第11話 デパート(だまし絵)の街
ユーディーと少年はデパートのエスカレーターに乗っている。ユーディー走っちゃいけないよ!と少年。なんで俺がこんなワンピース履かなきゃいけないんだよお前の趣味か?とユーディー。
しかしエスカレーターはなかなか次の階につかない。登っているはずなのに、下っていく。
うーん。これだけ走ってるのにまだつかないのか。これは……だまし絵だ。特定の視点から見ないと、先に進めないみたいだ。と少年。エスカレーターの脇の壁に付いている絵画からは子供が飛び出し、エスカレーターの先の風景は、鳥になって消えていく。げ。上に行ったら俺たち鳥になるんじゃないのか?俺はもう帰るよ。しかし下って行っても下につくどころか、少年に再び会ってしまう。これならどうだ!ユーディーは素手で壁を叩き割り、先ほどの1階の女性と子供向けのファッションエリアへと落ちて行った。お前も早く来いよ!うわーと少年。僕高いところダメなんだよね。お前人工天使なんだろ、飛べばいいだろ。あの羽根、まだ壊れてるんだよね。では覚悟を決めて!受け止めてやるから安心しろよ!
ユーディーと少年はなんとかこの街から脱出した。
https://kakuyomu.jp/works/16817139557315447834/episodes/16817330658152795615
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