転職先は雲を作る工場でした。比喩ではなく、空に浮かぶ本物の雲です。主人公・忍が転職先のホワイト企業っぷりに翻弄されるのは、元社畜の名残。東雲製作所での仕事に、読者も忍と同じように期待せずにはいられません。穏やかな職場に吹き荒れる嵐の訪れ。某日曜劇場を見ているかのような手に汗握る展開を、東雲製作所はいかに立ち向かっていくのか。一癖も二癖もある登場人物達が繰り広げる、お仕事ハートフルファンタジー!