僕は可笑しい?
鴉外
自身について
こんにちは、こんばんは。
鴉外です。[からすがい]と読みます。
ええ、そのままです。
今回は僕のことをお話ししようと思います。
幼少期の僕は、女児向けアニメやピンク色とにかく可愛いものが大好きでした。
それがどうしてか、今は男っぽい服を着てどうにかして女に見えないようにと必死です。
なんでかはわかりません。思春期を迎えたあたりに、周りから見られている自分が女だと言うことに寒気がしたのです。胸が大きくなってくる、体力に差が出てくる、身体つきが変わる、全てが嫌で仕方ありませんでした。
ある日、学校でLGBTについての講習が開かれました。その中にトランスジェンダーの方のお話もありました。僕はその方の気持ちがよくわかりました。そして、講習会を開いてくれることがとてもありがたかったのです。みんなにこのような人が身近にいるのだとわかってもらえると思いました。
でも、現実はそこまで甘くはありませんでした。クラスに戻ると男子がふざけて、「お前ゲイなんじゃねーの?笑」と言い始めたのです。
僕は何も言えませんでした。もし、その人が本当にゲイだとしたらどう思うのか考えろよと、心の中で思っていても声に出ませんでした。怖かったのです。笑っているその目が僕に向いて、揶揄われるのが、馬鹿にされるのが。
その日から、絶対に他の人には言わないと心に決めました。だけど、心の奥に詰め込んでいるものが苦しく、痛いのです。誰にも、こんな僕を許してもらえない。そう思ってしまったのです。
これを読んでくださった貴方は、LGBTQについてどう思いますか。僕のような人を笑いませんか。思っていたことを書くことで、心が少し軽くなった気がします。
貴方の周りにいるかもしれない僕らのことをどうか心の端でもいいので、覚えておいてください。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
僕は可笑しい? 鴉外 @nekotatooru
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