場!
軍人としての任務とはいえ、戦後にルメイ将軍に日本が勲章を授与したのは納得してないんですよね。
バーク提督とは違いますし。
ジェット戦闘機のみの迎撃とはいえ、やはり多数の爆撃機攻撃は防げないでしょうね。
それでも史実では上がるだけで精一杯だったのに比べれば。
サイドワインダーの当時の欠点がそのまま出た感じですかね。
レーダー誘導ミサイルはまだまだ先ですから、今後はどうなるか、楽しみです。
作者からの返信
ありがとうございます。
アメリカは史実よりもB-29の完成が早くなりましたが、少し準備が不十分で攻撃した感がありますね。
サイドワインダーはまだ初期の赤外線の方向に単純に向かうというもので、いろいろ回避策があって、それを利用された形になりました。
ル、ルメイーーッ!!