ぼくは神さまを知っている
「今週はこの役ね」と表情を変えずに彼女は配役を渡す。神さまっていうのは彼女みたいな人だとぼくは思った。服を変えるみたいに違う設定を与えて、性格を変えるたびにぼくだなんてものはすぐに見失ってしまって、最初からなかったことになってしまう。それでいつの間にか金曜日を迎える。
金曜日のひみつ倶楽部 鵲 @topplingdoll
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。金曜日のひみつ倶楽部の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます