無神経な沈黙
いつから演じてきたのかもうよく覚えていない。ましてや最初から自分がどんな奴だったか、なんて。
ただ家の評判の為に、親の為に出来ることは何でもしてきた。たとえ、嫌いな兄と仲良くしてでも欲しかった物があったから。
でも、欲しい物は兄が奪っていった。
今までも、いなくなった後のこれからも。
色んな人の声や音楽が紛れた飲食店の喧噪にもう慣れてきた頃に、洒落た壁時計の針を横目に見ながらもうそろそろ休憩時間かと客から注文を聞いてからキッチンに向かう。
アルバイトも「友達から頼まれたから」と説明をしたら難なく父から許可を貰い、櫻森の姉の飲食店で働くようになってから、家で過ごすよりは夏休みを充実出来ていると思える。忙しなく出入りする客を見て、最初は不規則に見えた光景が今は店の常連客の顔を覚えたり、昼には小さな子供を連れた客が来やすかったりと少しずつ仕事をする上で何となく客層が読めるようになってきた。
一緒に働き出した伏見は全く人の顔を覚えない為に注文に手間取る事があり、家の手伝いで接客に慣れてる櫻森にからかわれていた。そんな二人のやり取りに呆れた櫻森の姉に咎められる光景も常連客から見れば、最早微笑ましいものだろう。
更衣室でスマホを手に取る前に伏見に声をかけられ、二人で昼食を始めた。何となく二人の時が珍しくて、これはこれで新鮮だなとぼんやり考えながら朝作ってきた弁当に箸を進める。
「大分慣れた?」
「いや、別に……俺、裏方がいいって言ってるのに接客は無理」
「注文取る人少ないんだから許してあげなよ。櫻森のお姉さん忙しそうだし」
「嫌だね。それより灰咲が接客のついでに雑談してるの見た。バイト初めてとか嘘だろ」
伏見にジト目で聞かれて苦笑する。初めてだよ、と返しながら遠くで聞こえた櫻森姉弟の声に耳を傾ける。忙しなく動きながら二人揃って楽しそうに話す声色。客の笑い声も混ざり、賑やかな店内が想像出来て、アットホームとは正にこういう雰囲気なのだとこっそりと目を細めた。
ああいうのが、本当に仲が良い普通のきょうだいの姿なんだろう。
「灰咲?」
不思議そうな友人の声に軽く視線を合わせる。普段あまり表情を変えない伏見の顔は暫く黙ってた自分を心配しているように見えた。
「――ああ、ごめん。楽しそうだなって」
何もないように微笑みながら、向こうを控えめに指差すとああ、と伏見は鬱陶しそうに呆れた溜息をつく。
「ただあいつも、お姉さんもうるさいだけだろ。知ってるか? あいつ、今度花火大会があるのに花火買って遊ぶ気だぞ」
「花火大会?」
「ん。夏祭りのあれ。お姉さんの方も調子に乗って沢山買ったらしい。姉弟揃ってマジかよ」
確かに毎年あちこちで夏祭りで花火大会を開くな、と振り返る。もうその時期がやってくるのかと、同時に律紀の顔を思い浮かべた。
――律紀、誘ったら来てくれるかな。
去年は実の件や受験も重なって花火どころじゃなかった覚えがある。実が生きていた頃はよく律紀達と四人で花火を見に行ってたっけ。時々円璃が「友達と見に行ったりしないの?」と実に聞いて「男友達と行って花火見ても仕方ないでしょ」と苦笑されていた。
まあ、自分も円璃に同じ事を聞かれたら癪だが実と同じ返事をしてたと思うけれど。
今年は、どうだろうか。律紀の都合もあると考えつつも、ほんの少しだけ隠れた欲が指先に滲み出てしまう。面倒そうな伏見に相槌をしながら、スマホに触れて画面の向こうの幼馴染に向けてメッセージ送信画面を開く。
『今年の夏祭りよかったら一緒に行かない? もう友達と一緒に行く予定が埋まってたら断っても大丈夫だから』
簡素に打ち終えて送信すると、ふと水族館での出来事が脳内で再生される。帰り道、律紀が知らない男に話しかけられていたこと。あの制服は水族館から少し歩いた所にある高校の物だったと思う。
どう見ても道案内が目的でなく、ナンパか別の目的の為に律紀に近付いていた。
突然話しかけられて戸惑っていた律紀を見ていたら、思わず笑いそうになったが隠しておく。困ってる所が見れて気分がいいが、それとは別の感情が男と律紀の元へ迷いなく足を進めていた気がした。何、俺の律紀に気安く話しかけてるのか、と。
あの男の名前は知らないが、念の為に顔を覚えておこう。律紀の隣にいるのは俺でいい。ただ今までとは違う新たな箱庭に放り込まれて、きっと誰もが試行錯誤して居場所を構築している最中なんだろう。それは自分も、律紀も例外じゃない。
もしも、夏祭り一緒に行けたらどんなに安心するか考える日が来るとは思わず、水族館の事があってから今までそう考えたことはなかった筈だけれどと、記憶の中にいる律紀から目を逸らす様にバイトや目まぐるしく変わる世間の情報に集中していた。
母さんが実を褒め称える声が弾んで聴こえる。
『本当にお利口ね。テストも満点だし習い事も頑張ってるから、今日の夜ご飯は実の好きなハンバーグにしましょう』
にっこりと微笑んだ母に頭を撫でられて「ありがとう」と実が嬉しそうに返す。その様子をリビングのソファーに座りながら眺めていた俺は興味失くすようにテレビへと視線を変えていた。
俺だって、テストも習い事も悪くないはずなのに、あいつと何が違うのだろう。
父さんが実に頼み事をして安心している。
『実はしっかり者だから父さんが留守でも家を任せられるな』
俺も家事の手伝いに慣れてきたのに、あいつだけが頼られている。
そうやって褒めまくっているけれど、弟を見下している「本当の実」には気付かない癖に。
だけどそれを口にするのは許されなかった。争い事を持ち込まずに周りの評判を気にしなくてはならない。そう。実の友人にも、俺の友人にも、円璃や律紀にも、親にも誰にも知られる事なく俺達は仲良く演じてきた。
『父さんと母さんをがっかりさせたくないだろう?』
部屋の中で目を細めて俺を責める様に笑う兄の言葉が、文句を吐き捨てようとした喉に焼き付いて離れてくれなくなる。
目の前の兄を越えようとして、努力を怠らずにいた。勉強も、運動も、人間関係も、非の打ち所がない様に上を目指していった。そうすれば母が自分にも期待を向けて好きな料理を作ってくれる気がして。父が自分を選択肢の中に入れて頼ってくれる気がして。「あの子」にも自分だけを見てくれるような気がして。
『お兄ちゃん、お願い。今日も勉強教えて』
でも、周りはいつも「灰咲実」に視線を向けていた。
何だか身体が怠い気がする。
今日は盆だから親戚の人達が家にやってくると父から突然聞かされたのは朝だった。櫻森の家に行ってまだ終わっていない櫻森の夏休みの宿題を手伝う予定だったが、親戚の話題の大半が実の存在に触れるだろう事と、それによって母の様子がどう悪化するか分からないから。
何も知らない櫻森には「急用が入ったから後日にさせて」と簡単なメッセージを送った。元々盆の時期だ。伏見と木屋は別の日に家族揃って帰省で、唯一身内の不幸もなく店が盆休みの櫻森だけが空いていた。夏休みの予定が変わる事は想定内とはいえ気が進まない。
この時期と十二月だけはどうしても実の話で埋まっていく。それでも両親や親戚の前で愛想良くして「仲の良かった兄の為に悲しみながらも生きる弟」を演じなくては、と了解の意を示す猫のスタンプが軽やかに表示されたスマホの画面を意味もなくこっそりと静かに眺めている。
「それにしても央くんはますます実くんに似てきたわねえ。丁度同じ背くらいじゃない?」
飛び込んできた叔母の声に視線を変える。無邪気に懐かしむ様に目を細めてこちらを見る笑顔に曖昧な笑みで返す。
「そうかな?」
「髪切ったらもっと似ててもおかしくないぐらいよ」
「今実くんと同じ高校なんだって? 実くんの為に頑張ってね」
次から次へと聞こえてくる親戚の声。この先もそうやって同情や自己満足を混ぜながら、同じ言葉を投げかけてくるのだろう。
母はというと台所で父と話をしながら、父が買ってきた緑茶や紅茶をコップに注いでいた。表情は暗いが父や親戚に支えられているおかげか、実の命を奪った加害者に対して恨みを漏らす事で精神は安定しているようだった。
父も母も世間体を気にしてきた結果、人望に恵まれて今日まで来ているのだろう。実も多くはないが今でも実に関わった人達が死んだ後も実を思い出して悲しんでくれる。誰も彼も裏側なんて気にしないで。
実の為に、か。
俺は何もかも奪ってきた実なんて嫌いなのに。
変わらない日常を示す様に、近況を伝え合う人々を目の前にしてぼんやりと倦怠感を引きずる体に釣られたのか、さっさと早く今日が終わらないだろうかとこの場に似合わない思考や感情を薄らと抱き始めていた。
少しずつ自分ではどうしようもない感覚に沈んでいく。それでも誤魔化してきたのは、実の存在が大きかったから。
どう過ごしても、親にとっては期待が大きくて自慢できる子供は実で、それは実を失ってからも変わらなくて、その現実の奥にある物に気付いてはいけないような気がした。
こいつらも早く不幸になればいいのに、と心の中で強く強く願う。
『うわ、今年も人多いね』
円璃がぼやくと実も同調して苦笑いする。恒例の花火大会とはいえ、こうも子供連れだったり犬を抱いて連れてる人も多いとなると元々賑やかな雰囲気に拍車をかけて花火を見るのも一苦労になるだろう。そうなることを見据えてわざわざ早めに来たつもりだったが、流石に同じ目的で来てる人も多かった。
『じゃあさ、俺達で花火が見やすい場所取っておくよ』
『私達は飲み物買ってくる。何がいい?』
『折角だしラムネにしようかな。央もそれでいいよな』
こちらに微笑んでくる実に笑顔で頷く。それから、実と円璃がああだこうだの話し合ってるのを聞きながらぼんやりと突っ立っていた律紀に声をかける。
『疲れてない? 場所取ったら休めるしこっちに来てもいいけど』
『大丈夫。お姉ちゃん一人になっちゃうし』
円璃は一人でも迷子にならないだろうから大丈夫そうだけどな、と言いそうになったが心の中で思っておいた。そんなこと本人の前で言えば何か言われそうなので黙っておく。
『そっか。でも疲れたらちゃんと兄貴と円璃に言いなよ』
『うん、ありがとう。央くん』
お互い用が終わったら連絡をして合流するという形になり、それぞれ二手に別れた。屋台を大体把握しておく時間も必要だから、後で四人が揃うのは更に時間がかかるかもしれない。
行列から抜けて少しまばらになった所で、実の声が飛んできた。
『――来年』
『ん?』
『来年は、海かな』
突然何の前触れもなく、そんなことを言い出すのは珍しく感じた。家にいて二人の時に言うならまだしも、普通の雑談でもするみたいに大勢の人混みの中で実が未来の予定を口に出すなんて事はあまりなかった筈だ。
ただ去年は実が受験、今年は円璃が受験の年であまり頻繁に遊びに行けない年でもあったし、花火大会も今年最後に四人で出かけるつもりでの外出だった。今年も結局海には行かないだろう。――ただ。
『はあ? 来年は俺と律紀が受験なんだから無理だろ』
『……ああ、そういえばそうか。お前はともかく律紀ちゃんには頑張って欲しいしな。いい子だし』
『何だよそれ』
『言ってる意味、分かるだろ』
冗談でも言いそうな声色の実に呆れて、多くの人がいる手前、それ以上は聞かなかった。万が一知り合いにでも聞かれたら困るような言葉を言いたかったのだろうなと理解出来る。だからこそ、実に腹が立った。
どうしてもこいつを越えてやりたいのに、上手くいかない。
真っ白な白衣を連想させるロングジャケットの背中を眺めながら、後ろめたい事でもあるかのように足を進めていた。
――あの時、四人で過ごした最後の夏だった。
「今日、日曜とはいえなんか客多くないか?」
バイト先の更衣室で不満そうに漏らす伏見の声に確かに、と首を傾げる。今日は近くにイベントでもあったっけと考えながら制服に着替えると既に店の手伝いを始めていた櫻森がひょっこりと更衣室の扉の隙間から顔を覗かせた。
「今日から期間限定の先着で姉ちゃんがお試しに冷麵スープとデザートのかき氷入れたせいだろな~、反応良さそうだったらレギュラーメニューに追加するって。SNSにも写真上げてたし」
「いや拡散力えぐいだろ」
「めんどくさがりの優唯には丁度いい修行になるじゃん」
「こんなことなら図書室で本の返却作業でもしてた方がマシ」
いつもの二人の会話を適度に聞き流しながらスマホに表示された時間を見る。丁度、昼食に差し掛かった時間帯でもあってか外にも軽い列が出来る程混んでいた。これは思っていたよりも大変そうかもしれない。確かに人手が欲しいのも納得だった。
「まあ、でも伏見も大分最初の頃よりは慣れたんじゃないか?」
「そうそう、優唯にクレーム入ってないし良くね?」
「灰咲はいいとして、お前は後で覚えとけよ。最悪」
溜息と冗談混じりの声と共に更衣室を出る伏見を見送り、再びスマホに視線を変えた。一日に数回流れるニュースの通知。ビルでの立て籠もり事件の続報、野球の勝敗、ファッションの新販売のお知らせなど様々な一文がずらりと無機質に流れてくる。
今日もいつもと変わらない一日になりそうだ。
急かす櫻森の声に応える様に、スマホをポケットに入れて更衣室を後にした。
賑やかな声を聞くのは嫌いじゃなかった。寧ろ物音や雑音に紛れて自分も大勢の内の一人に混ざった様で、居心地がいい。
