出会い編⑦
蓮が教室に入ると、もう既に半分以上の生徒が揃っていた。自分の席を探す時も、何だか居心地が悪かった。クラスの中に、私と同じフィールドに生きる人間がいない。私とクラスメイト達との間には、異世界と呼べる程の距離があった。
それは蓮の思い込みなんじゃないか、と考える人もいるだろう。でも、私がいると周りはいつも気まずそうにしている。それは見間違いとか、勘違いなどではなく、歴とした事実だった。
−tea− ごぜん @am05
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