未来を語った話。ユートピアなのか?ディストピアなのか?傑作です!!!

最初の書き出しで、早くも、この物語に圧倒されます。

【2000年代初頭には地球温暖化が加速度的に進み、気象の異常が顕著に現れはじめた。】

これは、既に、1900年の最終年代頃に『成長の限界』として、とっくに書かれ指摘されてきていたのです。それを、人類は、無視して、既に今現在のようになっています。

この物語は、更に、その後の人類の、未来を語っています。

一応、恋愛物での体裁ですが、そこに描かれている世界は、果たして、ユートピアなのか?ディストピアなのか?

皆さん、御自身で、この物語を読んで、よーく考えて見て下さいね。 

ただ一言だけ言わせて下さい。傑作です!!!