人混みの中に、何も知らない人達に、紛れていると何も気にしなくて済む。この瞬間だけは、誰もが他人に視線をやることもなくそれぞれに自分の時間を歩いているからだ。
――それだけで今、俺は他でもない自分を生きてるのだと思える。
夏休みの間とは言わず、時間が空いたら手伝ったり他のバイトしてもいいかもしれない。色んな話を聞く為にも、なるべく人の声が聞こえる場所がいいだろうと考えながら注文を聞いていると、聞き慣れた声が飛んできた。
「すみません、こっちも注文を……って、あれ?」
声がした方向へ振り向くと驚いた眼で此方を見つめるのは円璃の姿だった。向かいの席には律紀が座っていて、きょとんと小首を傾げている。
そういえば、バイトするって話をしてなかったなと思い至り、円璃の表情に納得がいく。もしも律紀に話したら恐らく自動的に円璃にも話が繋がるだろうが、まさか偶々働いている日に二人がこの店に来るとは想定していなかった。
「なか、その服どーしたの。バイト?」
「友達の頼みで夏休みの間手伝ってるんだよ」
「友達って?」
今度は律紀が不思議そうに聞いてくる。夏に合わせたのか涼しげなパステルピンクのひらひらしたワンピースを着ていて、いかにも「可愛い」を表した女の子の服装で相変わらずだなとこっそり思った。
「櫻森。あいつの姉がこの店開いてるんだ」
そう答えながら友人達の様子を思い描いた。櫻森はそもそも姉と一緒にキッチンにいて気付く様子がないし、接客対応してる伏見は遠くの席の近くにいて杏姉妹の存在に気付いているのか、いないのか分からなかった。まあ、気付いたとしてもこの場では同級生ではなく店員として嫌々ながら接するだろうけれど。
「ほら、今忙しいから注文聞くよ」
「えー、仕方ないなあ。私はスパゲッティとアイスコーヒーで、律紀はサンドイッチとジュースでいいよね?」
「うん、オレンジで」
二人の希望した物を注文伝票に書いておいて、確認していく。いつもは客として注文をする側だったのだが今回は店員として客との境界がある事に新鮮味を感じた。
別にバイトしている事を二人に隠していた訳ではないけれども、何処かで話す必要もない事も年が経つにつれてどんどん増えてきたのは自覚していた。元々、実も自分も親から受けた影響であれこれ何でも人に話す性質ではなく、「必要なこと」や「話していいこと」だけを雑談の中心に入れて、そこから当たり障りのない様に膨らませていった。
だから「仲の良い兄弟」が「仲が悪かった」なんて、二人は知らない。ずっと弟は兄を憎んでたなんて、知っても今後の態度に困るだろう。
せめてこの二人の記憶の中では「仲の良い兄弟」のままで完結していてほしい。昔の写真を見てしまった円璃にはよくある昔の黒歴史として釘を刺しておいたけれど、無暗に何の理由なしに律紀に話さないでくれるだろうと思っておく。
「じゃあ、ごゆっくり」
いつもの様に笑いかけてその場を去る。また色々な客の声が混ざって聞こえて、少しだけ安心出来た。その中から誰かの不満や不幸の声が拾える事を願って、今は慣れた仕事に集中する。
俺達の事情は俺達にしか分からない。
高校に入ってから櫻森達にさえ家族の話は一切してないし、ましてや家族構成に関わる話題をあえて避けていた。どうしてもという時には当たり障りのない返答をして誤魔化してきたけれど、まだ実に関わった同級生や教師が学校に在籍している以上それも長くは続かず、何らかの形で知るかもしれないだろう。
それはそれで仕方ない。交通事故で家族を亡くしたなんてわざわざ自分から話をしないし、しょっちゅう入退院を繰り返している妹を持つ木屋でさえ詳しいことまでは話していない。妹の心配はしていても「辛い」とか「悲しい」までは言わない辺りそこら辺にいる兄らしい言動を心掛けているように見えた。
だからこそ、誰もが自分の人生の為に与えられた役割を果たそうとして生きてるのだと思う。
律紀も円璃も、櫻森達ですら、誰もそんなこと意識して考えもしてないんだろうけれど。
少しずつ、幼馴染や友人に話せない事もまた増えてくる。「周りの知る灰咲央」でいる為にも、話す必要がないから。話したところで何かが劇的に変わってくれる訳でもないのを知っている。
――あの日の夜の様に。
胸の中に溜まっていた何かを掻き消して、忙しそうにしている友人達に近付いて笑いかけた。
薄氷 源彩璃 @minamo_0
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